現在出ている漫画の分冊版9巻までを読み、先を知りたくなりこちらも購入しました。
とにかく夜行様がかっこよすぎます。ヒロインの一人称が名前呼びなのですが、これが気に食わないというレビューもちらほら見かけました。私は可愛らしくて気に入って読ん
でいたので、やはり人それぞれの感じ方があるのだなあと。
ストーリーとしてはハラハラきゅんきゅんといった内容です。漫画版とは少し話の順序が違ったり、大まかな部分は同じですが登場人物のささいな行動が少し違ったりと、漫画版を読んでラノベを読んでと行ったり来たり何度も読み返していると違いに気付けて面白いです。(分冊版9巻よりも先の物語も読めます)
最近は似たような作品が多いので他の作品と酷似しているなぁと思うような部分もありますが、あやかしや椿鬼という設定が上手く作用して面白く読めます。
少し気になったのが、言葉遣いです。開国から50年〜という設定なので明治後期辺りかな?私は歴史にはめっぽう弱い者でして当時の言葉遣いについて詳しいことは分かりませんが、かなり崩した話し言葉や現代風の言葉が所々使われていて、少し違和感を抱きました。
まだ五家のうちあまり触れられていない家があったり、夜行様の家族などもお父様以外登場しておらず(末の妹の話は少しだけあったけど)、作者様のあとがきからも察するに続きがあるのかな?あったら嬉しいです!期待を込めて5!あと作画がとても好みです!
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