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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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  • せんせいの金曜日【単行本版】

    ダヨオ

    時田先生の魅力について語る
    ネタバレ
    2026年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 待望のダヨオ先生新刊。連載が始まってから単行本になるのをずーーーっと待っていました。積ん読も未レビュー作品もたくさんあるのですが、読んだらやっぱり皆さんとこの滾りを共有したくて、レビューしました。本作品は女子高の体育教師の時田先生×数学の花村先生のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計251ページ。離島出身で経験がない花村先生が、東京赴任をきっかけに時田先生と出会って…というお話です。セフ/レみたいな関係が少しずつ変わっていくという、物語の骨子の部分は意外とシンプルなんですが、キャラが魅力的過ぎました。大体のストーリーや感想は他のレビュワー様方にお任せして、私の方からは時田先生の魅力に限って綴りたいと思います。最初単話で1話目を読んだ時、時田先生の「ふーん、やらし…」でもう召されかけたのですが、話し方がちょっとぶっきらぼうな感じがすごい良いです。そしてさくらんぼのヘタを舌で結んじゃう。そうですよね、そりゃそれくらいの舌使い何でもないですよね。金曜の約束はやっぱりなしになったのかぁと花村先生と一緒に凹んでたら「今日は金曜日ですけど?」。ペンを指に挟んだままひじ掛けに肘を置いたり、肩と耳に電話の受話器を挟んで仕事したり、格好いい仕草(私調べ)が多すぎる。なかなか時田先生脱がないなーでもそんなところも好き、と思ってたら、脱いだ時にまた良い体してるんですよ、これが。前鋸筋と腹斜筋がくっきりしていて、腰がぎゅっと締まっていて、花村先生との体格差がほんとにやばいです。個人的にはバスケットボールを片手で掴める腕力と前腕に浮き出る筋みたいなのが最高でした。
  • 高嶺の花には欲がある【単行本版】

    蟹宇まい

    白一条も黒一条もどっちも捨て難い
    ネタバレ
    2026年2月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 雇われボディーガードの一条×老舗化粧品ブランドの経営後継者で広告塔でもある怜のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計225ページ。子供の頃からヒーローに憧れていた怜のもとに現れた、自分を守ってくれる存在の一条。ヒーローさながらの一条の姿にドキドキしていたのも束の間、一条の裏の顔を見てしまって…というお話です。まず絵が好きすぎました。キリッとした時の表情はめっちゃ格好いいのに、チビ絵の時はめっちゃ可愛い!怜がドキドキしてる時の表情とか、絵からそういった高揚感とか緊張感が伝わってきました。そしてギャップが良い!一条のギャップも怜のギャップも両方良いです。一見、高飛車なのに実は真面目でウブだったり、傲慢に見えて実は優しかったり。うーん、白一条も黒一条もどっちも捨て難い!また追いかけたい作家さんが一人増えて嬉しいです!
  • サイレントノイズ

    いちかわ壱

    好きすぎて言葉にならない
    2026年2月6日
    1巻2巻ともに各6話+描き下ろしで246ページずつ。五感覚醒者のセンサーで従者の暁臣×百目木家の末子でミュートの尊のお話です。センチネルバース(ガイドバース)、この作品で初めて読みました。オメガバよりもちょっと複雑そう?と敬遠していた過去の自分を殴りたい!信頼関係の上だけに成り立つセンサーとガイドの関係性が萌えないわけなかったです。そこに加えての執着激重溺愛従者とピュアで一途だけど芯が強い年下の主人、という主従BLとか最高すぎました。暁臣は「スパダリ」という概念を超えた超人で、しかもめっちゃ格好いいのに、尊にしか心を開かず尊のためならなんでもできる、のに尊以外の人間には塩対応。読んでてずーーーーっと悶えてます。なんでこんなにスーツが似合うの?全身黒(黒タートルに黒の細身パンツ。最高か?)に黒手袋とか最高なんですが?暁臣が射撃訓練してるところの立ち姿を眺めてるだけでさっき軽く5分は経過しました。尊もほんとに良い子で、二人の言葉にできないくらいの深い愛情と信頼関係が尊すぎる。いちかわ先生が、付き合ってないのに距離感バグってるのが好きと書かれていて、癖が一致しすぎました。付き合ってないのに抱っことか好きすぎて悶絶してます。購入してから何度も読み返してます。3巻の発売がとても楽しみです!
  • ヒバリくんのΩ【コミックス版】

    ゴロイチ

    すごいショタが現れた…!
    ネタバレ
    2026年2月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生だけどスーパーαのヒバリ琉星×ヤンキーDKでΩの玲央のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計180ページ。Ωだけど喧嘩が強くてヤンキーの玲央。今までヒートもなかったけれど、初めて小学生αの琉星に反応して…というお話です。私はショタは地雷じゃないので楽しく読めました!小学生なので当たり前ですが琉星が小柄なのに、ただならぬオーラが溢れてます!黒フード&黒マスクなど見た目ももちろん格好いいんですが、ポケットに手突っ込んだり立ち振舞いなのかな?なんかラスボス感というか、小さいけど圧倒されるというか。玲央のほっぺに手を添えたり、格好いい仕草の中にちゃんと子供っぽさも残っていてすごい絶妙なバランスだったと思います。大きくなったらすごいスパダリになりそう…と思ったら案の定でした!琉星が小さいうちは身体的な接触はキス止まりなので、ショタが苦手な方もその辺りは安心して読めるんじゃないかなと思います。
  • 特級αの愛したΩ

