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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP小説・実用書小説・実用書 飛鳥新社 妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語【単行本版】妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語【単行本版】
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妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語【単行本版】
1巻配信中

妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語【単行本版】

1,200pt/1,320円(税込)

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360pt/396円(税込)

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

結婚、出産、友達づきあい、休日の過ごし方——
みんなが当たり前にしている「普通」が私にはうらやましかった。


家族のために、自分をがまんしてきた人へ、「きょうだい児」の人生を描いたコミックエッセイ。

透子は、大学時代からつきあっている婚約者・洸平がいる。
しかし、両家顔合わせの日、洸平の母から反対に遭い、婚約破棄となってしまう。
その理由は、透子の妹・桃乃にあった。

知的障害があり、トイレ・食事・入浴など、 生活のすべてに介助を必要な妹・桃乃、妹の世話を一手に担う母、療育に無関心な父。

本作は、社会福祉士資格をもち、福祉の現場での実務経験を持つ著者が、きょうだい児当事者への取材をもとに構成したセミフィクション作品です。

きょうだい児とは
障害のある兄弟姉妹がいる人を指す言葉で、障害のある兄弟姉妹とともに育てられながら、一方でケアを期待されるなど、障害のある兄弟姉妹や親との関係、また家庭外の社会での経験など、さまざまな場面でその影響を受けることが多いと言われています。

監修者のメッセージ
私達も、この物語の主人公と同じように、障害のある兄弟姉妹がいる「きょうだい児」の立場です。
兄弟姉妹への感情は、障害があってもなくても、好き・嫌いと揺れ動くことがあるでしょう。
ただ、きょうだい児は、障害の特性・親との関係・周囲の人間関係や生まれ育った環境、社会などとの関係によってその振れ幅が大きくなりがちです。
良好な関係を築く場合もあれば、それが難しい場合もあります。
きょうだい児について伝える時、私達もこの振れ幅のどの側面を伝えるべきかを悩みます。
障害のある兄弟姉妹とともに人生を歩みたいと思うのも、別々の人生を歩みたいと思うのも、そのどちらも正しいからです。現に、私達3人もそれぞれ、この物語に登場するきょうだい児たちに共感する部分もあれば、自分は違うと感じる部分もあります。
きょうだい児は親ではありません。
きょうだい児が障害のある兄弟姉妹の世話をしなければいけない義務も法律上ありません。
本来、それは親、ひいては社会の役割で、兄弟姉妹は互いに独立した存在です。
その上で、障害のある兄弟姉妹とどれだけ関わるかはきょうだい児本人にしか決められません。

この物語の主人公のように、障害のある兄弟姉妹や親との関係に悩む人は少なくありません。
幼少期からのさまざまな出来事の積み重ねがあって、障害のある兄弟姉妹なんか生まれてこなければと思ってしまうことに苦しむ人もいるかもしれません。
自分の人生に前向きになれない時もあるかもしれません。
それでもどうかきょうだい児自身の気持ちや選択を、人生を否定せず、自分自身を大切にしてほしいと思います。

Sibkoto|シブコト障害者のきょうだいのためのサイト
共同運営者 白井俊行 松本理沙 藤木和子

もくじ
 1話 私の妹には障害がある
 2話 友達の基準
 3話 ママが泣いた日
 4話 私には選択肢がない
 5話 この家は全てが妹中心で回っている
 6話 妹から離れたい
 7話 どうして、私だけ?
 8話 プロポーズ
 9話 幸せになれない呪い
10話 私は誰からも愛されない
11話 生きていくために
12話 きょうだい児
13話 母の入院と妹の世話
14話 介護と介助と仕事
15話 もう耐えられない
16話 母の変化
17話 成年後見制度
18話 普通を取り戻したい
19話 自分の望みを叶えていく
20話 人生は全て繋がっている
21話 私のこれから

あとがき
巻末資料 きょうだい児のみなさんへ

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レビュー

妹なんか生まれてこなければよかったのに きょうだい児が自分を取り戻す物語【単行本版】のレビュー

平均評価:4.7 3件のレビューをみる

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高評価レビュー

幸せになって良かった。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ かなりリアリティがあり、胸が痛くなりました。
簡単に美談にしたり、消費するべきテーマでは無いけれど、周知していく必要のあるジレンマをはらむ問題だと思います。
生産性や利益を向上させる事ばかり優先するような社会になりつつあると感じる事が、多々ありますが、まだこのご家族のような事例があるならば、まだ捨てたもんじゃ無い。ただ、適切な支援へ繋がるまでのハードルはかなり高いように感じました。家族の抱える問題を第三者に発信するのはなかなか難しい。
そのハードルを下げるような取り組みを、教育現場などで出来ると良いように思います。少なくとも、教育現場にいる人間として意識していきます。
…などとかなり真面目に考えました。

息抜きに漫画を読んで休日を過ごしていましたが、昨今の漫画表現は素晴らしいものにふと出会えてしまいます。
漫画ならではの触れやすさと、その扱うコンセプトのギャップが癖になっています。
いいね
1件
2025年9月29日
私はきょうだい児ではないけど祖父母のヤングケアラーでした。今、母の介護をしてます。「きれいごと」ではすまないのに、自分の心の守りかたを誰も教えてはくれないですよね。
いいね
4件
2025年9月20日

最新のレビュー

現実に向き合っている本
綺麗事だけでない家族の苦悩をしっかり書き留めつつも絵柄が可愛いので苦しくなり過ぎずに読み進められます。気持ちの問題だけでなく支援に繋げる大切さも描かれていて良い内容でした。
いいね
0件
2025年10月2日

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