【内容紹介】
「認知症になったら人生は終わりだ」「認知症になったら何もできなくなる」――。
いいえ、認知症はあきらめるものではありません。
関わり方と環境を整えることで、認知症を有する方の困りごとが軽減し、笑顔が戻ります。
新しい認知症ケアの形を提案する一冊!
脳の病気そのものの治癒が見込めなくても、ケアの現場では、関わり方と環境を整えることで、認知症の状態が落ち着き、表情や言葉、行動に変化が生まれることがあります。
本書は、そうした実践をもとに、その人の力を引き出し、その人らしい暮らしを支えるためのケアの考え方と方法をまとめた一冊です。
そしてその実践の先にこそ、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が目指す、認知症を有しても尊厳が守られ、住み慣れた地域で希望を持って暮らし続けられる社会の実現があります。
その可能性をひらく、新しいケアのかたちを提案します。
【著者紹介】
[著]阿久根 賢一(あくね・けんいち)
社会福祉士・介護支援専門員・介護福祉士
1976年生まれ。龍谷大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。高校時代、同居していた祖母の認知症の発症と看取りを経験したことをきっかけに、社会福祉の道を志す。大学卒業後、社会福祉法人・医療法人にてソーシャルワーカーとして勤務。2002年、豊泉家グループの社会福祉法人福祥福祉会にソーシャルワーカーとして入職。施設長、運営本部長等を経て、2017年より理事長に就任し2025年6月まで務める。2025年7月より、学校法人園田学園副理事長、社会福祉法人天森誠和会理事長に就任。2026年4月より園田学園大学特命教授に着任。
【目次抜粋】
第一章:改めて考える、「認知症」とは何か?
第二章:ケアに変革を起こす豊泉家メソッド
第三章:メソッドの実践が叶えた安定と笑顔
第四章:「つくられた認知症」をケアで救う
第五章:「認知症パラダイス」の創造へ、今!