辛い内容でした。うちも、父がよくお酒で化け物になっていたので、タイトルを見て、スルーできませんでした。
アル中は本当に周りの人間を苦しめます。
本人も辛いので、専門の医師や、施設などに相談しなければ救いはありません。家族だけでは治せない
のです。
難しいですよね。
お母様の事でもご自分を責めておられましたが、お子さんがお母様を救うのは無理です。さぞお辛かったでしょう。
よく頑張ってこられましたね。
うちの父も元来まじめでよく働き、子煩悩で優しい父でした。しかし、お酒により、身を滅ぼしたと言っていいと思います。母は父の後始末にいつも苦労していました。まだ父が若い頃は楽しいお酒でしたが、年を重ねる毎に深酒は酷くなり、体も壊し入退院も繰り返しました。
完全にアル中でした。どんなに約束しても目の前にお金があればあるだけお酒を買いに行き、飲み潰れます。
4杯を過ぎればもう父は化け物でした。幸い暴力はふるいませんでしたが、ヨレヨレのぼろぼろ。なぜ人はお酒で人が変わり、こんな妖怪のようになってしまうのか不思議でならなかった。その状態の父に何を言っても通じませんが、思春期の私も作者さん同様に罵詈雑言を投げました。腹立ち、怒り、情けなさ、悲しみ。色々な気持ちでした。
お酒が抜けると優しい父。私はただただお酒を憎みました。この世からお酒がなくなればいいのにと。
父は65才で脳梗塞で倒れた後、お酒を口にする事はほとんどなくなりました。憑き物がとれたようでした。孫も可愛がってくれましたし、80才で一昨年亡くなるまで穏やかな晩年でした。
母を始め沢山の人に迷惑をかけた父でしたが、母も私も父のよい所ばかり思い出します。父が恋しいです。アル中の怖さ、そして対処法、治療法を正しく知り、もっと早期に治療してあげれなかったのかなと思います。
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