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ライトノベル
吉夢結
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吉夢結

400pt/440円(税込)

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作品内容

数学者の菊竹眞芳は樹の精の山査子、山茱萸と暮らしていた。
彼は夢で昔の教え子で医師の穂村東里と出会う。
穂村は自覚はなかったが「病の魔」を封じる力を持つ医師であり、そのパートナーとして支える役目を菊竹が担うことが運命づけられていたのだった。

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  • 吉夢結

    400pt/440円(税込)

    数学者の菊竹眞芳は樹の精の山査子、山茱萸と暮らしていた。
    彼は夢で昔の教え子で医師の穂村東里と出会う。
    穂村は自覚はなかったが「病の魔」を封じる力を持つ医師であり、そのパートナーとして支える役目を菊竹が担うことが運命づけられていたのだった。

レビュー

吉夢結のレビュー

平均評価:4.6 5件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 真逆の2人
    ピーノさん 投稿日:2023/7/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 樹の精に育てられた菊竹。彼には夢で2度あう相手がパートナーと決められていて、昔の教え子がそうなんですが。 菊竹先生は、淡々としていて、感情があまり表にはでない感じだけど、東里に対して、ちょっとずつ甘くなってくるのが、よかったです。 これから、魔と戦うにあたりの準備的なところで、前作の花晶や、史彦もでてきます。 続きが楽しみ。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 花晶奇譚シリーズ
    たい焼きさん 投稿日:2022/11/14
    【このレビューはネタバレを含みます】 香りが立ち込めるような素敵な表紙で世界観に没頭。更に楽しくなってきました! 今回の主人公は菊竹眞芳(アラフォー数学の研究者)と穂村東里(医師:循環器外科)。二人は教師と生徒という立場で東里が高校生の時に出逢っていた。眞芳の夢で2回目に会った人と生殖活動をすることで生涯のパートナーとなる。それが東里だった。(タイトルの『吉夢結』の意味ですね)眞芳は祖父母が樹木の神に仕えていた末裔同士ということで樹木の神に守られている。眞芳の両親共に『魔』に命を奪われたため、樹木の神に遣わされた山査子(さんざし)・山茱萸(さんしゅゆ)という樹木の精(男性)が親代わりとして育てた。東里は薄い関係だが火の一族だという。 東里は医の神に選ばれた者で『魔』と向き合いそれを封じる医師で、東里を支えることが眞芳の役目。東里の夢の中で行き場のない未消化の『魔』に対する知識を見極め指先で触れて組み合わせ彼に吸収させるのだ。眞芳がこうして頭の中を整理した翌朝はいつも東里は目覚めが良くやたら元気で上機嫌になる。 また眞芳は花晶達に協力して『魔』に関するデータを三次元表示することにも注力している。 大体このような内容でしょうか。これから『魔』に向かってどう対処していくのかという準備段階で本作はメンバーとその能力の紹介のようでした。 『花晶奇譚』シリーズを読み進めていくにあたり、以下三点を念頭に置いた方が良いようです。 この世にはあまたの事象を司る神々がいる それぞれの神に仕える仙と呼ばれる仙人がいる 更に仙に仕える仕者がいる(元は精霊) 仙に仕える仕者の中には人間と交わって子をなし人としての系を繋いでいくケースも多い 今作にも登場する火乃子様は医の仙の仕者で榾(ほた)は更に火乃子様の仕者です。花晶も医の仙の仕者で元は花の精のようです。因みに花晶の容姿は「長い黒髪で和装の青年。すっきりとした目鼻立ちなのに華やかな空気を纏う」ということもわかりました。 どんどん面白くなってきました。2019年発行。 続きを読む▼
  • (5.0) 2作目。もっと続き読みたい!!!
    lvivさん 投稿日:2021/6/29
    小説、読み切り連作シリーズy。 シリーズだけど、あまりつながりが強くない、不思議シリーズ。 一応登場人物の重複はあるも、どれもバラバラで読めそう。 とはいえ、この不思議世界の世界観は共通があるので、ま、とりあえずは1作目の花晶奇譚 を先に読んでたほうが、入りがスムーズかも。 この人の作品の特徴? お話自体はすごく面白いし、人物たちも魅力的なんだけど、全部書ききっていない。 いいところの魅力的な部分(エピソード)だけ文章化していて、その前後は、読者の想像力におまかせ?的な。 映画とか、余韻が強い終わり方、みたいな感じ。 まだまだ、続き読みたい! て思うんだけど、フツーなら、それじゃ足りなさすぎるよ! と不満足が強くなりそうなんだけど、それがこの人の上手なところ? 一部のお話しか書いてないんだけど、やっぱり面白い、」もっとこの人の作品を読みたくなってしまう、という読後感。 ま、好きな人にはハマるけど、物語の完成度は、ちょっとさみしい! もっとみる▼
  • (5.0) 医師と数学者のファンタジー
    ももさん 投稿日:2023/2/20
    花晶奇譚シリーズ2作目。単品でも読めますが、1作目の「花晶奇譚」を先に読むと楽しめます。更に楽しむなら「子薫仙郷」を最初に読むと良いと思います。今回のペアは余り問題が無く、さらっと終わった感じでした。やっぱりおもしろかった!
  • (3.0) 2作目:数学者と火の一族の外科医
    わっきゃさん 投稿日:2021/6/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 《BL小説》医療系ファンタジー '病の魔'を封じる力を持つ医師の〈花晶奇譚シリーズ〉2作目の 新たな生涯の伴侶は、医師四年目の循環器外科穂村東里(28)と その高校の恩師で数学者菊竹眞芳の二人。 前作からは史彦・花晶・火乃子が登場。 面白いと思った点は伴侶を見つける主導権が史彦達とは逆で 医師ではない眞芳側にありそれも夢でのマッチング(笑) いきなり10年ぶりの再会がプロポーズというぶっ飛んだ状況にも関わらず、柔軟に受け入れる東里のキャラが面白く、説明する眞芳が如何にもな変人数学者だったのも良き◎ 魔と戦う為に空間の数式化と'魔'のデータを三次元表示出来る眞芳の能力は、医の神側の助けになりそう。神側の操作有りのマッチングっぽいけど、魂で結ばれてそうなお似合いCP。 魔の出現も無く魔封じシーンもまだ無しのほのぼの。 眞芳の親代わり(樹の精)山査子と山茱萸との男三人暮らしに東里が加わった四人暮らしが楽しそうでもっと見ていたかった。 (花晶奇譚→吉夢結→球環譚→胎華) 続きを読む▼

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