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棺にさよならの花束を【電子限定かきおろし5P漫画付き】

690pt/759円(税込)

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作品内容

涙もろい葬儀屋・久永の前に、「生前葬をしたい」というド派手な見た目の若者・明星が現れる。
「健康なうちに自分で生に区切りをつけたい」という理由で自死を望む明星に、
馬鹿にされていると感じた久永は、葬儀場から追い出してしまう。
しかし明星の人生観と真剣な想いを知り、納得する反面死なせたくない気持ちが芽生えて涙を流す久永。
考えを改めさせるべく、明星の“死ぬまでにやりたいこと”に付き合うが――?
★雑誌掲載時のカラーを完全収録!!

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  • 棺にさよならの花束を【電子限定かきおろし5P漫画付き】

    690pt/759円(税込)

    涙もろい葬儀屋・久永の前に、「生前葬をしたい」というド派手な見た目の若者・明星が現れる。
    「健康なうちに自分で生に区切りをつけたい」という理由で自死を望む明星に、
    馬鹿にされていると感じた久永は、葬儀場から追い出してしまう。
    しかし明星の人生観と真剣な想いを知り、納得する反面死なせたくない気持ちが芽生えて涙を流す久永。
    考えを改めさせるべく、明星の“死ぬまでにやりたいこと”に付き合うが――?
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レビュー

