江本マシメサ先生の作品が好きです。あとがきで、こちらの作品(本編)がデビュー作だと知りました。雪深い、田舎の村なので、毎日一生懸命働かなければ、大変です。けれど、森のベリー狩りや冬の保存食作り、木製や布製品の手作りなどが、異国人・ジークの視
点で、愛おしいものを語るように描かれており、涙が出そうになりました。この短編は、まだ2人が(仮)夫婦の時代なので、より一層、素敵に感じるのかもしれません。日々の生活を1年を通して、2人で作業することにより、お互いなくてはならない存在となっていく過程がとても良かったです。
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