【内容紹介】
ビジネス、投資、就活に使える!!
4000社を取材してきた『四季報』記者が教える!
世界を制す「ニッチ企業」50社!!
「1989年には世界時価総額ランキング50位以内に日本企業は32社あったが、今は0社」
「日本にはGAFAMのようなグローバルで活躍する企業がない」
“失われた30年”で凋落したとされる日本企業は、本当に競争力を失ってしまったのだろうか。
実は、そんなことはまったくない。
世界シェアナンバー1の日本企業は今も多数存在し、日本経済のみならず世界経済を支えているのだ。
しかも、トヨタ自動車やブリヂストンといった大企業のみならず、あまり知られていない中小企業に“隠れた世界シェア1位企業”は数多く存在する。
米半導体大手エヌビディアにICパッケージ基板を独占供給するイビデンや、騒音も振動もない杭打機で世界シェア9割を誇る技研製作所、バイク用の高級ヘルメット市場で6割のシェアを占めるSHOEI など、BtoB企業や非上場のため知名度が低いが、いずれも優れた技術やノウハウを持つ隠れた優良企業たちだ。
本書では、『週刊東洋経済』や『四季報』の記者、編集委員として4000社以上の企業を取材してきた“企業分析のプロ”が、小規模なマーケットで圧倒的な世界シェアを誇る“グローバル・ニッチ・トップ”(GNT)企業を紹介。
日本が誇る“隠れた世界シェアナンバー1企業”50社を大解剖する。
【著者紹介】
[著]田宮 寛之(たみや・ひろゆき)
経済ジャーナリスト、東洋経済新報社編集局編集委員、昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授、拓殖大学商学部非常勤講師、明治大学学部間総合講座講師。
明治大学経営学部卒業後、日本経済新聞グループのラジオたんぱ(現・日経ラジオ社)を経て1993年に東洋経済新報社に入社。企業情報部や金融証券部、名古屋支社で記者として活動した後、『週刊東洋経済』編集部デスクとなる。2007年、株式雑誌の『オール投資』編集長に就任。2009年、就職・採用・人事などの情報を配信する「東洋経済HRオンライン」を立ち上げて編集長となる。2014年に「就職四季報プラスワン」編集長を兼務。これまでに自動車、生保、損保、証券、食品、住宅、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、外食、化学など4000社以上の企業を取材。
【目次抜粋】
はじめに グローバルニッチを制す“小さな巨人”たち
◆PART1 医療業界
◆PART2 自動車・バイク・航空機業界
◆PART3 インフラ業界
◆PART4 機械・装置・工具業界
◆PART5 素材業界
◆PART6 半導体業界