気難しい王子に捧げる寓話(2)(小中大豆  笠井あゆみ )の注意事項

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ライトノベル
気難しい王子に捧げる寓話(2)
2巻配信中

気難しい王子に捧げる寓話(2) NEW

880pt/968円(税込)

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264pt/290円(税込)

作品内容

大人気ファンタジー第2弾!! 民衆の暴動で国は滅亡、愛する者は殺される──。そんな破滅的な未来を回避するため、政務に没頭する若き国王エセル。公私ともに献身的に支えてくれるのは、側近で恋人のオズワルドだ。けれど、かつては嫌われていたのに、甘えたり頼るなんて恐くてできない。裏切っていた過去を密かに後悔し続ける恋人も、一歩を踏み出す勇気が出ない──。ところが、激務でついに参謀マルジンが倒れてしまい!? ※口絵・イラスト収録あり

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    【電子限定版】書き下ろし番外編「ある家庭教師の決意」収録。●「薔薇の聖痕」を持つ王子は、伝説の英雄王の生まれ変わり──。国中の期待を背負って甘やかされ、すっかり我儘で怠惰な暴君に育ったエセル。王宮内で孤立する彼の唯一の味方は、かつての小姓で、若き子爵のオズワルドだけ。宰相の地位を狙う野心家は、政務の傍ら日参しては甘い言葉を囁いてくれる。そんな睦言にしか耳を貸さないエセルの前に、ある日預言者のような謎めいた老人が現れて!?  ※口絵・イラスト収録あり
  • 気難しい王子に捧げる寓話(2)

    880pt/968円(税込)

    大人気ファンタジー第2弾!! 民衆の暴動で国は滅亡、愛する者は殺される──。そんな破滅的な未来を回避するため、政務に没頭する若き国王エセル。公私ともに献身的に支えてくれるのは、側近で恋人のオズワルドだ。けれど、かつては嫌われていたのに、甘えたり頼るなんて恐くてできない。裏切っていた過去を密かに後悔し続ける恋人も、一歩を踏み出す勇気が出ない──。ところが、激務でついに参謀マルジンが倒れてしまい!? ※口絵・イラスト収録あり

レビュー

気難しい王子に捧げる寓話のレビュー

平均評価: 4.8 155件のレビューをみる

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高評価レビュー

受けが可哀そうなのが好きな人におススメ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 英雄王の生まれ変わりの証である薔薇の聖痕を持っているにもかかわらず怠惰で暴君な王子エセルと、宰相の地位を狙う元小姓のオズワルドのお話。

正直めちゃくちゃ癖にぶっ刺さりました。
受けが(あくまで)精神的にガツンとやられてハチャメチャに傷つく話…めっちゃ好き(笑)
もちろん最終的にハピエンが待ち構えている前提だからこそ楽しめるのですが。

この作品も私が好きな要素満載でした。
エセルがいけ好かない暴君シーンは、暴君であればあるほど後々ガツンと来る効果があったと思います。
誰からも嫌われ、一番大好きな人には軽蔑されている残酷な事実に、これでもかと傷つくことへの布石だったのでしょう。
絶妙な加減で嫌な王子でした。
そして彼が嫌な王子であればあるほど、後の頑張りが光りました。

もちろん出来るところから頑張り始めたエセルもすごく良かったですが、オズワルドに対する恋情が忘れられないのに、軽蔑レベルで嫌われていることを知っているため、彼に対してとても臆病になってしまうエセルがね。もう切なくて切なくて…。
ティッシュ何枚も必要になるくらい泣けました。良かった!!

エセルが良すぎたため、ちょっとオズワルドのゲスさが際立ってしまった感がありますが、まぁ…それまでのエセルがダメ過ぎたので仕方ない。
それでも咄嗟に自分の身体を盾にしてエセルを守り、大ケガを負ったシーンはキュンとしました。

エチは最後に1回だけ。
それまでの道のりが長く険しかったからこそ、より一層愛を感じられました。

ラストまで読んで、英雄王と宰相は生まれ変わりとかではなく、その人の心持ち、覚悟が生まれることで証が生まれるのかなぁ、と。
素晴らしい王の資質が生まれた時点で痣ができる、王を守るしっかりした覚悟が生まれた時点で痣ができる、みたいな。
2人の頑張りで国の将来が変わったのがとても嬉しかったです。
そして王なのに子をもうけることなく、愛を貫いた2人が素晴らしかった。

