「そなたの婚姻が決まった」
レヴァーゼ王国・第六王女ウエンディは、姉の身代わりで『野蛮』と揶揄される国へ人質のように嫁がされることになった。
生まれてから15年間、存在ごと忘れ去っていたくせに?
放置しておきながら、『呪われた子(無能の駒)』扱い?
だから前世の記憶があるウエンディは憤り、決めた――祖国をぶっ潰すと。
「これが復讐とは――誰も気づかないでしょうね」
無能王女を演じ、登場人物すべてを驚愕させる復讐譚、開幕! 分冊版第21弾。
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