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作品内容

婚約者のディコンが海の向こうにつれ去られて10年…帰りを待ちつづける貴族の令嬢キャスリンのもとに報せが届いた。ヴェネチアで救出された奴隷にディコンらしき人物がいるという。彼の父とおばとともにキャスリンは急ぎヴェネチアに向かうが、ディコンを救出したという大商人ロレンツォ・サントリー二に出会った瞬間、体が動かなくなった。初めて会ったはずなのに…この不思議な感覚は何…?ざわめく胸を抑えつけキャスリンはディコンと思われる青年と面会するが…。

詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 忘れえぬ初恋

    500pt/550円(税込)

    婚約者のディコンが海の向こうにつれ去られて10年…帰りを待ちつづける貴族の令嬢キャスリンのもとに報せが届いた。ヴェネチアで救出された奴隷にディコンらしき人物がいるという。彼の父とおばとともにキャスリンは急ぎヴェネチアに向かうが、ディコンを救出したという大商人ロレンツォ・サントリー二に出会った瞬間、体が動かなくなった。初めて会ったはずなのに…この不思議な感覚は何…?ざわめく胸を抑えつけキャスリンはディコンと思われる青年と面会するが…。

レビュー

忘れえぬ初恋のレビュー

平均評価:4.8 33件のレビューをみる

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高評価レビュー

人攫いに奴隷にされて過酷な生活の果てに
文句のつけようのない一冊。こういうのを読んでしまうと、つくづくHQてピンきりだと実感する。

取り返しようもない奪われた時間や犠牲となった諸々を、愛が包み込んでくれたと、自分は幸せ者だったと、彼の言葉が過去を知っている者の無力感やひとりそんな目に遭わせてしまったという端(ハタ)の自責の気持ちを濯いでいくラスト。波乱に富んだ彼の半生を寄せて来る波が洗い流すようにして、また波が何度も還していき、ひどく虐げられた日々の傷の深さと癒しの大きさを思わせる。彼は幸せだったと終わり良ければで総括するが、過酷だったからこその状態もあったのだから、安心して暮らすこちら側の自分の今の生活の平和が、波打ち際で楽しく遊ぶ子らとダブり、本当に幸せを二人のメインキャラが噛み締めていることが伝わる。

スリリングなパニック映画やハラハラのサスペンス劇場の、全て終わった結末の安堵感とも違う、しみじみとした幸福感の到来。
鬼のような悪人もいれば、救う者が居る。愛し合う二人を割く残酷すぎる事件が、HQコミックス史上でも稀なだけに、読んでいて単なるヒストリカル、単なる引き裂かれた幼い恋愛物より、ズーンと、胸の中に、数奇な運命の若者とヒロインの16年越しの執着愛(?)の紆余曲折とを味わえる。

ベネチアらしさも出ていた上に、カーニバルが絶妙に引き立て、花嫁コスチュームがよく描かれていた。
画力のある先生でないと務まらない題材を、こうも、ドラマに盛り上げてくれて申し分のないひとときを過ごさせてもらった。

さちみ先生作品を読むと、沢山の「?」レベルの作品に同じお金を払いたくなくなってしまう。
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7件
2019年1月20日
感動…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この壮大なお話が、1冊に纏まっていること自体がすごいです…イギリスからヴェネツィアへとという国の移動と、幼い頃の初恋から大人への恋愛へという時間の移動…そしてその中に昔の地中海の状況が描かれています。海賊や奴隷、人身売買、そしてヴェネツィアのカルナバルまで、さちみ先生の繊細で丁寧な筆致で描き込まれていて、もう読み応え十分!欲を言えばディコン(ロレンツオ)が記憶を取り戻すところがもっとあればと思いましたが…でも最後に実父に子狐の名前まで言えたというシーンで回収していたので満足です。時を超えて初恋を完遂させたヒロインは美しいだけでなく強い信念の持ち主でした^_^
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1件
2022年3月13日
壮大な物語、圧巻のコミカライズに大満足
ルネサンス期(中世と近世の境目)頃のヴェネツィアが舞台で、衣装や設定が華麗です。ヒロイン一行は、幼い頃に行方不明になった、今は大人になったはずの青年を探して、この街にやって来ます。華やかな絵柄と悲しい心情の対比、ヒーローの謎が徐々に明らかになる壮大なストーリーに、迫力の戦闘シーンと、読み応え満点です。
他の方のレビュー通り、同じお値段なら、さちみりほ先生のコミカライズ力は、時代考証やドラマ性の点で圧巻だと思います。(ハーレクインのお約束通り)ハッピーエンドだと分かっていても、終盤までハラハラドキドキしながら楽しめ、満足度が非常に高いです。
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5件
2024年9月28日
さすがです。
さちみ作品で泣かない事ってあったかなぁと思わせるほど、気がついたら涙が出ていた。どこに感動したのかと聞かれても、今回は説明出来ない。文字を追って行くのがスムーズで、その言葉がなんの引っ掛かりもなくどんどん心に積もって溢れたかのように涙が出ていた。絵の上手下手、好き嫌いも大きな要素だけど、やっぱり文章力によるところが一番なのかも。くさい言葉の羅列の作家さんだと読み進めるのが苦痛になってしまう。さちみ先生の偉大さを改めて実感した作品でした。
内容は先がわかる、それほど複雑な話ではありません。作家さんの力です。
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3件
2019年1月18日
感動しました!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 13年もの時を経て、変わらず愛し続け、ヒーローの帰りを待ち続けたヒロインの一途な想いが巡り合わせた奇跡に感動しました。奴隷の解放と海賊との戦い、暴力に囚われ、憎しみを糧に強く生きてきた愛を拒絶するヒーロー。ヒロインの優しさと愛が、今日の敵を明日の親友へと変え、ヒーローの心を溶かし、その命をも救う壮大なスケールに、ゾクゾクします。記憶を失くし、その正体が分からなくとも、互いに惹かれ合い、愛を取り戻す2人の姿が素敵でした。その後の幸せな家庭を築いた様子も描かれていて、嬉しかったです。
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1件
2020年5月12日

最新のレビュー

貫き通す
親同士が親友の幼なじみが婚約者となり、結婚を控えているなか、行方不明に。それから十年、手を尽くして探してこれが最後だと決めてイタリアへ。時代ものでイギリスとイタリアの貴族に海賊たち。そしてカルナバルには奇蹟が似合う
いいね
0件
2024年10月10日

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