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鬼は笑うか
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鬼は笑うか

648pt/712円(税込)

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作品内容

青白い首筋が、鼻にかかる掠れ声が、射るような瞳が、手招いていた。
平凡な中学生・星谷は、クラスで浮いた存在の柏瀬と体育教師の情事を図らずも目撃して以来、彼の事が気になっていた。ふと二人きりになった時に、柏瀬にからかわれカッとなる星谷だったが、行動を共にするうち彼の強気の裏側にある寂しげな隙間に気付き――。

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  • 鬼は笑うか

    648pt/712円(税込)

    青白い首筋が、鼻にかかる掠れ声が、射るような瞳が、手招いていた。
    平凡な中学生・星谷は、クラスで浮いた存在の柏瀬と体育教師の情事を図らずも目撃して以来、彼の事が気になっていた。ふと二人きりになった時に、柏瀬にからかわれカッとなる星谷だったが、行動を共にするうち彼の強気の裏側にある寂しげな隙間に気付き――。

レビュー

鬼は笑うかのレビュー

平均評価:4.6 101件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) 痛いよ
    ちいこさん 投稿日:2024/3/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 わりと重めのストーリーでした。 正直に言うと「イタイイタイイタイイタイ!!」という感想が一番にきます。あれだけ出血してたら病院でしょ…くらいには出入り口から出血しておりますので苦手な方は注意ですね。ちなみに私は無理やりな行為での出血が苦手なのでダメでした。その後も自分で傷つけるとか…ヒェ…ムリムリ痛くて読んでられないよ。おちり大事! それもこれもあのクズ体育教師のせいですね。 顔も出てこないし逮捕されたあとはすっかり存在が消えたけど、父親よりもアイツが憎い。 かなり内容のある作品なのにこんな感想で申し訳ない。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) ズシーンと胸にくる作品
    humanさん 投稿日:2022/10/8
    拗らせ中学生の変わりネタかと思いつつ、何か惹かれるモノがあって購入。こんなクズが教師なの?親って何?思いもよらぬ展開に驚き凹み、胸を締め付けられながら読みました。柏瀬の中学時代は漆黒の闇。負のループに嵌まり抜け出せない。柏瀬を生理の無い穴と して使う魂胆で、いい教師ぶって保護する山下に反吐が出る。でも柏瀬の自己防衛。使えないなら他の穴でって、単なる性処理?支配欲?生まれながらのクズだな。やたらと星谷にちょっかい出したり生理だ何だと体の事を言うのは柏瀬なりのSOSだったんだろう… 言葉の端々にまだ子供っぽさが残る少年達に大人は何てモノを背負わせるのか。P.3のカラーの絵、花の上で小指を繋いで眠る2人の姿に胸が痛む。P.106の「俺のせいで…」「僕のせいで…」と心の中で謝るシーンの意味が分からなかったんですが、山下が捕まった事に2人が絡んでいるのでしょうか?柏瀬なら山下の裏ネタを知っていそうだし、小椋先生と柏瀬を守る為に通報したのかなと。それならば あの空気感と台詞が何となく腑に落ちるんですよね。高校生になって虐 待からは解放されたけれど、一人ぼっちは悲しい。星谷の家族に良くして貰って暖かさに触れて救われる事もあるけれど、孤独を一層感じてしまう部分もある。だっこをせがんで「星谷のお父さんみたいな人と結婚したい」「星谷のお母さんみたいな人と結婚したい」と言う柏瀬が切ない。愛情に餓えて 家族に餓えて、居場所が欲しいし甘えたい。まだ17歳… 得るべきモノを得られず、しなくていい経験をしてしまった。最後、星谷のトリッキーな行動に面食らいますが、一縷の望みに託したんでしょうね… 2人の未来を。男同士だと結婚も子供も出来ない。でも、だからと言って不毛な関係じゃないし、生産性が無い訳じゃない。こんな関係を続けていられる訳がないと朝まで泣いた3年後、大学生になった2人がクマのモコモコお揃いスリッパを履いて名前で呼び合っている姿が証明している。愛し合って幸せなのが一番大切だって。鬼は笑って外に行きますよ もっとみる▼
