目次
[秀才と天才の相剋]
東條英機 軍閥の清算人
石原莞爾の世界観 田中新一
[派閥抗争の深層]
渡辺錠太郎/永田鉄山/林銑十郎 暗殺された二将軍
罠にかかった真崎甚三郎
[特別大座談会]半藤一利/保阪正康/福田和也/戸部良一/黒野耐
昭和の陸軍――日本型組織の失敗――
宇垣一成/服部卓四郎/荒木貞夫/辻政信/武藤章/杉山元/本間雅晴/梅津美治郎
[憲兵隊長はなぜ社会主義者一家を殺したのか]
暗殺者・甘粕正彦の死 マキノ光雄
[もうひとつの「命のビザ」]
樋口季一郎 ユダヤ難民救出「80年目の迫真証言」 樋口隆一/早坂隆
[重大事件「衝撃の手記」]
河本大作 私が張作霖を殺した
田中隆吉 かくて天皇は無罪になった
[宮様の関与はあったのか]
秩父宮雍仁親王/三笠宮崇仁親王/津野田知重 “東条暗殺計画”の真相
[帝国軍人、覚悟の最期]
栗林忠道 その死の真相 梯久美子
[家族の思い出の中の名将たち]
西竹一 「硫黄島玉砕」父・バロン西の優しさ 西泰徳
今村均 聖将・今村均 鮮かな晩節 今村和男
阿南惟幾 三男との最後の対話 阿南惟正
[インパール―― 最悪の統帥と地獄の戦場]
佐藤幸徳/牟田口廉也 「烈」師団長発狂す
瀬島龍三 昭和の参謀ついに死す 保阪正康
[最後の陸軍大臣]
下村定 帝国陸軍の骨を拾う
[親子二代の陸軍元帥]
陸軍の「坊っちゃん」寺内寿一
[B C 級戦犯裁判の記録]
山下奉文 米国で発見された獄中手記 保阪正康
岡田資中将の闘い 牛村圭
[終戦後も続いた戦争]
根本博 蒋介石の軍事指南番
小野田寛郎 二十九年後の終戦記念日