小説・実用書

1巻配信中

サンショウウオの四十九日

朝比奈秋

（4.5）投稿数2件

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作品内容

周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか？　そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。

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サンショウウオの四十九日

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作品情報

ジャンル

：小説・実用書

小説 > 一般小説 > 文芸一般

出版社

：新潮社

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2024年7月12日

ファイルサイズ

： 0.7MB

出版年月

： 2024年7月

ISBN

：

9784103557319

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

サンショウウオの四十九日のレビュー

平均評価：4.5 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

匿名さん

(女性/－) 総レビュー数：263件

非日常を体験する

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 身体の一部がくっついた人達がいるという事は知っていた。この話のように、体の真ん中から綺麗に別れているというのは、いないと思うが。しかも、頭が一つの為に、2人の思考が存在する。見た目もさることながら、生きにくいだろうと推測する。しかし、当人は、永い付き合いで、常に2人で相談する事が出来る。姉妹よりも、深い繋がり。後半、瞬が死んでしまうのでは、とハラハラしたが、どうやら、ひとりで2人、いや、ふたりで1人の関係は続いていくようだ。特別な出来事は起こらないのに、読み始めたら止まらなくなってしまったのは、作者の確かな力なのだと思う。