  • (5.0) 愛しい作品
    ぴひこさん 投稿日:2023/5/20
    【このレビューはネタバレを含みます】 大好きな作品、おススメの作品ってのは色々あるけれど、愛しいなあと、大事に手で包み込んでおきたいと思う作品は意外と少ないものです。 この作品の凄いのは、良かれと思ってなしたことでもかえって相手を損なうことになるかもしれないことをきっちりと描いているところ。リアルなんだもの。怖かった。 一度教師によって救われたかに思えるところ、更に突き落とし、その上で、これでもかというぴかぴかをあてがった。 そう、星谷くんが光ってます。家族もみんなぴかぴか。育ちが良くて素行も良くて、この子が「かわいそう」と側にいてくれたことで柏瀬くんはやっとやっと救われた部分がありました。怖いから目を瞑って部屋の電気を点ける習慣も、時間が経つにつれ、柏瀬くん本人も忘れるくらいになっている。 大人の都合で何重にも傷つけられてしまった柏瀬くんの言葉が本当に切実で、星谷くんの突飛な行動もその切実さに呼応したもので。突飛さが優しく優しく労わります。 ぎゅーぎゅーと星谷くんに抱きつく柏瀬くんが愛しいし、二人で世界を変えたかったと泣く星谷くんが愛しいし。 鬼はこの二人を、この二人の一見他愛無いとも思える切実な将来の話を聞いて、本当に笑うというのか。 誰も笑えない。笑っていいのは当人たちだけ。 「鬼が笑った」というモノローグは、朝まで泣いた二人の未来を、心配ねえぞと予言して笑い飛ばしてくれたということなのかな。そう思いたい。 BL作品に登場する女の子の扱い次第では、作品の評価を下げたくなるのですが、こちらは良かったです。 5/19〜21の東京漫画社30%オフクーポンにて購入。 「闇系」作品で知った作者先生、本来なら出会わなかった作品です。 続きを読む▼
  • (5.0) 鬼が、笑った。
    Hammyさん 投稿日:2022/4/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 途中までふたなりなのか?と勘違いして読んでたので、真相を知った時には痛くて心が引き千切られそうでした。 まだ大人の庇護が必要な子どもの居場所がない。 それだけでも辛くて、なのに災いはそういう子に降りかかる。 このお話は最初(14歳)が一番辛いです。 柏瀬が朗読している羅生門の一節が、現状打破できずウロウロしかできない彼そのままのようです。 助けを求めるべきなのに、自分じゃできない。 なぜ言えないのか?言えばこの辛さが終わるかもしれないのに。 星谷の、まだぼんやりとした不安定な、しかし強い思いを以って柏瀬の辛い時代はやっと収束を迎えます。 ここで物語を閉じても良かったと思います。 ……… けれど3年後、17歳。 新たな局面で鬼が笑うような話をせずにいられない不安が、ずっと悲しく響いてきます。 2人で世界を変えたかった。 私が神ならすぐにオメガバの世界に転生させたげたい!って考えてしまいました。 一緒に居る理由なんて、一緒にいたいから、だけでいいじゃないか! さめざめと、2人と共に泣ける17歳の切なさです。 元カノのロジカルなアドバイスが光っていました。 ……… 描き下ろしの3年後、鬼大爆笑で良い意味で涙出ました。 14歳の痛さ、17歳の切なさを乗り越え、読後感がとても良いです。 夜明けの腐女子さまにうってつけの作品だと思います ……… マリアボーイを読んだ時にも感じたのですが、作者さまの描く虐 待はめちゃくちゃ痛いと感じてしまいます。 現世界と地続きのような、リアルにあったニュースを読んだ時のような、可能であれば目を背けたい誘惑に駆られます。 すごい表現力です。 続きを読む▼
