前世ものでありながら魔法もスキルもなく進んでいくのが意外に面白かったです。ただ、一巻から最新刊まで通して読んでも慣れない読みにくさがあり、これはこの作品の味だと途中から割り切りました。
なぜ読みにくいのかを考えた所語り口の視点が登場人物目
線ではなく神目線なのに、登場人物の心情とか述べられちゃうので物語の進行を自分が想像できずに全部作者さんの意図した通りにしか受け取れない所がすこし不自由というか小説の波に乗り切れないと感じました。
あと、場面展開がすごく唐突であっという間に場所も時間も飛び越えるので、このセリフを誰が言ってるの？となる場面が多々見受けられます。
コミカライズのほうが誰がどの場面で何を伝えるために言ってるのか、というのが分かりやすかったので両方読むとすごく分かりやすかったです。
とはいえ、途中でやめられない面白さがあったのでこちらの作品を読めただけでも読み放題続けてて良かった！と思えました。
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