前作で無事想いが通じて恋人同士となった2人。
続巻では水瀬の父との問題や卒業に伴う新しい生活の始まり、コンビとしての絆を再確認するエピソード等など、一つ一つ2人が一緒に成長していく過程がじっくり描かれお話を楽しめます。
そして前作ではち
ょっと薄めだった(私的には)ラブがしっかり食い込んできて、特にクールな水瀬の好きが漏れでちゃうという、ツンがデレるのが大好きな私好みの展開で読んでてとっても楽しかった!
言葉がなくても、あー好きなんだねぇと伝わる描写にキュンとさせてもらえるんだけど、やっぱり素直な言葉の力は大きくて、水瀬に強引に引っ張って行かれた後の朝陽の「ブワッ」は私も一緒に「ブワッ」ってなりました笑
人を好きになって、気付かない内にその人が自分の心の大きな場所を占めて、今まで知らなかった自分に気付く。
それが情けなくてもカッコ悪くても、そんな自分を必要だと言って同じ気持ちでいてくれる人と一緒にいられる事ってとっても幸せなこと。
公私ともにずっと一緒で何かに躓いた時にしんどくなる時もあるだろうけど、この2人ならなんやかんやと乗り越えて、なんならそれすら芸の肥やしにして、スポットライトを浴びながら上を目指して頑張るんだろうな。
そんなずっと応援していたいと思える2人で、とっても気持ちの良い読後感でした!
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