    神波アユミ

    特級αとΩの心の軌跡
    ネタバレ
    2026年2月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 特級αの礼×同級生でΩの司のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計230ページ。知能や運動能力、生殖能力など全ての能力が通常のαの2倍以上と言われる特級αの礼が、心の拠りどころとしていたのは美術室と美術部員のΩ司。そんなある日突然司が姿を消して…というお話。礼が、特級αだからといって特別視せずその人本人を見ようとしていた司に惹かれるのはとても自然で、オメガバと言えばαが精神的にも優位なケースが多いですが、本作品では二人のフラットで対等な立場がとても良かった。SNSの写真は、司を自主退学に追い込むために北見が代わりに上げたものだった?もしほんとに司が上げたのだったらどういった意図だったのか?など、所々あれ?どういうこと?と思うところがなきにしもあらずでしたが★の数を減らすほどではなかったかなと思います。司の体験はすごい辛いしトラウマで、普通だったらすごい暗い重い話になるはずなのに、重さを残したままで「読んで辛かった」だけにさせないのが良かったかなと。高橋さんが良いパンチ持ってて、すごいスカッとしました。2巻番外編は礼と司の初夜が描かれた39ページ。担当さんの言葉通り、読者が幸せになれる39ページでした。
  • 瑞土の国の宮廷魔術師は安寧を願う 【電子限定特典付き】

    蔓沢つた子

    バジールの魅力がたっぷり
    ネタバレ
    2026年1月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。既刊「秘密の森の~」のスピンオフで、双子のダリ・クリムト×宮廷魔術師のバジールのお話で、表題作6話+スピン元の番外編+表題作の描き下ろしで合計216ページ。他の方も書かれていましたが、スピンオフが出るとなった時、前作当て馬だったルソーがメインになるのかと思ったらまさかのバジール!前作でも何となく神経質っぽい感じで、結構年齢もいってるっぽかったので、おやおやこれで萌えれるのか!?と思ってしまいましたが、つた子先生の手腕を少しでも疑ってしまってすみませんでした!蓋を開けてみるとバジールの魅力がたっぷりでびっくりしました。隈があっていつも眉が下がってて、いつも小言を言ってるのに、なんでこれで色っぽく見えるんでしょうか?すらっとした首筋とか髪型とか、なんかめっちゃ色気たっぷり!相手方に双子を持ってきたのもすごい良いチョイスです。3人でというのがこれほどしっくりくるのも他に例を見ないです。二人のを同時に…というのも魔法でちょちょいのちょいです。単なる恋とはちょっと違う、普通の恋人同士みたいな甘々な関係ではないですが、この3人ならではの関係がとても自然でした。
  • 借金返さないと出られない部屋

    夜更宵

    絆された?いや、これは仕方ない!
    ネタバレ
    2026年1月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。借金取り立て屋の開×大学生の小鳥遊こと、ことりちゃんのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計189ページ。父親の借金返済の担保となった大学生のことりちゃんを監視すべく、取り立て屋の開と同居することになって…。○○しないと出られない部屋というラノベっぽい軽い感じで始まりましたが、思ったより深かった!最初は仕方なく始まった奇妙な同居生活でしたが、ご飯を作ってあげたり、寝込んだ時は介抱してあげたりと、開さんが結構甲斐甲斐しくて良かった。おもて向きは怖い人なのに、ことりちゃんの気を引こうと頑張る開さんにはなかなか好感が持てました。ことりちゃんは絆された感じになってるけどこれは仕方ないですね。結局大事なものを閉じ込めておきたくなくて逃がしてしまうんですが、今の状況と昔の文鳥の思い出が上手くリンクしていて、意外としっかり作り込まれた展開でした。結局籠に閉じ込められていたのは誰だったのか。ことりちゃんが羽ばたいて出て行ったけど、ちゃんと帰ってきて良かったです。一見軽い感じですが、読みごたえがありました。
  • 俺が先に好きだった!

    トレタ

    誰に肩入れして読むかで評価が変わる
    ネタバレ
    2026年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全7話+描き下ろしで合計201ページ。購入前に皆さんのレビューを拝見して、もしかしたら合わない要素があるかも…と思ったんですが、試し読みしてみたら絵柄が好みだったので購入しました。高校時代からの親友・アヤトに隠れた思いを寄せる元ヤンのマコト。好意はずっと秘めておくつもりだったのに、突然アヤトから同性の恋人がいると告げられて…というお話です。おぉ~これは、新しい形のNTRですね。長年に渡ってアヤトも無自覚にマコトに惹かれていたわけなので、マコト×アヤトだけ見ると両片思いからのハピエンなんですが、確かにアヤトの今カレ・ミロクが気の毒すぎる!これが、今カレがクズ男で、マコトが略奪してくれたんなら、ミロクざまぁ!ですっきりしていたんでしょうが、ミロク→アヤトは普通に純愛で、確かにミロクは若干束縛系ではあるものの、そんなに落ち度があるわけではないので、何となくモヤモヤが残るのも分かる気が。ミロクと付き合ってる時から、マコトの様子を見に夜中に会いに行ったり、マコトの家に泊まったり。友達の家に泊まるだけなんですが、同性でも恋愛対象になるわけで、アヤトはその行為でミロクがどう思うかとか考えなかったのかなーと。他の方も書かれていましたが、極めつけの「慣れてるから」発言は、アヤトー!君のデリカシーはどこ行ったー!?となりました。メインCPだけにフォーカスできれば楽しく読めるのかもですが、ちょっと当て馬に肩入れしちゃうと★の数が減るのかなと思います。
  • バックステージ・スキャンダル

