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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPライトノベルライトノベル 小学館 小学館文庫キャラブン! 王と后王と后 (五) 過去の声
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作品内容

過去を見た后…失われた神の予言とは!?

 かつては「神の声」を聞いていた千和の国の神官家。だが今では神の声を聞くことはなくなり、八十年ほど前に起きた火事で、保管していた「神の声」の記録も焼失したという。火事の現場であった社でそんな話を聞いた淡雪は、直後、社にある池の近くで突然『過去』を見る。まるで自分が炎に包まれているかのように体が熱くなり、息苦しくなり……。様子がおかしい淡雪を心配する鳴矢に、意識を取り戻した淡雪は、火事で亡くなった人物の身に起きたことを体感したように思う、と告げる。その人物は、燃えさかる火から大切な何かを守ろうとしていた。
 それから数日後。毎年恒例の虫干しの最中、淡雪は塗籠から持ち出された古い品々の中に、ひとつだけ比較的新しく見えた一幅の書画を目に留める。そこには風景と古歌が書かれており、使用人によると何代か前の后が作ったものらしい。淡雪は、どうにも意味が読み取れないその古歌が気にかかるが――
 失われた神の予言、古歌が残した警告。八家が救われる道は見つかるのか。怒涛の展開から目が離せない、王宮ファンタジー第五弾!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  6巻まで配信中!

  • 王と后

    600pt/660円(税込)

    許されざる恋を描く和風王宮ファンタジー!

     神話に由来する八つの家が支配する国「千和」。八家の者は「術」と呼ばれる特別な力を持ち、なかでも特に強い術を持つ男が千和の王位に就くことになっている。
     七十年前、八家の中で最も神に近い家とされていた天羽家が、突然都を去り、政治を放棄した。天羽の強い力を必要とする七家は、新しい王の即位のたびに、天羽家から后と巫女を兼ねた女子を迎えて祭祀に関わらせるようになる。だが天羽と七家の関係は悪化、都に送り込まれる天羽の娘は、いまや人質同然に後宮で軟禁されることが慣例となっていた。
     このたび、新王・一嶺鳴矢の后に選ばれた天羽淡雪も、都での天羽の者である自分の立場はじゅうぶん理解していた。后とは名ばかりで、ここでは異端の者。逃げることもできず、逃げたところで帰る場所もない――。
     そんな淡雪には遠くの物事を見る能力があった。後宮からその術を使って鳴矢を見た淡雪は、彼が想像していたような厳しい王ではないことを知り、次第に興味を抱くようになるが……。
     触れあうことはおろか話すことも許されない王と后。禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー!
  • 王と后 (二) 秘密の夜の秘密

    600pt/660円(税込)

    禁断の恋の行方は。王宮ファンタジー第二弾!

     神々から与えられた力を拠りどころとする八家に治められてきた、千和の国。七十年前、八家の一つである天羽家の一族が突然都を去り、遠い地へと移り住んだ。以来、王の代替わりごとに、后兼巫女となる娘が天羽家から送られてくることが慣例となる。しかし、天羽家と七家の隔絶は続き、送られた娘は人質同然で後宮に閉じ込められるのが実情であった。
     このたびの新王・鳴矢の后となった淡雪も、今までの后同様、孤独な軟禁生活を覚悟して後宮に入る。だが、鳴矢は淡雪をお飾りの后としては見ていなかった。
     婚儀の数日後、ある事件により鳴矢の髪の色が変化するという事態が起こる。強い力を持つ次代の王が成長するまでの「中継ぎ」と軽んじられていた鳴矢だが、髪の変化によって、鳴矢に次代の王に匹敵する力があることがわかり、七家に波紋が広がる。
     一方、鳴矢のおおらかで優しい人柄に惹かれはじめていた淡雪は、諦めたはずの幸せの予感に心を躍らせる。しかし淡雪には、天眼天耳の力を持つという秘密があった。誰より、鳴矢にはこの力を知られたくないと思う淡雪だったが…!?
     禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー、第二弾!
  • 王と后 (三) それは誰が罪

    620pt/682円(税込)

    八家の謎と禁忌。和風ファンタジー第三弾!