棺にさよならの花束をのレビュー

平均評価:4.3 69件のレビューをみる

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高評価レビュー

スゴイ…!コレ1000字でどう書けと!?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 1番最初にスゴイ!と思ったのは、
1話12P「おこころによりそうー」の否定的解釈。
この言葉は、サービスを提供する側が認めた範囲内のみでしか発動しない。客側の要望が少しでもはみ出た場合は対象外である。当たり前の事だが無意識に遠慮し忖度している客側の弱さを気づかせ、売り手側の利益を守る為とは言え尊大な印象を示す。==
作品の導入部をズバッと表現し、後々の久永の行動まで示唆する見事なセリフだと思う。久永の職場がホワイトなので殊更効果的。こんな導入をしてくる作品は絶対面白いに違いない!
**
そう、抜群に面白いんです!前述のような仕組みが全般にあっていちいち抜き出していたら何万字にもなるでしょう。
なので端的な感想は「恐怖」を乗り越える二人の相互作用、辛くてしんどい先のカタルシスでした。
以下、勝手な解釈です。
**
キラキラな明星は、既にドン底の恐怖を体験済みです。それはどんなに楽しいこと、やりたい事を完遂しても埋まり切れないくらいの大穴です。これ以上の喪失に遭えば人として壊れてしまうだろうと予測できます。とてつもない恐怖です。なので自分がまだ在るうちに自分の意思で生を終わらせたい、それだけが本当の望みとなっています。
軽々しい明星はそう振る舞っているのもありますが、自分勝手で狭量な男の、そうならざるを得なかった若くして絶望し折れてしまった憐れを強く感じました。
**
共感力が半端なく高い久永は、自らの実体験では喪失の恐怖を知りません。しかし日々遺族の深い悲しみに触れ、もしもの恐怖に囚われています。なので他人に深く関わる事を恐れていますが、実は明星に会ったその日にかなり共感し関わってしまっています。
**
明星はこれ以上関わったらマズいといったん久永を突き放しますが、生前葬の招待状を送ります。久永へのわずかな未練の表れだと思います。
**
そして2人の初合体!こんなの辛すぎる!辛いのにえろい。えっちなのに悲しい。悲しいのに微かな希望が見える。
等々すっごい感情をアップダウンさせにきます。
そして【未練 = 愛 > 死】を完成させてしまう。
ここが本当に素晴らしい!死生観や生きる意味をバッサリ斬って余りある愛の力を読ませてもらえました。
か ら の!リバ!ここもスゴい表現力です!
**
今作は単話が読みホで読めます。
ですが、描き下ろしが読後感の良さを爆上げしています。
いいね
13件
2023年9月17日
生きるという事。生を終えるという事。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様。インパクトのあるタイトルに引き寄せられ、分冊途中まで購入して単行本待ちしました。レビュー数もかなり少ないですが、読んで良かったと心の底から思います。『死生観』がテーマとなる作品で、色々な事を考えさせられました。生きるって何だろう…私は何のために生きているのだろう。まだまだ自分の死については考えられないものだとは思いますが、自分の死はどうやって迎えるものなのか、大切な事を考える機会となりました。
心優しくて涙もろい葬儀屋さん・久永の前に現れた自-殺志願者の明星。一見チャラチャラしたような明星の依頼は生前葬と、死後の葬儀。自分の健康なうちに、自身の『生』に区切りをつけたいと言う明星の考えに、最初は私もついて行けませんでした。人の命に携わる仕事に就く私からすれば、健康な若い男性が生きる事に飽きたと言う理由で、自ら命を断つ事に何の理解も出来なかったのです。生きたくても、病気で生きる事が出来ずに亡くなる方の無念を考えると、自死という行為は認めづらいものだと思います。しかしながら読み進めるうちに、明星の死生観にもある程度納得出来るんです。だからと言って自死に理解を示すという訳ではありませんが…
明星の依頼を頼み込まれた久永も、理解しつつも生きて欲しいと願うのは当然の事。その久永さえも、明星の死生観を全うさせてあげたいと葛藤する気持ちもスゴくわかります。何が正しくて、何が間違ってるのかわかりません。間違ってなどないのかもしれません。私の職場の院長は『その人の生き様が死に様』とよく言ってましたが、まさしく明星のキラキラとした生き方は、望む最後の『生の終え方』なんだと…。悔いのないように思うように生きて、未練を残す事なくぱーっと命にサヨナラを告げる。どれほどの人が自分の死生観を全う出来るんだろう…
愛がこの世の未練なら、二人を引き合わした運命に感謝。久永が明星の未練になって、本当に良かった。泣けてしまいます。明星の想いも、久永の願いもわかりすぎる程わかるから…泣けちゃうね。一生一緒に生きたい人の存在がどれほど大きなものか。なんて素晴らしい。生死を見つめ真剣に向き合う二人が恋に落ちるのも自然。生きる希望を見いだした二人に、心からの拍手を贈りたいと思います。
とても良い作品に出会えました。心に残る大切な作品となりました。沢山の方の目に留まるといいなと願います。
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18件
2021年10月29日
あらすじ&立読み必読+リバです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●シーモア島でオススメされているのを拝見しなければ、立読みさえしなかったと思います。感謝です。その立読みで、私は絶対読んでみたいと思いました。(明星のビジュアルにギョッとしたのは否定しませんが…)あらすじや立読みで明星の言ってることに嫌悪感を抱いてしまうかたは、読むのがつらいかもしれません。そういうかたにはあまりオススメできませんが、もし読まれても否定はしないでほしいな…と思ったりもします。
●「もう十分生きたからあとは自分で決めたタイミングで死にたい」という考え方。私はこれにかなり同調できるので、読んでいてハンマーで殴られたり胸の奥をぐしゃっと掴まれたりするような感覚がして、1話からインパクト強くて頭抱えました。
●明星は本当は弱くて寂しがり屋で、もう“残され”たくないって思ってる。心が動いてない。動かすことが怖い…のでしょう。自己満足的にやりたいことやって、もういいやって終わろうとする。そこで出会った久永の存在は、誤算だったと思います。
●なぜか自分を生き存えさせようとする。自分のために涙を流す。そんな久永に、明星の心が動いてしまう。この人を好きだと思ってしまう。それは明星にとってはとても怖いことだから、必死に隠そうとする。
●死に方を迷いだした明星に対して、そんな顔で死ぬなんて許さないと言った久永の覚悟がすごいです。明星の考え方を丸ごと尊重して、明るい死に向かってもらうために行動し始める。自分が“残され”ることを受け入れようとする。だから、抱かれることにした。
●ホテルでの二人のやり取りと、それぞれの心の中のぐちゃぐちゃがもう、強烈で切なくて…涙腺が…。そしてリバですよ…この二人、全然違和感なくて不思議です。お互いの大事なものを、時間を、尊厳を、分かち合えたからなのでしょうか。
●作者さんは…ご自身が“死ぬこと”についてめちゃくちゃ考えたことがあるか、もしかしたら簡単には割り切れない死が身近にあったのではないかと想像してしまいます。死について、生き方について、あらゆる考え方を許容してもらえているような作品でした。拝読できてよかったです。(レビュー長くなってしまってすみません…)
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4件
2022年3月7日
珍しい設定です。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ テーマの割に重くなりすぎません。人生を華やかな葬式で締めくくりたい(満足したから俺これから死ぬんだ)、と言う変わった男が葬儀屋に現れるところから話が始まります。
意図的にか、死を求めるようになる経緯が軽く触れられている程度で、その時に感じた葛藤については触れられていません。重く苦しくなりすぎるからかもしれませんが。よくもわるくも、それ故に、テーマの割には重くなりすぎず、自死を求める価値観もあるのだね、と考え込みすぎず(悩みすぎず)終えることができます。いっそ読了感は爽やかなものがあります。
好みの問題で★4.5です。
〈追記〉初読では、設定の斬新さ(死にたいのに明るい、というチグハグ感)に引きずられ、お話そのままを受け止めることができていませんでした。2周目は、死にたいのは死(がもたらす喪失)が怖いからこそ。本当は楽しく生きたい、という本人の強がりに目がいきました。感情移入すると途端に身近なお話になります。葬儀屋さんの言葉一つ一つが心に染みます。お話を通して問題提起されてる様に思います。言葉が優しいので、どなたかに向けて描かれたお話なのかな、と感じました。良かったです。
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3件
2022年1月30日
ストーリー重視派は、よむべし!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まず表紙の絵柄に度肝をぬかれました。箱の中から両手を広げる男子。ん??もしや、これは生前葬?。
でもさ、棺桶の中で結婚式用のタキーシドを着ているように、私には見えたのよ。
生前葬。BLで、このテーマを扱うとは斬新すぎる。途中、読み進めるうちにメリバで終わるのか心配になりました。
私も母が闘病中のため、生きて欲しいと願いながら、痛みを継続して欲しくない為に悩むことがあり、葛藤に板挟みにあいながら、葬式場を探したのが一年前になります。そして、自分が癌にもなりかけ手術した過去をもちます。だから、主人公ふたりの気持ちがダイレクトに自分に重なり、悲鳴をあげながらストーリーを読みすすめました。まさかのリバ展開。ここ、賛否両論あると思うのですが、相手が生きてくれるのであれば!または、自分が生きているうちに!と、人生のギリギリの所に追い詰められると、受け、攻め、とか関係なくなってしまう、生または死への渇望にむけて人間が変な暴走に発動するのを見事に作者様はかききっていると感じました。画力は微妙かもしれませんが、とにかくストーリーに飲み込まれました。リバが許せるなら一度、ご一読ください。
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1件
2024年6月1日

最新のレビュー

辛いものがあったけど読んで良かった
葬儀屋のヒサマツは凄いな、丸ごと受け止めようとした。
だから赤星に未練を残した。
赤星は辛い死を見過ぎてしまった。
ヒサマツも死と周りの残された人達を見てきたからこそ、赤星をある意味助ける事ができた。
こんな二人には更に永遠の幸せが来てほしいな。
いいね
1件
2025年5月10日

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