  • (5.0) 先のことはわからない、けど
    soramameさん 投稿日:2023/11/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 『俺の春』を読んで衝撃を受けた作家さんで、こちらがセールにかかっていたのでこれを機に購読。 なかなか衝撃が大きい今作、大人が子供に対して乱暴するシーンがあるので読む人を選ぶかもと思いますが、センシティブな問題をしっかり取り上げていてリアリティもあり、読んで良かったなと思っています。 普通の中学生・星谷×クラスでも浮いた存在の柏瀬。 クラスに落ちていた生理用品を俺のだと言ったり、水泳の授業を休んでいる理由が生理だと言ったり、体育教師のtnpを咥えていたり、星谷にとって柏瀬は謎だけど気になって仕方ない存在に。 柏瀬の父親からの暴力や体育教師とのことも無理矢理だったと知り、友達として支えてあげたいと一緒にいることが増え、それが高校になっても続きます。 時間が経ち、お互いに思い合っているのに離れて行こうとする柏瀬に、好きを伝えるストーリー。 中学生の時の話は、主人公たちの多感な時期に親のこと、教師のことで振り回された柏瀬が可哀想すぎた。 どこにも居場所がない彼にとって、星谷は心安らぐ場所だったのかな。 高校生になって、親のことはある程度時間が解決してくれたんだと思うけど、壊れた家庭が元に戻るわけではなく。そんな現実を見て、結婚しても先のことはわからないとわかっている二人だからこそ、今一緒にいても不安が付き纏って離れないんだな。 妊娠検査薬を試す奇行も、ずっと一緒にいたい気持ちの表れだったんだと思うとなかなかに深いと思いました。 星谷の涙で私も泣いた。 続きを読む▼
  • (5.0) 痛くて辛くてあたたかい
    あいかさん 投稿日:2022/6/30
    【このレビューはネタバレを含みます】 ずっと読んでみたかった作品でした。試し読みした時に、柏瀬がなんかいろいろぶっ飛んでて、これ綺麗に着地できるのだろうかと不安だったんですけど、いつの間にか自分こそがどっぷりつかってて、作者さんのすごさに驚きました。というのも、絵的にも言葉的にも結構生々しくて、下手したら嫌悪感が漂ってしまうほどなのに、その背景が見え、想像していたよりもずっと痛々しく、とことん柏瀬に不幸の皺寄せがきていることがつくづく心を貫きます。星谷と心を通わす中で普通の男の子として生きようともがく姿に幸せを祈るばかりでした。 3年後の高校生になっても当たり前のように一緒にいる二人。でもお互い今のままではいられなくて、一緒にいる理由が欲しくて悩みます。今度は星谷がぶっ飛んで、「おいおいどうした!?」ってなりましたが笑、狂おしいまでの恋に切なくなりました。 最終話が個人的にガーンと来てしまって、けど同性愛には必ずといっていいほどぶつかる壁でもあり、そこを17歳の少年達を通してというのがまた儚く、今一緒にいるこの瞬間が尊くもあって、ぐわ〜って心の中で処理できないところでの描き下ろし。3年後の二人の姿が未来をも物語っていて、大爆笑というより泣き笑いでしたね。一緒にいた時間こそが「大丈夫だ」と信じるパワーとなり、手を取り合って未来へと進んでいける、そう感じました。 本のタイトルとストーリー展開がマッチしていて、それぞれの良さが際立っています。読者に考える機会や感動を与える素晴らしい作品です! 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

奇跡に縋る程愛してる
制作:パーマ(シーモアスタッフ)
「生理」という衝撃的なテーマで思春期ならではの痛々しい世界を描く、木村ヒデサト先生のセンセーショナルな一冊。クラスで浮いた存在の柏瀬と至って普通の星谷。大人の汚さも、懸命に傍で生きようとする2人の姿が惨いほど緻密でコントラストが眩しいです。「世界を変えたかった」という台詞が刺さりました…。

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