「やはり、俺の妻は世界一可愛い」
終戦後、和平の象徴となるべく婚姻した
ファルグ国王子ヴェイグとカリスト国皇女オフィーリア。
二人は『殺戮の戦士』として『血濡れの姫騎士』として、
幾度も戦場で剣を交えてきた好敵手。
無事に結婚式を終えて初夜を迎えたものの、
戦い以外はすべて不得手で知識がない二人は閨事ではなく、
なぜか寝室をボロボロにするほど激しい戦闘を繰り広げてしまう。
初夜にすることは戦いではないと叱られた二人は、
甘い一夜の過ごし方を学びはじめて……。
恋に無自覚な戦闘狂×不遇な姫騎士、
戦いしか知らない二人の激しい愛のかたち?