    夜更宵

    ドルオタの夢が詰まったストーリー
    ネタバレ
    2026年1月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作4話+短編1話+表題作の描き下ろしで合計203ページ。表題作の方はアイドルグループEmtationの最年少メンバー・ナオ×グループのセンター・ミコトのお話です。私自身、少し前までかなり腐ったドルオタだったので、アイドルもののBLはすごい夢が詰まってます。テレビ出演後にメンバーの自宅でライブ反省会とか、狭いパーソナルスペースにメンバー内恋愛とか、実際にはないんだろうけど、こうだったら良いなぁというドルオタ時代の夢が具現化されて昇華されました。最初は結構スピード感があるというか、かなり展開が早めの印象でしたが、後半になるにつれてじっくり心情描写が描かれていたと思います。最初に事に及ぶのがスタジオなので、ここでつまずいた方も諦めずに最後まで読んでみて下さい!なし崩し的に交際が始まった形なので好かれてるという確証が欲しいという気持ちも分かるし、「見てれば分かる」って好きという言葉より深くて、口にしなくても愛されてるのが分かるのがとても良かったです。同録の短編は、同じ高校で教鞭をとる二人の先生のお話で、こちらも短いけれどよくまとまっていて、好きなお話でした。
  • 小波くんが一番嫌いな男

    小木

    他愛ないことの積み重ね
    ネタバレ
    2026年1月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。無口なDK上坊寺×小波のお話で、表題作のみ全7話+描き下ろしで合計238ページ。口を開けば喧嘩ばかりの上坊寺と小波が、体育倉庫に閉じ込められたことをきっかけに、お互いを知るようになって…というお話です。上坊寺の家庭環境がちょっと一癖あって、本人にも影響があるはずなのに重く見えすぎないのは、やっぱり小波のおかげなんでしょうか。同情でも何でもない小波の態度がほんとにフラットで良いです。そんな小波だから上坊寺も自然体でいられたのかなぁと。前作では、あれ?いつの間に好きになったのかな?みたいなところがありましたが、今作ではほんとに他愛ないことの積み重ねで自分でも気付かないうちに徐々に好きになってきたんだろうなと、そういう気持ちの変遷が自然に思えました。あと、デフォルメ絵がすごい可愛かった!結構デフォルメ絵が多用されてるんですが、ちゃんとした方の絵がすごい上手でしっかりしてるからこそより活きてくるんだろうな。2頭身の方の絵もめっちゃ可愛かったです。ちなみにちゃんとした合体はなしでキスと触りっこまで。意外と小波が積極的で良かったです。合体はなかったですが、これはこれでありかな。くっつくまでの空白の4年がすごい長かったので、続編で恋人イチャイチャ編が出たらすぐ飛び付くと思います。
  • クロエと雌の園【単行本版】

    ちふゆ

    ギャップにやられる救済BL
    ネタバレ
    2026年1月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。上巻は1~3話+描き下ろしで153ページ、下巻は4~6話+描き下ろしで159ページ。ホストクラブのNo.1 クロエ×黒服の園義。ある日突然女性/器が生えてしまった園義がクロエに相談を持ちかけるところから始まるストーリーです。久しぶりにちふゆ先生の作品を読んだんですが、あれっこんなに面白かったっけ!?ずっと積んでたのが悔やまれるくらい面白かった!茶化したり軽口叩いたり、二人のやりとりがテンポ良くて、一見すると軽いラブコメなのに、徐々に垣間見れるクロエの闇…。このギャップが凄い!普段のクロエはクールだけど園義に対しては若干変態wで、心の声とのギャップが面白いのに、身体中が傷だらけになっても気に留めなかったり、クロエの過去がすごい重くて辛かった。愛を知らないクロエに愛を与えてあげたいという園義がほんとに良くて、クロエに対して愛しいと思ってるのが絵から伝わってきました。「クロエと雌の園」というタイトルそのものが背徳的でダークな響きがありますが、最後は明るくて光に満ちていて、最初のエロ&コメディメインっぽい始まりからは考えられないくらい暖かい救済BLでした。
  • ブラットテイマー/キング

    キタハラリイ

    特殊ランクの二人が惹かれ合う
    ネタバレ
    2026年1月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。1巻、2巻(engage!)ともに、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計213ページ。特典をまとめた3巻(Complete book)は表紙等込みで82ページ。スピンオフ4巻(クイーン)は前後編で54ページ。大人気のモデル・アオハ×ランクに苦しむサラリーマンのシノのお話です。通常のDom/Subに加えて、ランクというものが存在する少しユニークな設定で、都市伝説とも言われる特殊上位ランクSSSのアオハが設定盛り盛り過ぎて最高でした。顔が良いのはもちろんのこと、ちょっとオラついた芸能人オーラ満載なのに実は溺愛系で嫉妬深くて、でもとても優しい。ちょっと長めの黒髪とかビジュアルも勝利過ぎました。一見するとシノのシンデレラストーリーにも見えるんですが、シノの一生懸命さとか真面目さが掴んだ必然だったのかなーと思います。お互いランクに振り回された感じになってますが、ランクが違ってもお互い惹かれ合ってただろうなと思える二人でした。セリフが多いページとそうでないページの緩急も効いていて、プレイの後のアフターケアで何も話さない、セリフがなくて絵だけのページが続くところとか、静かに流れる空気感が本当に良かったです。本編好きな方は、満足度満点のComplete bookもぜひ読んでみて下さい!アオハの従兄弟でマネージャーを努めるクレハのスピンオフ「~クイーン」は、ちょっと個人的好みではなかったですが、3人の攻めた関係性がとても興味深かったです。
  • キル・マイ・ボス【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

