中堅商社に勤める30代の課長代理が密かに気にかけているのは、真面目だけど少し地味な部下。 ある日、二人は急遽、地方へ同行出張することに。
しかし、取引先のセクハラ部長が、懇親会の席で部下に執拗に絡んでくる。 彼女が恐怖に顔をこわばらせたその時――彼は毅然とした態度で彼女を守り抜いた。
その夜、泊まり先のビジネスホテルで。 「今日のお礼です」 そう言って彼女が見せたのは、誰も知らない、彼女だけの甘い秘密だった。
「好き」と言うのは恥ずかしい。でも、彼女は笑顔で僕にだけ特別をくれる。
特別な彼女が──日常のふとした瞬間に“ご褒美”を渡してくれる。
それは他の誰も知らない秘密の仕草。
スカートを少しだけ持ち上げて、頬を赤らめながら見せてくれる。
誰にも見せないパンツを、僕だけに見せてくれる。
そんな一瞬のドキドキが、恋の甘酸っぱさと、ちょっとしたフェチ心をくすぐる──
1話完結のラブコメライトノベルシリーズ『彼女が僕にだけおパンツを見せてくれる理由 ショートストーリー』、ここに開幕。
※アンフィニノベルズエピソードは1話完結の短編ライトノベルレーベル。通勤時間などちょっとした時間に読めるライトノベルをお届けします。