人には様々な事情があります。
その事情は側から見ると良くない方に解釈されがちなものもあります。
本人も決して正当化している訳ではないのだけれど、決めつけられて苦しい思いをすることも少なくないでしょう。
本書はそんな様々な事情を抱えた女
子学生達が自身の抱える問題や困難と向き合い、尚且つ似た状況の同級生を思いやり決して学生達を見捨てない角田先生と過ごす日々を描いた物語です。
読んでいて他人事とは思えず胸につまされました。
最後の理事長先生のスピーチでは思わず涙しました。
この本を読むことで、ひとりでも多くの人が自分自身を素敵だと思える機会に恵まれることを願ってやみません。
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