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同志少女よ、敵を撃て

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本作品は諸般の事情により「2024年12月19日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

【2022年本屋大賞受賞!】
キノベス! 2022 第1位、2022年本屋大賞ノミネート、第166回直木賞候補作、第9回高校生直木賞候補作
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で続々紹介!
史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。
とても新人の作品とは思えない完成度に感服。──北上次郎(書評家)

これは武勇伝ではない。
狙撃兵となった少女が何かを喪い、
何かを得る物語である。
──桐野夏生(作家)

復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。──鴻巣友季子(翻訳家)

多くの人に読んで欲しい! ではなく、
多くの人が目撃することになる
間違いなしの傑作!
──小島秀夫(ゲームクリエイター)

文句なしの5点満点、
アガサ・クリスティー賞の名にふさわしい傑作。──法月綸太郎(作家)


独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?

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作品ラインナップ 

  • 同志少女よ、敵を撃て
    【2022年本屋大賞受賞!】
    キノベス! 2022 第1位、2022年本屋大賞ノミネート、第166回直木賞候補作、第9回高校生直木賞候補作
    テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で続々紹介!
    史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

    アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。
    とても新人の作品とは思えない完成度に感服。──北上次郎(書評家)

    これは武勇伝ではない。
    狙撃兵となった少女が何かを喪い、
    何かを得る物語である。
    ──桐野夏生(作家)

    復讐心に始まった物語は、隊員同士のシスターフッドも描きつつ壮大な展開を見せる。胸アツ。──鴻巣友季子(翻訳家)

    多くの人に読んで欲しい! ではなく、
    多くの人が目撃することになる
    間違いなしの傑作!
    ──小島秀夫(ゲームクリエイター)

    文句なしの5点満点、
    アガサ・クリスティー賞の名にふさわしい傑作。──法月綸太郎(作家)


    独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?

レビュー

同志少女よ、敵を撃てのレビュー

平均評価:4.8 12件のレビューをみる

高評価レビュー

戦争は甘くない 平和は軽くない 憎悪とは
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで私は戦争を知らなかったと判った。認識不足を改められる戦争物小説。大空襲の記憶の町に生まれ育った自分は、いろいろ読んで知った気になっていたが、敵を憎む、という気持ちの根源を想像してきてなかった。加害者被害者という単純な図式では表しきれない幾層もの交錯した人々の、簡単には拭い切れないこだわりや取り戻せない過去の日々への想いが、渦巻いて出口は容易に見いだせず、なお国家が意思を持つように組織的に大義が掲げられる。逃げられない。戦うことをやめることがない日々。そして終戦直後の人々のあり方。
銃後を守るなどといった生易しさを脇目に、自ら戦場に身を投じる女たち。しかもその動機がいかなる物であろうとも、男性からも疎まれる。

読んでいて、気の休まらない戦場に居るかのように、少しも主人公達の穏やかな生活を描写せず、重火器知識ばかり膨らまされて、エピローグまでは息をつけなかった。

ヒーロー物とは訳が違う。
これは、戦争物。何処にもぬるさがなくて、口で言う、所謂、戦争の悲惨さ、という表現が白けて受け止めてしまいそうになるほど。
現場の苦しみ悲しみ辛さ恐ろしさ感情の麻痺や高揚、夢中で駆け抜けてきた者達だけの世界を、すさまじい臨場感で教えてもらった。