しっかり将来まで書き切ったラスト。
読む方も満ち足りた気持ちで読了できました。
いいね
9件
2026年2月20日
島でオススメしてくれた方ありがとう
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ422P。島でオススメして頂いて購入した本作、海外のファンタジー児童文学を連想させるような内容でページをめくる手が止まりません。
この先生一般小説を別名義で書いたりしてないのかな?BL以外の作品もあるなら読みたいと激しく思いました。

堕落した国家と堕落した王太子、野心家の子爵に風変わりな学者。全ての登場人物に何故か愛着を持ってしまう不思議な作品。
読み始めはここ数年見た中で1番最悪な受けだと思いましたが出だしが最底辺だったからこそ、もうあとは上がるしか無くて改心してからの快進撃に爽快感がありました。
恐らくイソップ寓話の教訓をベースに作られたお話だと思います。人の愚かさ醜さそして優しさが自分にどれだけ影響してどのような結末に導くのか。
環境が変われば人は変わるし人が変われば人生が変わります。
不思議な老人に見せられた鏡の中の未来を覆したくて心を入れ替えて一国の当主に相応しい器を形成していくエセルと、エセルを憎みながらも己の野心のためにそばを離れないオズワルド。

愛と憎しみは紙一重でエセルに愛ゆえの憎悪を抱きながらも、自分がエセルの1番であることを強く望むオズワルドの執着(クソデカ感情)が良かった。憎まれていることを知ってるから自分に何の期待も持たなくなったエセルに逆に執着していくオズワルド。最初と立場が逆転していってて攻めザマァ展開です。美味。

痣の回収が見事でラストは思い描いた理想の未来で胸が詰まってホロリとしてしまいました。ずっとこのルスキニア王国にいたい!と読み終わりたくないくらい面白かったです。
未読の方に激しくオススメの1冊でした~良かった!
ただ1つ気になったのは笠井先生大好きですが今作にはあまり合っていなかったように私は思いました…特にマルジンは作中の描写と大分違うのでは…
いいね
30件
2023年3月12日
笠井あゆみ先生の王侯貴族美麗表紙の効果
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 笠井あゆみ先生にイラストを書いてもらえることはBL小説家の栄誉で、笠井あゆみ先生の表紙の効果で販売冊数は大幅に増えると思われます。私の手元にある紙本は初版ですが、増版された可能性があります。
ところで、大抵の小説には作品内容が発行元により書かれていますが、実際のあらすじと違っていることが多いのです。より多くの読者の気を引くためだと思われますが、この小説の場合もそれは当てはまります。
主人公の王太子エセルは、『甘やかされ』ているどころか甘やかされたことが無く、『王宮内で孤立』というよりも捨て置かれています。
また、オズワルド子爵は『エセルの唯一の味方』とは言えず、エセルに『甘い言葉』や『睦言』を掛けるどころか、適当な言葉を使ってエセルをいなしています。
21歳になるまで、エセルを愛して心を砕いてくれたのは、謀略によりエセルから離された老侍女長と侍女のアンナだけでした。彼を教え導き諭してくれる人は、一時期のオズワルドだけでした。そういう成育状態でまともな人間になるはずがありません。
ここにきて、過去からコルウス王の約定により宰相のレムレースがやってきます。王太子のエセルの意識を変え、彼が真っ当な人間に変わることで周りの人びとが変わり、延いては国に住む人々が幸せに暮らしていけるように、エセルの己の立場に対する自覚を促します。
さて、数多くの人がこの小説を読んだ後に充実感を覚えているようです。過去にも現在にも、このようにして国を治めた者がいたためしがなく、夢物語であることが分かっているからでしょう。
何処にも無い世界。けれども、何処かに在ってほしい世界。此処だけの世界。
いいね
4件
2023年5月3日

最新のレビュー

ポンコツ王子
さすが! 先生、素晴らしい作品をありがとうございます。物語の世界に没入し、楽しめました。いわゆる、巻き戻し系のお話っぽいですが、ポンコツ王子が第三者の視点で時の流れを見ているので、大河ドラマのように、骨太な印象を受けました。
いいね
0件
2026年5月11日

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