    カイの本当の目的は!?
    2026年1月2日
    新刊作者さん買いです。やり手会社社長の常倉×謎の美青年・カイのお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計221ページ。M&Aを手掛ける会社社長・常倉らが運転する車の前に飛び出してきた謎の美青年・カイ。身元不明だけど聡いカイを自分の下で働かせることになり…というお話。M&Aと言えば一昔前は敵対的買収や企業乗っ取りというイメージでしたが、本来のM&Aは吸収合併によって新たな企業価値を生み出す企業再生なんですよね。一見常倉社長が傲慢で横暴に見えるんですが、人一倍良く働いて、部下や社員を手厚く支えていてとても好感が持てます。手柄は部下に、責任は社長に、ってこんなホワイトな企業で仕事したい!謎多きカイはやっぱり復讐とか何か目的があって社長に近付いたのか?芥先生の作品はいつも、ミステリーではないんですが、伏線がきちんと回収されているというか、設定が良く練られているという印象です。ただ今作は既刊に比べるとちょっと甘さ控え目だったかなと。社長もカイも甘いキャラじゃないので仕方ないんですが、もうちょっとデレてくれても良かったかなと思いました。個人的好みよりは少し塩加減強めでしたが、全体のストーリーは面白かったので★5つで!
  • ロマンチック・ラメント 特典小冊子

    左藤さなゆき

    激重な攻めが好き過ぎる
    2026年1月1日
    本編「~ラメント」と続編「~sequel」発売時の書店特典などをまとめた小冊子で、表紙等全て込みで31ページ。紙本が購入できないので、こういう形で特典だけをまとめて下さるのは嬉しい!積ん読本や未レビュー作品がすんごいあるんですが、その中から2026年最初のレビューはどれにしようかな~と悩みに悩んで、大好きな作家さんの大好きなこちらのシリーズにしました!本編好きな人は絶対買いです!
    とりあえず、さなゆき先生の作品では重めの攻め様が特徴ですが、煌臣が一見クール、余裕、理性的……そんな顔をしておきながら、旭のことになると一気に理性のネジが緩む、そのギャップがたまらんです。感情が重くて嫉妬深くて執着強めなんですが、その執着が「狂気」ではなく「愛」として描かれている点が本当に素晴らしいです。
  • 今夜もアーカイブには残せない

    リオナ

    確かに家庭教師ジャンル
    ネタバレ
    2025年12月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いで、積ん読から。アダルト専門配信者ユウ×しごできリーマン・拓斗のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計195ページ。30代後半になって、遊びも落ち着いてきて配信を見て発散する程度になってきたゲイの拓斗。新人に「イケオジ」と言われたことをきっかけに、若さを保つために適度な刺激をとマチアプに登録したら、推し配信者のユウとマッチングしてしまい…というお話です。最近増えてきた配信者系の作品ですが、ちょっと一捻りあって面白かった!配信者側が攻めという作品も多々ありますが、ノンケでしかもゲイ相手にこなれてない(10点中4点しか取れなかったw)というのはあまりない設定かも。高得点獲得を目指して無邪気に頑張るユウリは大型犬みがあってなかなか良かったです!配信者と視聴者の線引きといった、配信者絡みの作品ならではの王道ジレンマも押さえつつ、作者さんならではのユニーク設定で、かつ綺麗な絵柄(特にユウリの黒髪と泣きぼくろが最高)で読みやすい。作者さんの作品はいつも明るめラブコメで軽さがちょうど良くて、何かさらっと読みたい時におすすめです。
  • 友だちと、あやまち。

    七海リキ

    一誠のキャラが好き過ぎた…
    ネタバレ
    2025年12月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中学からの親友、一誠×榛名のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計208ページ。中学からずっとつるんできた親友・一誠に、偶然ゲイであることがバレてしまった榛名。友達を続けることもできなくなるかも…という不安をよそに、一誠とセ/フレの関係が始まってしまうというストーリー。昔から構って世話焼いてくれて、ここまで色々してくれてるのに一誠の好意に気付かないなんて笑。まさか一誠が自分を好きだとは思いもよらないし、自分に自信がないから気付かないんでしょうね。世話焼きの延長だと本人は思ってますが、まさかそんなわけない!「誰でも良いなら俺でもいいだろ」はお前が好きだの隠語だってことは学校で習った方が良いです。月が綺麗ですね=好きだより分かりやすい。好意をやっと自覚した榛名が一誠のことを、かっこよくてガッシリしてて包容力もあるけどちょっと俺様なところがめちゃくちゃタイプ!と作中で言ってますが、はい私もそれめっちゃタイプです!それに加えて、独占欲つよつよで一途とか、最高過ぎる!ストーリーの骨子はシンプルですが、とても楽しく読めました!
  • Subになれたら褒めてやる【単行本版】

    まっけ

    一筋縄ではいかない!Dom×Switch
    ネタバレ
    2025年12月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 強いDom性を持つ西條×Dom専用のプレイクラブで黒服として働くSwitch東乃のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計243ページ。実を言うと表紙にあまり惹かれなかったのですが、レビューが良かったので読んでみたら、絵も中身の方が断然良いしストーリーもとても面白かった!行為を始めてるわけでもなく、コマンドでプレイしてるだけなのに、コマンドに溺れて気持ちいいというのが絵から伝わってくるのが上手くて、感情の描写にぐっときました。Dom一人に依存しても幸せになれないと分かっているから、期待したくないのに惹かれてしまう、という葛藤。西條が自分に固執するのはSwitch性が珍しいから、と自己完結してしまうのも、自己肯定感が低めだから仕方ない?と読みながら胸が痛くなりました。Sub欲求を満たしたい一方で、Domとしての欲求は可愛いおねだり程度なので、欲求解消という意味ではSwitch設定があまり活かされてない印象はありますが、でもSwitchならではのどっちつかずであることに対するもどかしさが物語の芯になっていて、そこがとても刺さりました。
  • 「○○しないと出られない部屋」の管理人になりました【単行本版】【シーモア限定特典付き】

