上司も当事者も無理なく働ける!
新しい時代のマネジメントの教科書。
「部下のあの行動、どうすれば理解できる?」
「どうすればもっと能力を発揮してもらえるだろう?」
本書は、ベストセラー『もし部下が発達障害だったら』を全面的に改訂し、事例を多数追加したものです。発達特性を「課題」ではなく「可能性」として捉え、個々の力を最大限に引き出すための具体的なマネジメント術を提案しています。
著者は、精神保健福祉士、公認心理師など複数の専門資格を持ち、長年職場のメンタルヘルス問題に携わってきた佐藤恵美氏 。
本書では、「相手を変えなければ」という従来の視点から脱却し、周囲の関わり方や環境を調整することで、部下が持つ特性を組織の力に変えていくヒントを豊富に提供します。
発達特性への深い理解に基づき、「なぜそうなるのか?」という疑問に答えつつ、職場でのコミュニケーション、業務遂行における具体的な場面で「どうすれば働きやすいのか?」という問いに、著者が実際に現場で培ってきた実践的なTIPSを交えて解説。
部下一人ひとりが持つ輝きを見つけ、それを組織の生産性向上やよりよい職場環境づくりに繋げるための、理論と実践が詰まっています。
この一冊で、部下の働きづらさが解消されるだけでなく、多様な個性が響き合う、活気あるチームを実現するための第一歩を踏み出しましょう。
【目次】
序章 部下に発達特性があると思ったら
特性の可能性について考える
上司としてどうすればいいのか
第1章 「発達特性がある」とは
第2章 発達特性を理解する
第3章 業務を円滑にする具体的な工夫
第4章 事例から学ぶ 職場における発達特性への理解と対応
第5章 職場としてどう向き合うか