初めての作家さん。クーポンにて。読み応えはありますが、なかなかに重たい内容なのでラストまで一気読み出来て良かったなぁという印象でした。「月光街」という無法地帯で自警団として活動するケイと記憶を無くして男娼をしている一葉を主に物語が進み、登場
人物それぞれの背景や繋がりが少しづつ明かされていきます。ネタバレなしがいいと思いますので詳しくは控えますが子供相手の鬼 畜の所業や人を人とも思わない理不尽すぎる行い等、深く重たい内容がのしかかります。ラストはスッキリ!とはいかず歯痒い思いは残りますが、個々の人物それぞれをみれば間違いなくハピエンで、私は読後感は悪くありませんでした。幸せそうな特典ペーパーにもほっこり。後ろは振り向かず前を向いて、当たり前の幸せがいつもそばにあるような温かい日々を、彼らがずっとずっと過ごしていけますように。読んで良かったです。
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