はー、恋のはなし→愛のはなしを一気読みして、もう泣いた泣いた。主人公はバーテンでゲイのちひろ。一度も一途に想い合う恋愛をしたことがない。そんな中、高校時代に告白してきた律と客と店員という関係で再会するも、律には男性のパートナーがいて...。
続編と合わせて読むと、ちひろの印象が変わります。読むなら是非続編も合わせて読んでください。まだちひろ自身気付いていないかつて恋心を抱いた相手に(卒業式の日の涙が物語ってますが、同性に対する初恋かと)、ifを考え近づくちひろをどう見るか、意見が分かれるのも分かる。でも、かつて純粋な愛情を向けられ、そのかけがえのなさに遅れて気付いた分、できるならば近付き自分のものにしてみたいという気持ちは、その後に重ねた歳月分、重みを増し、どうしようもないものであることも分かる。はー、切ない!色気のある絵柄とストーリーがマッチしてて、初読み作者さんでしたが、出会えて良かった。フォローしている方のおススメ、ありがたいことこの上ないです
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