    民NIQ

    あの有名な部屋の裏側はこうなってたのかぁ
    ネタバレ
    2025年12月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「○○しないと出られない部屋」の管理人業務を行う茨田×しごでき上司の泉のお話で表題作のみ全5話+描き下ろしで合計166ページ。初読み作家さんなのですが、コミックス発売時にSNSに流れてきた告知と試し読みを読んで、面白そうだったので購入しました。「○○しないと出られない部屋」ってよく聞きますが、裏側はこんなふうになってたんですね笑。設定が斬新で面白いし、斜め上の展開に何度も笑いました。ギャグというかユーモア満載で掛け合いが面白いのに、絵がシリアス系なのが最高で、そのギャップがより良かったです。サックスをしないと出られない部屋というトンチキ設定から、媚薬効いてきた途端ギャップが炸裂して、情緒が追いつきません。茨田→泉の盛大な片思いと思ってたのにまさかの展開で、良い意味で裏切られました。二人がくっつくまでの壮大な仕掛けが丁寧で、気づけば完全に心を掴まれていました。描き下ろしも最高で、コスプレなのに全然エロくないのが笑えました。まさかのキョンシーでエロさ行方不明とか笑。性癖が馬寄り、興奮してぼっ肩、聞いたこともないワードですが、気になった方はぜに読んでみて下さい!
  • 「好みじゃなかと」番外編集【電子限定版】

    見多ほむろ

    二人の普段の距離感が好き
    2025年12月18日
    過去の小冊子やショートストーリーがまとめられた一冊で、全9話、表紙等全て込みで合計46ページとボリュームは控えめですが、本編が好きな人は絶対買いの一冊。幸典ってちょっと冴えない感じなのに、何となく色気があるのが最高なんですよね。がっつりエロがあるとかじゃなくて、日常のことが丁寧に描かれている分、幸典と槇さんの普段のやり取りや距離感がじわじわ沁みてきます。ちゃんと好き合ってるのが空気感で分かるのがすごい良いです。派手さはないけど、刺さりまくる内容でした。
  • 四谷ゴーストナイト【単行本版】

    しろゐチョコ

    面白くて怖い除霊BL
    ネタバレ
    2025年12月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで積ん読から。AV男優のしおふ騎士、こと深瀬内斗×除霊士の四谷送のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計227ページ。この世界では、悪霊は霊能者の生命に満ちた体液に触れると浄化されるらしい…笑。ということで、悪霊を祓うために潮/吹きで除霊できるように、カリスマAV男優の内斗に教えを乞うことになって…というストーリー。普通なら「なんじゃそりゃ」となるトンデモ理論なのですが、作者さんの画力も相まって、ストーリーとして筋が通ってくるから不思議。チビ絵とかすごい可愛いのに、出てくる霊は普通に笑えるくらい怖いという、絵の振り幅も天才的です。異東先輩のキマり方とか、すごい突き抜けてました。全体的にはギャグっぽい感じなんですが、二人の幼少期の出会いとか、今までの霊との遭遇経験とか、緩急が付いていて、何気に物語に厚みがあるのもすごい良かったです。2巻小冊子は誕生日プレゼントとして温泉に行くお話で、奉仕しつつ、されつつ、二人のイチャラブが楽しめました。
  • 告白するタイミングおかしいやつ

    かもがわ圭

    オンラインゲームから始まる二人
    ネタバレ
    2025年12月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで積ん読から。フォローさせて頂いている方のレビューを見て、面白そうだったので購入しました。DK恭佑×できるリーマンの翼(HN 陽気なエナドリ)で、表題作のみ全7話+描き下ろしで合計222ページ。ネトゲで知り合った顔も年齢も本名も知らない相手に告白するところから始まるラブコメです。私はオンラインゲームしたことないのでよく知らなかったのですが、ゲーム内でチャットや通話ができるんですね(ヤバい、時代遅れがバレる…)。顔も知らない相手にオンラインで告白って今時は普通なのかな。ちょっとジェネレーションギャップはありましたが、オンライン上では一年にわたるやりとりがあったということなので、逆に顔や見た目じゃなくて本当に内面に惹かれたんだなぁと考えることができました。なんなら陽ドリさんはオンライン上では自分が角刈りタンクトップと謳っていたので、それでも告白するということは本当に人柄や性格に惹かれたんだなぁと。お互いに精神が磨り減って寄り掛かる相手が必要だった時に、ぴったりはまった二人だったので、年齢や性別が無関係だったのにも説得力が出たのかも。DKきょーすけがタチ希望を明言しているので、ポジション的にはそうなんだと思いますが、明らかな描写はなし。朝チュンではないけど、斬新な仄めかしが逆に良かったです。
  • 運命の恋シバ【コミックス版】