     王と后は触れあってはならない――
     神話に由来する八つの家が統治してきた千和の国では、新しく王になった者は、遠い地で暮らす天羽家の巫女から后を迎えることが慣例だ。だが、その実情は人質とも言えるもの。后となった天羽の巫女は後宮に軟禁され、王と后は月に一度、神事の際に顔を合わせるだけであった。
     ところが、このたびの新王・鳴矢は、后となった淡雪と本当の夫婦になりたいと願い、密かに淡雪のもとへ通いはじめる。孤独を覚悟して后となった淡雪は鳴矢の優しさに戸惑うが、やがて鳴矢を心から信頼するように。しかし王と后の恋は禁忌。二人は夜の間だけの逢瀬を密かに重ねるしかなかった。
     そんなある日、鳴矢は側近から不穏な報告を受ける。鳴矢が典侍の烏丸から受け取った水差しに、毒が塗られていた可能性が高いというのだ。烏丸はとりわけ、淡雪を毛嫌いして、淡雪に辛く当たっている典侍。その彼女が王を暗殺しようとした――? 連絡を受けた淡雪は、秘密の術「天眼天耳」を使って烏丸の真意を調べようとするが、鳴矢を害さなければならない理由をどうしても探しだせずにいて……。
     禁じられた恋と八家の謎を描く和風王宮ファンタジー!
  • 王と后 (四) 故郷の昏い真実

    630pt/693円(税込)

    天羽一族が隠すおぞましい秘密とは!?

     後宮女官の和可久沙が、王殺害未遂の嫌疑で捕縛された。だが和可久沙は利用されただけであり、そこにはかつての王、三実の謀略が隠されていた。淡雪が后になった当初から淡雪を敵視し、冷たい態度をとり続けていた和可久沙だったが、淡雪は和可久沙を守るために奔走。天眼天耳の力を使って三実の真意を探ろうとする。
     そんな中、同じ天羽の一族で、ずっと行方知れずになっていた本家の娘が、理古と名前を変えて都で暮らしていることを淡雪は知る。理古の辛い過去に心を痛めていた淡雪は、現在の姿に安堵。その話を聞いた鳴矢は身分を隠して理古に会いにいくが、理古は鳴矢に気になる言葉を告げた。やがて淡雪は、天羽の里に隠された恐ろしい秘密を知ることに!?
     七十年前に起きた天羽家の離反の真相。かつての王たちによる策謀。そして古来より千和の国を守ってきた『術』にかかわる真実。数々の謎を巡り、鳴矢たちは真相を探り始めるが……。
     神話に由来する八家と禁断の恋。和風王宮ファンタジー第四弾登場!
  • 王と后 (五) 過去の声

    630pt/693円(税込)

    過去を見た后…失われた神の予言とは!?

     かつては「神の声」を聞いていた千和の国の神官家。だが今では神の声を聞くことはなくなり、八十年ほど前に起きた火事で、保管していた「神の声」の記録も焼失したという。火事の現場であった社でそんな話を聞いた淡雪は、直後、社にある池の近くで突然『過去』を見る。まるで自分が炎に包まれているかのように体が熱くなり、息苦しくなり……。様子がおかしい淡雪を心配する鳴矢に、意識を取り戻した淡雪は、火事で亡くなった人物の身に起きたことを体感したように思う、と告げる。その人物は、燃えさかる火から大切な何かを守ろうとしていた。
     それから数日後。毎年恒例の虫干しの最中、淡雪は塗籠から持ち出された古い品々の中に、ひとつだけ比較的新しく見えた一幅の書画を目に留める。そこには風景と古歌が書かれており、使用人によると何代か前の后が作ったものらしい。淡雪は、どうにも意味が読み取れないその古歌が気にかかるが――
     失われた神の予言、古歌が残した警告。八家が救われる道は見つかるのか。怒涛の展開から目が離せない、王宮ファンタジー第五弾!
  • 王と后 (六) 月が明かすもの

    630pt/693円(税込)

    百年前の神の声の謎が明らかに!?

