181ページ、1冊表題作ですが2組の別ストーリー。
(前半2話&ラスト10pで1組+後半3話で1組)
<シリーズの順:天使の卵→結婚できない→素直になれない→利口な犬(天使の卵の続編)>
2冊目・結婚できないのレストラン(フェ
リーノ・フェリーチェ)を舞台にしたお話のシリーズ。
天使の卵のシェフ倉橋英二のみ全シリーズで登場。
本作までは話の内容に続きはないので、関連作とはいえどれも1冊で読めます。
(本作内の2組も話は被らないので別々に読める)
前半はレストランに来たリーマン客2人のドラマ。
学生から腐れ縁の2人。
素直すぎる友人相手に屈折した主人公のダークさがかえって可愛かったです。
後半はそのレストランのサブシェフとエイリアンのお話。
何がエイリアンかは読めばわかります(笑)。
主人公の怖がりが可愛いけど実は切ない。
彼の態度が徐々に変化していくのが良かった。
友人くんがオーナーシェフ倉橋の関係者で含みのある登場をしてますが、脇キャラなのでスルーでも大丈夫(この関係は1作目・天使の卵のお話)
2組ともその先の話が欲しかったー!
(いや、今までのシリーズ3冊全部続きが欲しいっ!)
前半のリーマン2人はラストにおまけショートがあるけどそれでも足りない。
次の利口な犬にはなんと1冊目・天使の卵の2人の続編が後半に収録(喜)!
(愛しすぎる男たち3話:すごく良かった!シリーズではこの2人が一番好きです)
関連作&長編好きの私としては、シリーズ重ねてだんだん楽しくなってきました♪
本作だけなら星4,5ですが、通して読んでおまけの星5。
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