218ページ、1冊表題作(おまけ2&4p+電子限定書下ろし2p+表紙裏おまけ2p付)。
うーむ、評価が難しい。。
絵は文句なく綺麗だし、背景のストーリーが国際組織を舞台にしてて、BLには珍しい深みがあって面白い!
(ギルドとか、ほ
んとふりー○ーそんみたいで臨場感ある)
自分的には星5を付けたいっ!
、、ところなのだが、1冊の完成度が低い(泣)。。
全7話中、最初の2話はそれぞれ読みきり、違う事件。
3-7話がひとつの話。
同じ主人公が取り扱った3つのケースなんだけど、各話での意味深なところが謎のままで、次の話で種明かしがない。
ゆえに、え!これで完結??と肩透かしをくらったような腑に落ちない読後感。。
答えはあとがき&電子オマケの後の、いーっちばん最後の表紙裏オマケにあった!
(読み逃しにご注意!ちなみに私は1回目読んだときにあとがきで終わりかと思って読み損ねた!読後レビュー見直して読み返しました。。)
本作はなんと2次作品。
元ネタ(単行本未収録)が他社で描いた以前の作品で、本作はその主人公の過去バージョンだそう。
ラストにおまけのような現代の幸せそうな2人がちょろっ出てるけど、つまりその現代が元ネタ!?
(だから幸せが足りないのだろうか??)
(がしかし、たぶんその最初の元ネタはその当時単行本化されてないっぽい)
本作も連載予定ではなく短編だったみたい。
(さらに、現代と過去とでは設定にもズレが生じてるらしい)
だから最初の元ネタ収録もなく、各話のつながりが希薄なのだろうか?と微妙に(嬉しくなく)納得。。
ちなみに怪しいアジア人医師は元は他社刊行の別の短編の登場人物だとか(笑)。
つまり、本作を理解し楽しむにはこれ1冊じゃ解りにくい、足りない。。
たとえ設定にズレが生じてようが(修正できてなくても)、、元ネタ?同人誌作品?すべて収録して発行して欲しい!
作者さんは体調を崩されてて、いずれ?お話を描きたいと思っておられるようですが、ぜひいろいろ謎な部分の間の話も描いてほしいですっ!
1冊としては星4なんですが、ネタとしてのストーリー性は(BLでは珍しく)自分的に星5以上なんで、、
おまけの星5にしておきます。。
(他社刊行でも良いので)
今後、関連作の刊行に期待したい。
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