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ライトノベル
【電子限定おまけ付き】 ディアレスト 【イラスト付き】
1巻完結

【電子限定おまけ付き】 ディアレスト 【イラスト付き】

630pt/693円(税込)

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189pt/207円(税込)

作品内容

【イラスト付き】他者を拒みながら生きるロシェルが受け入れるのは、唯一キオだけ。キオにとってロシェルは主で、幼馴染であり、兄同然で――そして最愛の恋人だった。自分ひとりが特別に愛されるのは幸福で、同時にとてつもなく寂しいことだと思うキオ。誰をも慈しみ誰からも慈しまれる良い人生を大切なロシェルに渡すため、彼への恋心を手放すと決めるが……? 電子限定書き下ろしSSを収録!!

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  • 【電子限定おまけ付き】 ディアレスト 【イラスト付き】

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    【イラスト付き】他者を拒みながら生きるロシェルが受け入れるのは、唯一キオだけ。キオにとってロシェルは主で、幼馴染であり、兄同然で――そして最愛の恋人だった。自分ひとりが特別に愛されるのは幸福で、同時にとてつもなく寂しいことだと思うキオ。誰をも慈しみ誰からも慈しまれる良い人生を大切なロシェルに渡すため、彼への恋心を手放すと決めるが……? 電子限定書き下ろしSSを収録!!

レビュー

ディアレストのレビュー

平均評価:4.2 20件のレビューをみる

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高評価レビュー

テーマは記憶
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューに「箱庭」と書いてた方がいたけどまさに。お屋敷の中だけで話が進む。唯一はキオが記憶を消したいと魔法使いのもとに出向いた時だけ。意識を失ったキオの魂が過去を彷徨う夢か現かわからない感覚。全体的にふわふわしてるお話のバランスをとっているのがロシェルの婚約者クラリッサ。彼女の存在がキオのこころを掻き乱すことになるけど、それでも彼女がいなければ何も動かないままだっただろうね。キオが無自覚にクラリッサを傷つけてしまうけど、その時も大人な対応してくれた。当て馬というには良い子すぎます。婚約は国王と父が勝手に決めたのでロシェルの意思ではないものの。キオが寝込んでいるときに、イアンを含めて3人でケーキを焼いてる姿をキオの魂が窓越しに見てしまうシーンとか、切ない演出がすごく上手な作者さまだなと感じました。後半でキオの秘密が明らかになりますが、母親から虐・待されてただけじゃなかったのね。切なさいっぱいなおはなしです。
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1件
2024年11月23日
星4,5。深い話だけど、あっさり。
(小説、読み切りy)。

まずまず、読みやすいお話でした。
ラストがあっさりなせいか重くなくあまりグッとこないけど、お話の中身はけっこう深いものがある。

ワンマンな美しい坊っちゃんと、健気良い子な従者。

後半で不思議な状況が見えてきて、主人公の過去が、、、!
苦しくて寂しいけど、そこでのお話の盛り上がりがあまりないので、サラッと読めてしまいちょっと惜しい!
もっとその辺をガッツリ書いてくれてたら、読後の読み応えがもっと大きかった気がする。

挿絵も見やすく、絵になる2人が見目良いです。
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5件
2021年10月1日
美しい物語
言葉のひとつひとつ、描写される情景のどれもが繊細で綺麗で、まるで硝子細工の箱庭を眺めているような気持ちになる作品でした。世界の汚い部分も生々しい体の関係も描かれているのに、それでも優しい絵本か詩でも読んでいるかのように感じられます。BLというジャンルは関係なく、人生の中で憶えておきたい物語のひとつになりました。
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0件
2021年8月3日
不思議な世界観
面白いです。過去を紐解きながら、現在、未来へストーリーが進みますが、美しいものの描写が切なくてグッときました。
ただ、タイトルが残念!
テーマとしては間違いない、そういうことなんだろうけど、作品の良さを表せていなくて、もったいない。
内容は、5超えがあれば星6つけたいです。
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0件
2021年5月27日
心震えるファンタジー
今までに読んたことのなかったタイプのお話
人の心の弱さに泣けますが登場人物が皆優しく救われます
不思議な世界観に惹き込まれます 後半にわかる真実も意外でした
タイトルと試し読み部分でどんなお話か想像がつかなかったけど 巡り会えて良かったと思える作品です
いいね
0件
2023年5月31日

最新のレビュー

心に大きな空洞を持つ青年と大切な花
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 産業革命頃のヨーロッパが舞台と思われるお話。母親を亡くしたキオは、母親が働いていた元騎士団長のお屋敷で皆に育ててもらいました。幼い頃の怪我で脚の悪いキオは、皆のお手伝いをしながら専らお屋敷の一人息子・ロシェルの身の回りの世話をしています。金髪碧眼の美しいロシェルはとても気難しく、それは小さな時に母親を亡くした悲しみを魔法使いに抜いてもらった喪失感からくるものでした。一生に一度しかかけてもらえない魔法は、ロシェルから寂しさとともに母親の記憶も思い出も全て消してしまい、ロシェルは心に大きな空洞を持つことになってしまったのでした。そんなロシェルは唯一キオにだけはほんの少し心を許していて、毎晩キオの怪我した脚を丁寧にマッサージしてくれます。郊外の屋敷で平和な日々を過ごす中、ロシェルの婚約者だという美しい女性がやって来ます。美しいだけでなく聡明な彼女に好意を抱かずにいられないキオは、自分のロシェルへの恋心に気づいて愕然とします。誰よりも大切なロシェルのために、キオは自分の恋心を忘れてしまおうと魔法使いの呼びかけに応えてしまうのでした。17歳にしては幼いキオの恋心がもどかしくも愛しいです。電子限定おまけのSSはロシェル目線で語られ、最後までほぼデレないロシェルの硬く不器用な愛情にキュンとしました。
いいね
0件
2025年11月4日

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