魔道具職人を目指すアルセニオと、騎士を目指す兵士・サウロの物語――。
「魔女の下僕と魔王のツノ」の過去編。
主人公アルセニオと親友サウロ…本当に優しくて魅力的な彼らに降りかかる悲劇に、読んでいて心がちぎれそうになるくらい辛かった……
。
ですが魔女ツノを読んだ人は、この作品は読んだほうがいいと思います。
シリアスで、辛く悲しいこともあるけれど、それがそのまま彼らの人生の厚みと、作品の奥深さになってる。
この作品を読んだ後でもう一度魔女ツノを読み返すと、魔女ツノの幸福度がさらに増します。
シリアスといってもさすがもち先生で、一度読み始めたら止まらない面白さ。
滅茶苦茶面白いです。そして深い。
もしも最初にこの作品が気になった方は、時系列はこちらが先なのでこちらから読んでも多分大丈夫。
その場合、彼らのその後が描かれた「魔女の下僕と魔王のツノ」、本当に素敵なファンタジー作品なので、是非そちらも読まれることをお勧めします
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