    羽毛

    柴犬をムニムニしたくなる
    ネタバレ
    2025年12月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。柴犬に先祖返りしてしまうαの芦名✕ヒート未経験の長身Ω神戸のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計233ページ。今までΩらしくないと言われ続けてきた神戸。マッチングアプリで出会った相手にはタチを演じてきたものの、本心ではΩとしての本能に従いたい。そんな神戸に、柴犬姿の芦名が猛アプローチしてきて…というストーリー。オメガバースといえば、Ωが冷遇されたり、運命と本能の狭間で葛藤したりと、重くドラマチックな展開を思い浮かべがちですが、本作は当て馬もおらず、終始平和で明るい空気感。神戸の過去には「Ωらしくない」と否定され続けてきた苦さはあるものの、作者さんらしい作風で、全体的に軽やかに楽しく読めます。数ある動物の中から柴犬を選ぶあたりも、作者さんのセンスが光っていて印象的。自分に自信が持てず悩む神戸が、芦名が長年一途に想い続けてくれていたことを知り、いよいよ番になるぞ、うなじを噛むぞ、という場面でまさかの台無シバ笑。柴犬の可愛さにもたっぷり癒され、最初から最後まで楽しく読める、明るく優しいオメガバース作品でした。
  • 太郎 DON’T ESCAPE!

    mememe

    1軍DKのギャップ
    ネタバレ
    2025年12月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前後編、おかわり前後編、描き下ろしで合計198ページ。SNSで1話目を読んでからずっと単行本になるのを待ってました!高校1年生の太郎が、SNSを通して出会ったアイくん。着ぐるみで登場というのも斬新なんですが、なんとなくレトロなビジュアルも可愛いんだけどちょっと目が狂気じみてるのも良い笑!皆さんも仰ってる通り、私も最初は潤とくっつくのかなと思っていたのですが、変化球で鉄をもってきたのがすごい推せました。というか、1軍3人組のビジュが推せ過ぎます。作者さんの既刊「FAVORITES」でもそうなんですが、イケてる男子高校生がカッコいい!ちょっとがっしりめの体格とか、制服の着こなし方とか、ちょっとオラついた雰囲気も好き。一見いかつい感じなのに実は溺愛系隠れスパダリというのも最高でした。一回甘やかすだけで満足ってどんな感情なんだ?と思いましたが、やっぱりそれだけでは足らなかったですね。最終話の「友達は無理」って1話目のセリフと被せて上手いなぁと思っていたら、一番最後「捕まえた!」ってタイトルも上手く回収されていて、すっきり読み終えられたのも良かったです。具体的なエチはなくてキスだけですが、これはこれで良かったかな。でも続編(恋人編)が出たらもっとイチャイチャさせて欲しいです!
  • 龍王様は娶りたい! 【電子限定特典付き】

    tomomo

    龍王の腹筋を見て下さい
    ネタバレ
    2025年7月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。表題作のみ全6話+描き下ろしで合計251ページ。母の死をきっかけに、まともな生活をしようと心を入れ替えた元ヤンのヒカル。就職活動中、なんとか面接にこぎ着けたと思ったら、なんと別世界に飛ばされた挙げ句、突然龍王の嫁になるよう言われて…というお話。子孫を残すためだけに人間が必要なのかと思ったら、やっぱりそういうことですよね~。ストーリーは王道ですが、身体も大きくて力も強い龍王が一途で健気というのは、やっぱりくるものがあります。「愛情の伝え方=身体の関係」だった龍王が、きちんと心の繋がりも大事にしてくれるようになると、みんな大好き、溺愛スパダリ攻め様が出来上がりました!解毒薬を手にするあたりはちょっとあっさりかなと思いましたが、星の数を減らすほどではなかったかな。tomomo先生の作品らしく、可愛らしい絵柄なのに意外と筋肉付きが良く(特に龍王の腹筋が最高)、龍王が小さい時の絵柄もスーパーキュートでした!一つ物申すとすれば、レーベル麗人uno!らしくエチもたっぷりなんですが、白抜き範囲が大きすぎて何が何やら分からないところがあったのは少し残念でした。
  • 極楽にゴースト【電子限定かきおろし漫画付】

    茶渡ロメ男

    ストーリーの重さと軽さのバランスが◎
    ネタバレ
    2025年7月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。Webライター右(たすく)×小説家・羽鳥のお話で、表題作のみ全4話+描き下ろしで合計187ページ。人気なのに一切顔出しをしない有名小説家・獺郷才に取材を取り付けることができた苦労人Webライターの右。ところが獺郷の家で待っていたのは謎の青年・羽鳥で…というお話です。何気に茶渡先生の作品すごい好きで、多分全作品持ってるんですが、個人的にこの作品が一番好きかも。右が、書く才能が枯渇してしまった焦りや嫉妬だとか、右が賞をとった作品とのリンクが絶妙だし、作中内の小説「この世の果て」がバッドエンドなんですが、一方で救済であったり、同じ作品でも読み手が変われば受け取り方も変わるんですよね。破滅と希望が、明らかに相反するベクトルなのにちゃんと同時的に存在するんだなぁと。絵柄もすっきりしていて読みやすいです。羽鳥のはだけたシャツから覗く素肌が色気たっぷりだし、万年筆と原稿用紙とか、古いんじゃなくてまさに官能的という表現が合うんじゃないかなと思います。かなり薄めの修正も特筆事項です。
  • セブンティーンシロップス 番外篇

    あらた六花

    瑞生にはこれからたくさん愛を知ってほしい
    ネタバレ
    2025年7月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ セブンティーンシロップス番外編、表紙等込みで全40ページ。本編のその後のお話ではなく、同時系列のお話のような感じでしょうか?瑞生のことを全部知りたいし、分かりたい、隠し事されたくない謙ちゃんと、自分の境遇に引け目を感じてしまっている瑞生。瑞生は敢えて隠し事をしたいわけじゃなくて、そういう風にずっと育てられて生きてきた結果なんですよね。なので急にかわるのは難しいはずなのに、謙ちゃんを不安にさせたくなくて瑞生が歩み寄ろうとしてるのがすごい健気で良いです。これからの瑞生の人生が幸せであって欲しい!漫画のお話なのに(しかも短いのに)、すごい感情移入してしまいました。
  • PUNKS△TRIANGLE stitch

