大学在学中に公認会計士試験に合格し、30万部ベストセラー『会計のことが面白いほどわかる本』を26歳で生み出した俊英・天野敦之の新境地!
外資系コンサルティングファーム勤務時代にベストセラーを執筆し、証券会社の投資銀行業務を経て独立した著者が、理想と現実の狭間で暗中模索の末に気づいた“働くことの本当の意味”を寓話に託して表現する意欲作。
ひたすら利益を追求するばかりで誰も幸せになれない私たちの社会の行き着く先を見据え、“ビジネスや企業の新しいあり方”を提示する。
舞台は、ある温泉街の老舗旅館「クマの湯ホテル&リゾート」。
2代目社長のクマ太郎は、旧態依然とした経営を立て直そうと、ビジネススクールで学んだ手法を導入。
ところが業績は一向に改善せず、断行したリストラも状況を悪化させるばかり。
「どうすればよいのか」自問自答をくり返し、答えを模索する毎日が続く。
そんなドン底状態で、ある事件が起きる。その先にクマ太郎の気づいたものとは……。
「成功や利益を追いかけているけど、果たしてこれでいいのか」
「働けば働くほど何かを失うような気がする」
このような疑問や矛盾を感じ閉塞感を抱いているビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。
福島正伸さん、山田真哉さんはじめ、各界著名人絶賛!