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「自分で発音できない音は聞き取れない」が大原則。
アメリカ英語に比べて、子音が強く響いたり、ゴツゴツ、カクカクして速く聞こえるイギリス英語には、慣れていないこともあって苦手意識をお持ちの方が少なくないでしょう。そこで有効なのが音読です。単に声に出して読む音読ではなく、発音に徹底してこだわった音読トレーニングをすることで、「イギリス英語対応の耳」を手に入れることができます。
●音声はスマホでも聞けるストリーミング再生と、パソコンへのmp3音声ダウンロードが使えます。
■最初の1週間は発音トレーニング
「ア」「アー」にあたる母音の発音から始まり、二重母音や子音、イギリス英語のリズムをひとつずつ丁寧に説明します。単語→フレーズ→文、2拍→3拍→4拍と、段階を踏んだトレーニングメニューを用意。模範音声を真似して特徴をしっかりつかみましょう。
■後半は文学作品やスピーチの音読
『不思議の国のアリス』(Alice's Adventures in Wonderland)はタイトルの発音からして難関。「Wonderland」には日本語の「ア」が3回出てきますが、イギリス英語では3つとも発音が異なります。そんなイギリス英語の発音の特徴やイントネーションを、実例を使って詳しくアドバイスします。発音は知識というより身体機能。納得いくまで繰り返し音読すれば、自分の耳が変わったと実感できます。
【本書の構成】
1st Week
・イギリス発音概論
・イギリス英語の母音①②③
・イギリス英語の子音
・イギリス英語の弱母音
・イギリス英語のリズム
2nd Week
・『不思議の国のアリス』で音読
・シャーロック・ホームズで音読『緋色の研究』『ボヘミアの醜聞』他
・エマ・ワトソンのスピーチで音読
・ベネディクト・カンバーバッチの朗読劇で音読
・ダイアナ元妃のスピーチで音読