個人的にはオバサン、最近の若者に流行りの異世界とか転生とか悪役令嬢とか苦手なんですけれども、そこは著者の力でどうにかなって楽しく読めました。
出てくるヒロインは実年齢17歳ですが、中の人は27歳で、さらにそれを書いているのはオバ……っうふん
、読み手である私よりアレでコレでソレで感覚が近いので拒否感も少なかったのでしょう。
ヒロインの内面はアラサーではありますが、それほど「どうせアラサーだし」だとか「子どもたちが可愛いなぁ」というような、学友たちと距離を置く言動がなかったのも好ましかったです。
後ろを向かないのがいい。
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