今更ながらにどっぷりハマってしまっている草間さかえ先生のエッセイ集です。
一番初めに草間先生の絵を見たのは小説の挿絵だったのですが、正直言うとその時はピンとこなかったんです。
でも作品を読むうちに、どんどん草間先生の絵の虜になり今は大好
き。見れば見るほど味のある絵だなぁと思うと同時にものすごい色気を感じます。
内容ですが、日常のまったりエッセイだと思って気を抜いて読んでいるとビビります。
園芸の話や食の話の中に、おもむろに萌えをぶっ込んでくるんです。
ここにそれ!?っていう先生のセンスが好き。あちこちでいろんな男達が楽しめて眼福です。
そしてエッセイの話数が進むとともに表紙の彼らの関係も進んでいきます。なんだかとっても和む二人で良かった。
ストーリーものんびりおっとりしてて心地良い。後半はエッセイが疎かになる程ページを割いてくださっていて嬉しかったです。終盤に出てくる二人もニヤリとしてしまうほどのいい男達。うん、いいですねぇ。
普通のエッセイ漫画かと思いきやかなりの読み応え。草間先生ファンの方はきっと楽しめると思います。
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