今の私たちは学校で学ぶ現代史も頭に入れながら、私たちはともすれば、どちらか一方の視点で語りがちなもの。その一種教科書的な論点を乗り越えて、何処かで俯瞰、または、相対的な見方、そして、善悪二元論では言い切れないものも包含した、これは、戦争の姿を自分ごとのように窺い知ることの出来る、希少なフィクション。
作者のお力あっての書なので、この書で、作者の、深い知識と察知の眼、徹底した冷静な分析力をしっかり味わった。
いいね
6件
2023年9月14日
戦争とはを考える。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 現在、ウクライナ侵攻という現実の中、本当に重い内容でした。
1942年の独ソ戦。激戦地のスターリングラードにいく女性狙撃兵。
主人公は、村を焼かれ、家族や村人を殺され、復讐のために狙撃兵へ。
いつの時代も、戦争は憎しみや悲しみを残します。
どちらが正しいとかではないし、結局国民がしたくてしている戦いではないということ。
大切な人を守るため、そのために命をかけている。
戦っている人々にも家族はいるし、本当につらいなと読んでいて思いました。
題名にもある「同志少女よ、敵を打て」は、だれに向けられているのか。
それは、ラストのほうでわかりますが、人の尊厳とかをどこにおくか。
同じ国民だからとかそういうことではなくて、人としての在り方を最後にみせてくれます。興味があるなら、読んで損はないかと思います。
いいね
2件
2022年10月8日
圧倒的な筆致力で一気に読ませる
史実をベースにした戦記小説ですが、怒涛のボリュームを一気に読ませる描写力、表現力のレベルが新人作家とはにわかに信じられないほどです。戦地で死がすぐそこまで迫る臨場感を文字だけをもってここまでリアルに想像させる作品はなかなかないのではないでしょうか。戦争という大義名分をもってすれば、自分が今まで正しいと思っていた信条や善悪の価値観はあっけなく崩されてしまう。敵として戦っている相手は、絶対的な悪ではなく、戦争という環境にさえ身を置いてなければ、平安な生活を愛し、他者を愛する自分と変わらない人間かもしれない。どの時代、どの場所に生まれるかで、大きく人生は決まってしまう(だから自分が今、好きな本を好きな時間に楽しむことができる環境に生きられることに感謝しよう)、そんなことを改めて気づかせてくれる作品でした。
いいね
2件
2023年9月5日
もうひとつの戦争
太平洋戦争の知識はあっても独ソ戦についてはほとんど知らなかったので大変興味深く読み終えました。失った人命も相当数でいかに残虐な戦争だったのかがわかりました。その残虐で凄惨な戦争の最前線で戦い抜いた女性狙撃手の視点から捉えた本作は、戦争を語る上であまり触れられることのない女性たちへの性暴力と虐殺に焦点を当てた作品で、本作のテーマでもありました。「集団で女性に乱暴することで仲間意識を高め結束力を強くする」と公言する男性兵士たちも故郷へ帰ればよき夫で優しい父親なのかもしれない。ごく普通の平凡な人間を簡単に悪魔に変えてしまう戦争の悲惨さ無情さに胸が痛くなりました。80年経った今それと同じことがウクライナで繰り返されています。一日も早い終結を祈らずにはいられません。
いいね
1件
2024年4月23日
1度は必ず読むべき1冊!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分も狙撃手になった感覚になってしまいそうなくらい入り込んでしまいました。戦い中の彼女たちとそうではない時の彼女たちの違いに何だか、胸が痛くなってしまいました。
第2次世界大戦の戦況もについても学べるのではないでしょうか。
最後はこんな終わり方をするとは思いませんでした。最初から最後まで読むこと止められず、一気見をしてしまいました。
いいね
2件
2022年3月8日

最新のレビュー

戦争のことはちゃんと知るべきだ。
第二次世界大戦、ソ連対ドイツの中で女性だけの狙撃専門小隊のお話。
少女たちがどんな思いを持って戦争に巻き込まれ駆り出されてゆくのか、苦しみもがきながらも自分の正義をどう維持するのか。
狙撃兵という、特殊な役割。
覚醒してゆく感覚、躊躇=死。興奮=死。背中に、目の前に、いつも死がある。
すべてに理由を付けなければ保つことのできない精神を少女たちらしく涙を流すのですが戦争という悪魔は涙を奪い笑顔を奪い理性を奪うのです。
悪魔が与える生きる糧は”復讐”なんです。
やられたらやり返す。
目には目をです。

ソ連兵との第二次世界大戦のお話は耳に目にすることは多少なりともあり、戦後20数年生まれの私にすら、鬼の所業であったとプロパガンダの片鱗を感じることがありました。それほどに当時を生きてきた人々には恐怖だったということでしょう。
同じようにソ連兵にとってもドイツの所業は鬼であり悪魔であったのだと思います。
逆もしかり。
ドイツ兵を殲滅するのか、ドイツを殲滅するのか…大きな違いなのに判らなくなっていく程、心も体も疲弊する中彼女たちは毅然と理性を引き留めながら次の戦場へと送り込まれる…。苦しい。
集中して読んでしまうので余計に苦しくなります。

女性が戦場を見る。
戦場で戦う。
男性の目線では語り継げない女性目線の真実が浮き彫りにされていきます。戦争は私が行間を読むよりも何十倍も何百倍も悲惨で残酷だと言えるのでしょう。

そして最後まで”敵”とは何なのかを考えさせられます。
彼女たちの本当の敵は誰なのか…何なのか。
問いの答えは読者それぞれが読み解くのだろうと思います。

戦争作品の中ではとても読みやすいのではないかと思います。
ドラマチックでもあり、解釈次第ではロマンチックにもとらえることが出来る人もいるのではないか。
しかし、普段あまり大戦作品を読まない方には長編だけれども引きこまれやすく没入して読める作品だと思います。

是非。
いいね
25件
2024年9月1日

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