■“思考は現実化する”を実践に落とし込む、28日間の書き込み式ワークブック
私たちの思考のほとんどは潜在意識に支配されており、
心の奥にたまったネガティブな思い込みが、目の前の現実を形づくっています。
本書は、その潜在意識を“書くこと”を通じてやさしく見直し、
整えていくための一冊です。用意するのはペン一本。毎日10分ほど、
自分の気持ちを言葉にしてノートに書き出していくうちに、
忘れていた思い込みや小さな願望に気づき、少しずつ心が軽くなっていきます。
最初の数日間は、花を思い浮かべる瞑想や、鏡に向かって笑顔で言葉をかけるといったシンプルなワークから始まります。
子どもの頃の自分に語りかけるような気持ちで取り組むことで、意識の奥に積もっていた感情がやわらかくほどけていきます。
やがて、「大好き!」と感じることを素直に書き出せるようになり、
被害者意識にとらわれない前向きな思考が自然に増えていきます。
■また、本書は28日間のワークを3回繰り返せる仕様になっています。
1回目と、2回目、3回目に取り組んだときとでは、感じ方や言葉の選び方がまるで変わっているはずです。
繰り返すたびに、新しい自分を発見できることが大きな魅力です。
「現実を変えたい」と思っても、急に何かを成し遂げる必要はありません。
大切なのは、毎日の小さな気づきを積み重ねることです。
寝る前に感謝したことを書き留めるだけでも、
潜在意識はポジティブな記憶を覚え込み、次の日の気分を明るくしてくれます。
■書くことは、自分を知り、自分を癒すシンプルで確かな方法です。
28日間、ぜひペンを走らせてみてください。気づかないうちに、
心も現実も少しずつ変わりはじめていることを実感できるでしょう。
■本書の目次
・はじめに
ワークの取り組み方
思考について知っておきたい7つのこと
①まわりの出来事はすべて自分の思考が創り出している
②潜在意識には膨大な思考がストックされている
③悪い思考と曖昧な思考を上手に扱う
④子どもに話しかけるように潜在意識を扱う
⑤潜在意識は主語がわからない
⑥自分自身をジャッジしない
⑦自分自身を癒やしてあげる
・1~5日目 心と身体を緩め、自分に意識を向ける準備期間
・6~10日目 夢や願望に向き合い、心の奥底にある本音に気づく
・11~15日目 自分の内面を見つめて受け入れ、認めていく
・16~20日目 人とのかかわりを見直し、ネガティブな気持ちを手放す
・21~23日目 親子関係やパートナーとのつながりを見直し、愛を再定義する
・24~26日目 トラウマ・心身の不調・子ども心を向き合い、癒やしと再生へ
・27~28日目 見えない力とのつながりを思い出し、自分を祝福する
・おわりに