「意地っ張りでツンデレ」は過ぎるとイライラするんですけど、ヒロインはお人好しで素直なので、いつも詰めが甘くツンを貫けないところが可愛いです。
ヒーローもヒロインの父親も公平で愛情深いのに、表面は腹黒とか冷たいとかに見えてしまう不器用さ
、ヒロインもだけど、この家系の遺伝だなあなんて思ったり。
イチャイチャにしても、こういうラノベにありがちな、ヒロインが初心すぎていちいち戸惑ったり怖がったり抵抗したりして面倒くさい、ってのもなく、ヒロインが程よいところで流されてくれながら、二人のイチャイチャ具合も順調に進展していくし、ときめきとか萌えが丁度良いテンポでちりばめられていて、最後までずっと楽しく読めました。
この作家さんのラブシーンの描き方がとても好きです。
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