初読み作家様です。多数の高いレビュー評価の『自惚れミイラとり』がず〜っと気になってましたが、フリマでお安く見つけたので、カネ子作品入門編としてこちらを購入しました。
すごく楽しかったので、あっという間に全巻一気読みしました。
再婚し
た親同士は、早々に海外に行き不在。義兄弟となった風介と芹のドタバタが始まります。
芹が上手〜く風介を手玉にとり、完全に掌の上でごーろごーろ転がされてるチョロい風介(笑)
この風介を筆頭にキャラがみんな、個性豊かで魅力的です。七変化のようにコロコロ変わる風介の表情を見てるだけでも、楽しい。
芹の執着ぶりやジェラシーも可愛いく見えます。風介の事が好きでたまらないはずなのに、肝心な言葉はなかなか聞かせてくれません。
お互いに言わせたい言葉。
もう、義兄弟なんてすっ飛ばしてます(笑)
結構、風介に甘々な芹が、スパダリかも。将来楽しみ〜。
エチもガッツリとあって、風介が色っぽくて可愛くていい。
あぁ、こんな時に欲しい言葉、言ってくれるなんて、きゅうん。風介の王子様は、ニクいねぇ。
わちゃわちゃとしたドタバタ劇の中、二人の恋が強く結ばれ育まれた３冊です。良かったぁ。
作品中、風介の友達・奥村と先輩・和久井に仕掛けられた罠。和久井が嫌なヤツですが、二人のその後も気になります。
風介のお隣さんの哲平が、なかなかいいヤツで好きでした。芹の兄弟、梅と四葉もナイスキャラ。楽しいしかなかったです。
なーんにも考えないでBLを楽しみたい時に、こちらの作品オススメです。カネ子先生のラブとエロとコメディセンスの三拍子揃った作品いかがでしょうか。今ならお得パックあります。
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