    沖田有帆

    「愛しい」ってこういうこと
    ネタバレ
    2025年6月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。パントラ続編、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計248ページ。今作では同じ服飾学校の友人たち、三木と有馬さんも加わって、更にパワーアップしてます。さてさてメインのアイ(江永)×千明ですが、お互い好き過ぎて嫉妬し合って、もうめっちゃお互いのことが好きやん!!!アイが格好良いのに可愛くて、完璧なのに嫉妬しちゃったり、千明がアイのことを愛しいなと思っているのがほんとに伝わってきます。三木に対抗して俺も定規でカーブ描けるよって立ち上がっちゃったり、めっちゃ不器用なのに可愛すぎる。お互いの相手に対する気持ちは、もうただの「好き」じゃないんですよ。「愛しい」なんです。アイがカッコ良くて釣り合ってないかもと不安になる千明の、そんな不安を吹っ飛ばしてくれるくらいアイが好きを伝えてくれるのもすごい推せます。ちょっとここでアイのビジュアルの良さをいくつか挙げても良いですか?オーバーサイズの服を着て腕を上げた時のダボっと感、なんかちょっとオラついてて格好いいです。長い髪を一つにまとめてる時の色気もすごいです。撮影の時おでこ出てるのも良い。江永の時も、もっさりしてるはずなのに体格ががっしりして男っぽいのも格好いいです。首が太いから男らしいのかな。いや、挙げたらキリがないですね。フォロー様も仰ってましたが、三木×美月のスピンとかも期待して良いですか!?まだまだアイ×千明の続きも見守りたいです!
  • アオハル・ワンスモア【単行本版】

    宮田トヲル

    止まったままだった時間がまた動き出す
    ネタバレ
    2025年6月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。表題作のみ全5話+描き下ろしで合計203ページ。百貨店の食品フロアに勤める隼人が、高校時代の同級生・律と偶然再会。高校時代に自分の気持ちを自覚できず、そのまま消滅してしまった初恋がまた動き出す大人の青春ストーリーです。宮田先生とアオハルの親和性が高過ぎる…!!好きだけど今の関係を壊したくなくて足踏みしちゃうとか、相手にとっての「特等席」を失いたくないとか、すごいキュンキュンします!二人の関係と壊れた時計がリンクして、あの時のまま止まっていた二人の時間がまた動き出すとか、胸熱です。裏表紙のあらすじ紹介に書かれていた一文「青春のきらめき全てが、きみだった。」もすごい好き。少女漫画的な分かりやすいキュンが好きな方は絶対好きな作品だと思います。DKものの爽やかさに、「大人の恋」の要素(エロさではなくて、大人の駆け引きとかちょっとテクニック的な感じ)が上手くミックスされて、バランス100点満点です。
    あと今回特に声を大にして言いたいのが、隼人のビジュアルが良すぎる!これまでの宮田先生の作品も絵は綺麗で良かったんですが、なんか更に洗練されたような気が。この後ぜひ続編・お付き合い編をよろしくお願いします!!
  • ねがい結んで恋【電子限定描き下ろし付き】

    熊雪ふる

    可愛いだけじゃない
    ネタバレ
    2025年6月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。表題作のみ全6話+描き下ろしで合計230ページ。エリート家系で育ったハイスペリーマンの遥貴。ゲイバレを避けて生きてきて、28歳になっても未経験な遥貴が神頼みし続けていたら、神様・徒和が現れて…というお話です。とりあえず二人のやり取りが可愛い!神様へのお願いは具体的であればあるほど良いということで、散々爛れたお願いを聞いてもらっておいて、実際してみたいことが手を繋ぎたいって、こんな28歳成人男性います?そして実際に手を繋いで照れちゃったり。可愛いすぎか!ピュアピュアで尊すぎました。というか、実際にして欲しいことを言葉にして伝えるってなかなか難しいと思うのですが、して欲しいことを全部相手が知ってるってもう最高じゃないですか?対する徒和も、カッコいいと可愛いがすごい良いバランスで、料理が苦手なのにお弁当持ってきてくれたり、遥貴が熱を出して心配して凄い慌てたり。遥貴への好きが溢れてて、すごい良かったです。可愛い~~がいっぱいだったのに、消えてしまって一緒にいれなくてもずっと相手が幸せでいれるようにと願う姿にギュイーンとなったり。二人のアップダウンが絶妙で、読んでいて一緒に上がったり下がったりを楽しめる作品でした。
  • はぐぱい

    かけたま

    性欲か恋か?
    ネタバレ
    2025年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。表題作のみ全5話+描き下ろしで合計205ページ。幼馴染みで寮でも同室の仁葵と衣吹。些細な身体のふれあいから始まるDKものです。二人の掛け合いが、昔から知ってる幼馴染み感が満載で、かつDKっぽさもあって最高です。乳首を触り始めたのはほんとに些細なきっかけで、最初はエロとか全く関係なくて好奇心といたずら心だけだったのに、ちょっとずつ変わっていく仁葵の心情がすごい丁寧に描かれてました。乳首を強くするとか、周りの筋肉と馴染ませるとか、信じちゃう衣吹がチョロ過ぎてウケるけど、本人は至って真面目で真剣なのが可愛いw 本編最後ではそんな衣吹がようやく自分の気持ちを自覚するんですが、描き下ろしでもっとじっくり気持ちを認識する描写があるので、単話で追われてた方もぜひ単行本でその辺りを再確認してみて下さい。ともあれ、その気持ちが性欲からくるものなのか、本当に恋愛の好きなのか、というDKものならではの良さがギュッと詰まってます。おっぱいのムニッと感も堪らないので、おっぱい好きな方もぜひ!私はDKもの大好きですが、二人の卒業後の大学生&社会人編(しかも同棲)も見てみたい!何卒続編をよろしくお願いします!
  • Take The Time

