191ページ。
レトロな雰囲気と、人間と人狼と吸血鬼との関係性がおもしろいなと思って読みました。最初の三人の話はなかなか良かったです。
で、その関係性の深掘りを期待していたのですが、別方向に行ってしまったのがちょっと好みに合わなかったで
す。異世界の構築と言うよりは、著者なりの哲学を登場人物の姿をかりて模索している印象。
あとこれ、俺たちの戦いはこれからだエンドであり、2023年現在続編が糸杉チリン名義で連載されています。
きちっと完結していると思って読むと肩透かしを喰うと思うので、シリーズものの第1巻と思って読むことをおすすめします。
星は中立の3。
もっとみる▼