本当にいい相続とは? を家族全員で考えるための1冊
「親から受け継いだ不動産、将来どうなるのだろう」
「家族間でもめずに相続を終えたい」
こんな不安を抱えていませんか?
本書は、不動産や相続の専門知識がなくても、わかりやすい図版や事例から体系的に理解できるような相続の実践ガイドです。
多くの方が「先祖からの土地だから手放せない」「親が元気なうちは何も決められない」と考えがちですが、この「当たり前」が実は将来の家族の不和や経済的負担の原因になることをご存知でしょうか。
相続で最も避けたいのは家族間のトラブル。特に複数の相続人で一つの不動産を共有すると、「修繕するか」「売却するか」など、あらゆる場面で意見の対立が生じやすくなります。また、古い建物は思った以上に修繕費がかさみ、大きな負担となることも。
本書では、こうした問題を解決する最も効果的な方法として「適切なタイミングでの不動産売却」を提案しています。売却で得たお金で収入を生む新しい資産を購入したり、現金で公平に分けたりすることで、将来の争いの種を取り除けるのです。
わかりやすい8つの事例では、「こうすれば高く売れた」という具体例を金額付きで紹介。例えば、ある土地は通常の売り方では1億円だったものが、隣地と一緒に売ることで2億円以上になった実例など、目からウロコの情報が満載です。
専門用語や難しい法律知識は極力使わず、初めて相続を考える方でも理解できるよう丁寧に解説しています。
不動産を活かして家族の幸せを守りたいすべての方に、まず手に取っていただきたい一冊です。
【目次】
はじめに
第1章 地主にとっての「いい相続」とは
第2章 不動産にまつわる「問題がある状態」とは
第3章 相続にまつわる「呪縛」とその解決策
第4章 不動産売却でのNG行為5選とポイント
第5章 事例から学ぶ、不動産を高値で売却する秘訣
おわりに