「一番嫌いなタイプなんだ」
コーヒーショップの店長・巽は、美人なOLの恋人にも職場にも、
良いスタッフにも恵まれ順風満帆の日々を送っていた。
ところがある日、自分にだけ塩対応なスタッフ・榎並に嫌われていることを立ち聞きしてしまう。
居合わせた巽に榎並は気づき、謝ってくれる。
「ごめんなさい。本当は、俺は…」
好かれてはいないとわかっていたけど、
「嫌い」なんて言われたら、面白いわけがない。
巽は彼の言葉をさえぎり、「どうでもいいよ」と冷たく突き放してしまうが…。
人当たりのよいコーヒーショップの大人な店長×素直になれないツンデレ男子