     毎年七月に当代の王が主催する月見の宴。歴代の王を招き、飲食をふるまうこの催しの準備のため、最近の鳴矢はとても忙しい。数々の黒い噂と死の影がつきまとう第六十五代の王・繁三実と鳴矢が対面することを心配する淡雪だったが、これまで三実は宴に参加したことがないと聞き、ひとまず安堵する。
     しかし宴の直前、三実が招待を受けるという知らせが届く。慌てる鳴矢たちだが、淡雪はある人物に助言をもらうことを思いつく。
     迎えた当日、三実は予告もなく、次代の王とされる銀天麿を連れてやってきた。銀天麿と直接顔を合わせることになった鳴矢の様子を、淡雪は天眼天耳の力で見守ることに。
     表面上は和やかに進む月見の宴。だが、その裏では恐ろしい計画が実行されようとしていた。鳴矢の危機を察知した淡雪は、驚くべき行動に出るが……!?
     百年前に祝の長が聞いたという神の声について調べを進める鳴矢と淡雪。ふたりが目の当たりにする恐ろしい事実とは。八家に隠された謎を描く、王宮ファンタジー第六弾!

レビュー

王と后のレビュー

平均評価:4.6 13件のレビューをみる

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高評価レビュー

表紙の王の髪は一巻の茜色から二巻真朱色に
気に入った小説は何度か読み返します。此の小説については、官吏の役職名を覚えられないので、三回目に読む際に文庫本大のメモ書きに、役職名と地名と貴族名に其々読み仮名を付けて読み進めました。解らないまま読み進めるのは物忘れをしたようで落ち着かないのです。
小説の世界観が漏れなく構築されていて読み進めるのが愉しいです。人物設定も無理なく辻褄が合うので、読み進めながら小説の情景が心地よく浮かんできます。
二千二十三年十月に第四巻が発行されましたが、話は未だ半ば程までしか進んでいないので、第七巻位迄は続くように思われます。今迄の発行の間隔からすると、二千二十四年四月には第五巻が発行されると予想しています。待ち遠しいです。其れまでに、もう二回程読み直すかもしれません。
紙本で読むのが好きなので、此の小説は古書店で購入しました。
深山くのえ先生の文章が読みやすくて、内容が頭に綺麗に入ってきます。先生の文章力故に長い小説も苦にならずに読み進められます。
試し読みをして面白そうだと感じたら、取り敢えず第一巻を読んでみてください。次が読みたくなったら第二巻を。続き物はこうして嵌っていくのです。楽しからずや、読書。
それにしても、茜色や真朱色の長髪の男性が実際に居たら、見惚れてしまうでしょう。美しい漢だけに似合う色でしょうから。想像しただけで、鳥肌が立ちそうです。
いいね
0件
2024年3月23日
面白い
4巻まで一気読みしました。伏線と物語での謎が1、2巻にあり4巻で一気につながる印象です。一巻完結というよりは確実につながっているという巻の流れになっているので、非常に続きが気になります。

最初はこの王と后はお人好し過ぎやしないか?とか王は后の都合よく動きすぎやしないか?清廉潔白すぎやしないか?とも思ったのですが、善の人が主人公の方が読みやすいのは確かかなとも思います。

恋愛面も順調に進んていくので、そこは安心してみていられます。この二人はお互いを裏切らない安心感があるので今後も何があっても大丈夫だろうと。

個人的には希景がとても好きです。仕事ができすぎて惚れます。4巻では希景の番外編もあるのでそこも楽しみにしてもらいたいです。
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3件
2024年3月25日
タイトルに惹かれて
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 簡素なのに、豪華なタイトルに惹かれて作品情報と漫画の試し読みを読みました。私は、わかりやすい中世のような世界の溺愛にも程があるような、ヤンデレのようなお話が大好きでここしばらく同じようなものを読んでいましたが、以前は、日本や中国の歴史物が好きだったため、久しぶりに方向転換しました。
いい!無理のないお互いの惹かれ方、ヒーローの凄くちょうどいいデレ、最高です。しかも久しぶりの「王(おおきみ)」「后(おおきさき)」「尚侍」「典侍」「蔵人頭」など、読みづらいものが奈良王朝や源氏物語も彷彿され、雅です。全巻買いました。まだ一巻、後3冊読むのが楽しみです!
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1件
2024年3月20日

最新のレビュー

待ちに待った6巻読み終わって
すごい気になるところで終わってしまった!
途中ホロリとさせられる場面もありましたが、ハラハラドキドキしっぱなしでした。
前から名前は出てきていた人物がやっと登場、と思いきやまさかの…!すごい展開で驚きました。
待っていた新刊を読み終わってしまって早くも次のお話を熱望します。
また1巻から読み直して待つことにします。
いいね
1件
2025年5月2日

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