星名先生のぶっ飛んでいて勢いのある作品は、落ち込んだ時に読みたくなる。
お気に入りの「天使くん」にスピンオフが出ていたとは。
エステティシャンである天使くん家の長男が、ヤクザの虎次とみかじめ料をめぐり?バトルを繰り広げるラブコメ。
天使という名字ではあるが、ある意味悪魔のようなこの兄弟を育てたご両親は一体どんな人なのか。
他人ながら非常に気になる。
今作も、周囲に心を閉ざしていた強面ヤクザが、あれよあれよと言う間に液体のようにぐでんぐでんに開放されてしまう。
ああ、また天使家の犠牲者(?)が出てしまった…
今作はぶっ飛んで胡散臭さは光っているものの、長男というだけありやや大人しい印象。
個人的には弟2人が出ていた前作の方が光と闇の緩急があり好み。
しかし、このシリーズを読んでいると、天使兄弟が自由に生きていて羨ましくなるな。
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