震える背中(野原耳子  桝目の助 )の注意事項

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震える背中
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震える背中

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作品内容

日露戦争、203高地にて。戦場ですすり泣きの声を聞く。

第一回総攻撃後の夜、朝田伍長は真夜中にすすり泣きの声で目を覚ます。
その泣き声を、朝田は冷酷非道な福本軍曹のものではないかと考え始める。

血生臭い戦場で結ばれる、人間の心の絆の物語。

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  • 震える背中

    100pt/110円(税込)

    日露戦争、203高地にて。戦場ですすり泣きの声を聞く。

    第一回総攻撃後の夜、朝田伍長は真夜中にすすり泣きの声で目を覚ます。
    その泣き声を、朝田は冷酷非道な福本軍曹のものではないかと考え始める。

    血生臭い戦場で結ばれる、人間の心の絆の物語。

レビュー

震える背中のレビュー

平均評価: 4.8 6件のレビューをみる

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高評価レビュー

日露戦争、血の山と呼ばれた203高地
珠玉の小編。舞台は日露戦争最大の激戦地となり、日本軍に1万5千人以上の犠牲者を出した203高地。ここを奪取することがバルチック艦隊壊滅作戦に必須。乃木大将が率いる日本陸軍最前線の末端兵士たちのお話。当時の日本軍の武器は5連発の銃、対するロシア軍は当時最新の機関銃を装備。圧倒的な武力と物資の差の中で、極限状態にある彼ら。生きて帰っても居場所がないという福本軍曹、福本に希望をもたらす朝田伍長。短編作品ですが、さすが野原先生。読み応えがすごい。読後感はずっしりです。言葉を交わした直後に爆撃で絶命する江口の描写に、なぜか夢野久作のロシアが舞台の某作品を思い出しました。テーマは重いしBLではありませんが、好きな方にはズドンとハマると思います。
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1件
2026年3月29日
短いですが。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 福本軍曹の人間らしい一面がかいまみえる夜中の姿。
普段は鬼のように血も涙もないと思われてるのに、そのギャップにどうしようもなくなんとかしたいと思う朝田伍長。
戦争中で、命令は絶対で、補給も届かない、いつ終わるともしれない戦の中で、先ほどまで話していた仲間が死んでしまう極限状態。
想像だけでも、苦しく、なんともいえない気持ちになります。
ただ、ラストでの福本軍曹の朝田への返事にぐっと胸がつまりました。
興味があったら読んでほしい作品です。
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1件
2026年1月18日
つらいけど温かい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 野原耳子先生の作品がすごいセールしていて購入しました。
「傭兵の男が女神と呼ばれる世界」でも思ったのですが、戦闘シーンを書くのが上手ですね。リアルに感じるし、閉塞感や虚無感が伝わってきます。
人がバタバタ死んでいく極限の中、生きる目的になるのは未来への希望で、先はわかりませんが、いいラストでした。
誰かが思ってくれているって幸せなことなんだなと思いました。非BLです。ペコリ
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11件
2026年1月15日
泣ける‥
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みした段階で戦時中の生々しい描写に拒否感を覚えましたが、歴史を直視しなければという使命感がまさって読みました。
作者様のBLを多く拝読していたのでそっち展開を想像していましたが真面目な作品です。
あぁ、不埒な自分を殴りたい。戦争という極限状態にあって生きるだけでも大変なのに‥
朝田の独白が真に迫っていて胸を打ち、希望が見えるラストに救われました。平和に感謝。
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5件
2026年1月13日
色々と考えてしまうけど
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 祖国のために自分を犠牲にし戦った人達はこの国でもっともっと尊敬されるべきだと思います。彼らも間違い無く戦争の被害者です。何百もの死体の腐敗臭と共に寝起きし、目の前で戦友の四肢が飛び、雨のように血と臓物が降る日々の中で人はどうやって正気を保つことが出来るのでしょう?耐えきれない、死ぬのが怖い、そんな思いさえも許されない。御国のため、家族のためと言うけれど、それって何の事?本来の目的は?私にも『勝利』の意味が判りません。
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1件
2026年7月26日

最新のレビュー

戦場での絆
短い物語でした。

物語の中で何度か目にした台詞、「綺麗ごと」の言葉が、個人的に印象的でした。もちろん、私には戦争経験などないので分からないのですが、朝田の思いは、この戦争が終わって生きて日本国に帰還することを当然としての思いだったと、私には感じました。

旧日本軍内での福本軍曹と、同じ戦場を生き、生きて本国へ帰ろうと、お互いに励まし合っているように私は思います。
いいね
0件
2026年7月29日

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