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箱庭のむこう第一話

望月名緒子

（4.3）投稿数14件

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作品内容

10年前、親の再婚によって兄弟になった俊と恭弥。品行方正で優秀、なんでもできる恭弥は、俊にとって“完璧”な自慢の兄だった。ただひとつ、あることを除けば――。恭弥が留学する半年前、誰にも言えない秘密ができ、俊の心は乱される。二人の関係は恭弥が留学から戻ってきたことによって急展開を迎え……！？
恭弥の俊への感情は“愛情”なのか“執着”なのか。箱庭のような空間で繰り広げられる禁断の兄弟愛の行方は――!?

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詳細

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

作品タグ

：シリアスな展開

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出版社

：徳間書店

雑誌・レーベル

：アニメージュコミックスハルト

シリーズ

：箱庭のむこう

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2019年7月26日

ファイルサイズ

： 10.9MB

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

箱庭のむこうのレビュー

平均評価：4.3 14件のレビューをみる

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高評価レビュー

おしさん

(女性/50代) 総レビュー数：3件

心の揺れの描写が引き込まれて

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 兄の告白のときから、今まで大好きな理想だった兄が自分を恋愛対象と見ていることに戸惑い、受け入れ難く混乱します。兄もいつもまわりの理想に答えようとふるまっていた中で弟への気持ちがおさえなくなり告白しますが、弟も周りと同じように自分を見ていたことに落胆します。告白により今までような仲の良い兄弟の関係はくずれ、弟は元通りになりたいと願いますが術がない。切ないです。お互いを大切に思う二人はそれぞれ答えを出しますが、、、。作品を読んで兄弟の様々な感情に共感しながら読み進めました。一緒に落ちたり、一新発揮したり、、笑った顔がみれて良かった！

0件

2021年7月1日

ペールエールさん

(－/－) 総レビュー数：181件

品行方正な兄がグイグイ迫ります！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ やだー、何コレ、超〜面白い!!! 1話無料に釣られて3話まで読了。凄く良い所で終わったので、続きが気になっちゃう！力の入っていないサラッとした絵柄。ちょっと幼い顔が気になりましたが、好きな絵柄です。そして、自慢の優等生なお兄ちゃんがグイグイ迫る迫る！いいぞ〜いいぞ〜もっとやれ〜w。弟は訳が解らずグルグルからの、しがみつき！無自覚にあざとくて、鼻血が出そうなくらい萌えましたw。コレは続きが楽しみです。(*^ω^*)

3件

2019年10月14日

さば寿司さん

(女性/30代) 総レビュー数：38件

続きに期待大

爽やかな笑顔の兄が何を企んでいるのか、
柔らかな絵にシリアスな展開がたまらないです。
一巻が良いところで終わっているので、続きがかなり待ち遠しい！
兄弟間の重い話が好きな方はこの漫画、間違いないでしょう。

1件

2019年7月26日

ほまさん

(女性/20代) 総レビュー数：1件

シンプルな線、内容は重め

さらりとした線のおかけで、本来なら澱んだような絶望をはらんだ空気感が、過度にならずさわやかなくらいに描かれている。ふたりが最後どんな関係でいることを選ぶのか、楽しみです。

1件

2019年10月26日

ちあさん

(女性/50代) 総レビュー数：1324件

兄弟愛！！

血のつながってない兄弟の恋愛も危険な匂いがしていいです。幼い顔なのに悪い顔してるし(笑)

0件

2019年10月6日

最新のレビュー

Romi さん

(－/－) 総レビュー数：119件

あこがれと恋の源流

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 義兄弟の恋物語　コミックス　158頁　星☆4.0
初読み作家さま、表紙の好みでこちらへレヴュー。

親の再婚で義兄弟になった二人、母親の連れ子・恭弥と父親の連れ子・俊。11歳と７歳の出会い。とても仲の良い兄弟で家族は普通に過ごしていくはずだった。兄・恭弥は家族の自慢。容姿も勉強も音楽も欠点がないのが欠点と思われるぐらいの出来の良さ。比べて俊はすべてが凡庸。どこへいっても兄と比較されてしまう。

物語は弟・俊の視点で進んでいく。優秀な兄と普通な弟の兄弟喧嘩と見える出来事も”兄からの告白”が隠されている。10代の俊は困惑と葛藤で揺れている。しかも完璧だと信じていた兄からの好意に逃げ出したくもなる。まして誰にも相談できない。結局17歳の夏に兄が家を出る形で兄弟はこじれたまま。

作風は独特のタッチでほどよく抜けていて、余白に想像力が入りやすい。情景やズームアウトする引きの視点と映りこむ生活感が秀逸。兄・恭弥の表情は恋の切なさよりは苦悩に近い。だから短期留学の前の告白は唐突ではなく、心の隙間にこぼれ出た本音。これは「オルペウスの愛」と重ねた。オルペウスは妻を黄泉の国から連れ出し、あと一歩のところで一瞬の隙ができ、最愛の妻を永遠に失う結末になっている。

読了後に恋の源流は俊ではないかと感じた。冒頭、少年の俊は恭弥の声や瞳に魅せられている。憧れとも恋ともつかない感情を日々伝えられる恭弥。時と共に完璧な兄ではなく恭弥自身を受け入れて欲しくなったのが恋の始まりかもしれない。
最後にこじれた関係は3年の月日が必要となり決着へ向かう。詩の名手オルペウスは妻以外の女性を愛せなかったといわれている、一途というのがまたいい。

2件

2025年9月9日

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