さらっと読み進めるお話しかな…と思って読んでたんですが、とてもよかった!地に足のついたストーリーというか、現実的ないろんな問題がリアルで、正司の自分がゲイであるこがいけないことなんだと思い続けて生きてきたのが、もう辛かった(涙)両親にゲイで
ごめん、孫の顔見せられなくてごめんって謝ってる姿が突き刺さりました。天野のいう通り、謝ることじゃないし、幸せの形は人それぞれで、人を好きになることは同じく人を好きになるだけのこと。性別やその他云々は、本当に好きで欲しいものの中身に付いてくるおまけなんですよね。天野のまっすぐで筋の通った一途さに、読んでるこちらも救われました。たくさん苦しい思いをしてきた分、これからはそれ以上の幸せが待ってます、きっと。素敵な作品を、ありがとうございました。
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