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日本語の構造や歴史についての体系的な知識は,現在,必ずしも一般化されていない.本書は,国語史上の様々な問題を,専門に偏らず,より広く一般に知ってもらう目的で書き下ろされた国語史入門である.
目次
第一章 古代日本語の音価
第二章 漢音と呉音
第二章 地名の漢字表記
第四章 濁音符の起源
第五章 五十音図の発明
第六章 片仮名の字源
第七章 仮名遣あれこれ>――「あるいは」「もちゐる」の場合――
第八章 活用の歴史的変遷
第九章 日本文法史研究の回顧
第十章 文法史研究の課題
第十一章 国語史の研究資料
第十二章 訓点資料の価値
第十三章 高山寺経蔵の調査と国語史学――国語史資料の探索と研究――
第十四章 ヨーロッパにおける日本語研究
あとがき
索引