20年前か、逆に50年後くらいに読んでいればスッと読めたのかと思います。現代を生きる人間というよりあくまで「キャラクター」を料理された作品で、ヒューマンドラマというよりBLのカテゴリーの読後感に近く、それは決して悪いことではないのですが今ち
ょっと現代がアレなので、ついこのあたりのテーマを一般向けとして描く漫画には「現実の距離感」を期待してしまう。
(特に作画が過去にハンプティ・ダンプティ・ロードを描かれた山田先生だったので。ファンタジーですが現実を生きる人間への慈愛あふれる作品でした。)
20年早く読めば気にならなかったし2020年でもBLカテゴリーとして出ていればまあ創作物だしと割り切れたと思うんですが現代にヒューマンドラマとして読むには私には毒が強かったです。
-----再読。うまく言語化できないけれど私は佐原くんの答えと鳴海くんの描かれ方に引っかかっているようです。
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