作家:宿木先生が急逝し、共に住んでいた門下生たちは、先生の小説に登場する「福寿」という人物にイメージがそっくりな男の子(15歳)を囲っていた事を知るのですが・・・・と、ちょっとシリアスものでしたね。全部を説明するのは難しいくらい、結構複雑に
お話しが織り込まれていて推理小説のようでした・・。
先生をただひたすら愛し、その先生の理想の女(男?)「福寿」になりきろうとした、売られてきた男のコ・・・先生が居ないのに福寿が生きている意味が無いと自決を何度も図ろうとするも「先生が望んでいるのはそんな結末じゃない」と、門下生:林堂に宥められます。ちょっと切なく美しいお話し・・・ですが、よくよく考えると先生・・・人身売買に監きん・・犯罪じゃ〜ん(汗)て感じです。中国の伝説の「桃娘」を題材にしているので福寿の服装がチャイナドレスなのが艶めかしい・・・でも画はどちらかというとカワイイ系です。エロはほぼ無いです。ちょっとクセのある、独特な雰囲気の作品でした。
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