花魁になりたてなのに身請けされて、人公がハッピーになるお話かと思ったら、全く違った!色んな形や意味の『大切な人』や『絆』を描写したお話でした。クーポン利用で購入しましたが、定価でも読み応えあります!睡の廓にくるまでの過去だけでも少しベビーな
のに、後から出てくる展開にビックリ。途中からきちんと伏線はあったのですが、玉紀の想いや人生への区切りのつけ方が格好良かった。他作品で知っていた作家さんですが、文体も読みやすく、表現がキレイです。花魁話ですが、床の描写は少なめです。あとがきにあった裏設定にビックリ!茨の探偵物語もぜひ読んでみたいっ!
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