ERR_MNG
漫画(まんが)・電子書籍ならコミックシーモア!
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。
→設定方法はこちら
コミックシーモアをご利用の際はWebブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
シーモアを楽しもう!
もっと見る
講談社選書メチエのオススメ作品
総合ランキング
全書籍から探す
2,100pt/2,310円(税込)
会員登録限定70%OFFクーポンで お得に読める!
会員登録して70%OFFで購入
お気に入りに追加
小説・実用書
ランキング
最新刊を見る
新刊自動購入
ユーラシアの遊牧民が、世界史のなかで果たしてきた役割の大きさについては、近年、広く知られている。黒海沿岸にまで黄金文化を展開したスキタイや、歴代の中華王朝を脅かした匈奴や鮮卑、突厥などの存在、さらに13世紀にモンゴルが築いたユーラシアの東西にまたがる大帝国は世界史の転換点になったといわれる。しかし、こうして語られる壮大な歴史像に、本書の著者は心を躍らせる一方で、不満も感じてきたという。そのなかに「遊牧民の姿は見えなかった」というのだ。ユーラシア大陸を人体に見立てれば、モンゴル高原がその心臓部にあたるという。そこに暮らす遊牧民たちの動静が生み出す人と物の流れが、血流のように各地に行きわたり、人種、民族、宗教の垣根を越えて新しい細胞を目覚めさせてきたのだ。本書は、30年以上モンゴル各地の遺跡を発掘してきた著者が、その成果を集成した「遊牧王朝全史」である。近年の考古学は理系研究者との協業により、新たな知見を次々もたらしている。例えば、出土人骨の最新のゲノム解析では、多数の東ユーラシア人を少数の西ユーラシア系エリートが統治していた匈奴という遊牧王朝の実態がわかってきている。また、歯石からは摂取していた乳の種類もわかるという。さらに、権力の源泉となる鉄はどこから来たのか、モンゴル帝国が営んだカラコルム首都圏の実態は――。文献史料には表れてこない、遊牧と騎乗の起源の探究に始まる「馬と遊牧のユーラシア史」を知る必読の書。目次はじめに第一章 始動する遊牧民族――青銅器・初期鉄器時代1 遊牧民の登場2 家畜馬の到来3 エリート層の形成4 遊牧王朝の萌芽第二章 台頭する遊牧王権――匈奴、鮮卑、柔然1 ゴビ砂漠の攻防2 シン・匈奴像3 単于の素顔4 みずから鮮卑と号す5 カガンの登場第三章 開化する遊牧文明――突厥、ウイグル1 トルコ民族の勃興2 大国の鼻綱3 突厥の再興4 ウイグルの興亡第四章 興隆する遊牧世界――契丹、阻卜、モンゴル1 契丹と阻卜2 モンゴル部族の登場3 最初の首都第五章 変容する遊牧社会――イェケ・モンゴル・ウルス1 国際都市の繁栄2 大造営の時代3 亡国の影おわりに参考文献索引
9784065383209
レビュー募集中!
レビュー投稿で最大1000pt!
1位
だって望まれない番ですから
2位
私が見た未来 完全版
3位
新 心霊探偵八雲
4位
完全版 ピーナッツ全集
5位
天久鷹央の事件カルテ
6位
ホーンテッド・キャンパス
7位
潮音
8位
彼女と彼の関係
9位
わたしの幸せな結婚
10位
宮廷医の娘
11位
放射光ユーザーのための検出器ガイド―原理と使い方
12位
からだも暮らしも整う5日分の作り置き! 頑張らない冷凍弁当と副菜
13位
陰陽師と天狗眼
14位
紫外可視・蛍光分光法
15位
合本 赤毛のアン・シリーズ 全8巻
16位
雀魂 公式アートブック
17位
黒狼王と白銀の贄姫 辺境の地で最愛を育む
18位
妖奇庵夜話
19位
シャドウ・オブ・アビス
20位
光の手 上下合本版
小説・実用書 > 小説・実用書
小説・実用書 > 白石典之
小説・実用書 > 講談社
小説・実用書 > 講談社選書メチエ