このレビューはネタバレを含みます▼
子供のころにどこかで読んで、ものすごく心にずしんと来た作品でした。当時は30歳になった女性がキャリアと誇りだけを胸に一人で生きるというのがどういうことなのかよく解ってはいなかったけれど、物悲しさと清々しさが残る不思議な作品でした。池田理代子先生だったとは…。今の時代ならこんな女性は大勢いるし、むしろ結婚して子供が生まれたばかりに不幸な結婚生活を続けるしかないよりは、おひとり様の方がマシと思われる時代ですもんね。自分自身が大人になったことと、時代の価値観そのものが変わったことで読み返して更に味わい深い一品となりました。