読み放題で汽水域が良かったのでこちらも。分からない、ハッキリさせない部分を描いてるのがむしろ好きです。こうきがまさみにも桂にもフラフラ行ってしまうのも、他の漫画の主人公ならイライラすることもあるだろうけど、こうきのあの感情は分かる"気がする
"のです。まさみの想いを重いと思ってしまうのも、幼馴染で、死のうとしたのも見られたのだから、やっぱり分かる気がします。それに向き合うのは、自分と向き合うこととイコールなような気がしてしんどい。自分の1番仄暗い部分を直視するようで辛いなあと思います。こうきの抱えるフラストレーションを解き放つためには、まさみじゃないほうが良いのかもなと思いつつその手を振りほどけないのがまた良いなあと思ってしまいます。その感情が何にしたって、あの日屋上でこうきの手を取ったのはまさみだったからなあ。そのスッキリしない部分が好きでした。でも何故にローションじゃなくてオリーブオイルにしちゃったの?結構独特な匂いだし、わざわざ買うなら素直にローション買っとけぃ!
追記/他の方のレビューで続きがあるとあったので読みましたが、完結出来ずじまいのようですね。
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