    みなもやかづき/Ziggurat P編集部

    じっくり描いてくれてありがとうございます
    ネタバレ
    2025年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「年下上司は褒められたい」番外編同人誌で、表紙等込みで全71ページ。
    本編とタイトルも違うし、フォロー様のレビューを読まなかったらこの番外編の存在に気付かなかった!本編ではがっつり端折られていた初めてのエチについて、じっくり描かれた本作品。個人的にはここまで読んで、本編で少し物足りなかった部分が補完されたかなと思います。初めての経験に不安になる柏木に対して、ポリネシアンセッ/クスを提案する雨宮。ポリネシアンって初心者向けなのか笑?そうじゃないような気はしますが、ゆっくり時間を掛けて柏木の不安を取り除きたいというのは凄い良かったです。しかもそれを71ページも使ってじっくり描いてくれるという。同人誌だからできるすご技なのかな。それしか描かれてないのにエロだけにならないのも良かったです。
  • 年下上司は褒められたい【単行本版】

    みなもやかづき/.Poika編集部

    褒めて育てるってこういうことか
    ネタバレ
    2025年6月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ エリート年下上司・雨宮×転職してきた年上部下・柏木のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計245ページ。転職後、新たに配属された部署で、なかなか年下上司の雨宮に馴染めなかった柏木が、そんな雨宮の意外な一面を目撃してしまったことから、二人の関係が徐々に変わっていくお話です。全体の評価が凄い良いのですが、一方で星4つ以下の方のレビューもちょっと分かるかも。久しぶりに褒められて意図せず泣いてしまった雨宮。頑張ってきたのを認められるって、その頑張りを知ってる人がいるかいないかで凄い気分が変わりますよね。自分の頑張りを認めてくれた柏木に好意が湧くのはもっともなんですが、その後のタクシー内でのやり取りで、面倒って言われてそこでまた火がつくのが凄いというか。私はそこで「えっそこまで言わなくても…」となってしまったので、その辺りがちょっと共感しにくかったのかなと思います。好みの問題ですが、私は分かりやすくドキドキしたりキュンとなってお互い好き!みたいなのが好きなので、その辺りがちょっと私的に足らなかったのかも。そして最後の合体シーンの描写がなかったのも気になったかな。全く無いなら無いで良いんですが、そこを飛ばしていきなりメス/イキとかの話になったので、ちょっと突飛すぎたように感じたのかも。(但しのちほど番外編が出てすっ飛ばされた部分がちゃんと描かれてますので、番外編必読です!)
  • エロ神様のえろ結び【電子限定おまけ付き】

    露久ふみ

    作品の振り幅が凄い
    ネタバレ
    2025年6月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。表題作全6話+短編1話+表題作の描き下ろしで合計194ページ。セック/スが下手という理由でいつも振られるハイスペリーマン・悟のもとに現れたエロ神様のえっちゃん。えっちゃんの指導のもと、相性が最高ということで選ばれた俳優の星名と関係を持つことになって…というお話です。なんだこれ、とりあえず勢いが凄い笑。悟も星名もお互い今まで同性とは全く経験なかったのにトントン拍子で事が進みます。展開が早いしリアリティがないんですが、えっちゃんの存在のおかげで、「あっこれはそういうものなんだ」とリアリティに対するハードルが下がって受け入れやすくなるのかなと思います。というか、星名目線で見るえっちゃんが怖すぎて笑いました。それなのに成仏させるのを手伝うという理由だけで悟へ協力する星名…。良い人過ぎる!同録の短編は、香水を作るかわりに体の関係を持つことになった調香師と販売会社の社員さんのお話。短いけどまとまっていて読みやすかったです。二人ともおじさんである必要は…?とも思いましたが、これ多分刺さる人には刺さるんだろうな。というか、本作が発売される少し前にも別のコミックスが発売されていて、お二人で執筆されているとは言え、筆の早さしかり、ジャンルの振り幅とかストーリーの引き出しの多さに感嘆です。
  • これは嘘の結婚だから

    上田にく

    全体バランス◎ 成田の喉仏にもご注目を
    2025年6月7日
    作者さん買いで積ん読から。結婚相談所マリーズに勤める営業の成田×コンシェルジュの真白のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計183ページ。結婚相談所の社長息子でもある真白が、ひょんなことから同期の成田と嘘の結婚生活をすることになるお話です。にく先生の作品はとにかく中毒性があるというか、定期的に無性に読み返したくなるんですが、重すぎず軽すぎず、絵も丁寧で可愛い上に、キャラも良いギャップがあったり、全てにおいてバランスが良いのかなと思います。密かな片思いからの両片思いとか、少しすれ違いもあるんですが、そのすれ違い具合が絶妙なんですよね。絵柄も細かい部分やチビ絵も丁寧で可愛くて、ほんわか系なのに、時々あれっ成田こんなにカッコ良かったっけ!?となるような雄々しさもある。なんでこんな成田が格好良く見えるのかなーと思ったんですが、私の分析では喉仏が原因ではないかと思っています。特に横からのアングルが、鼻筋がスッと通ってシャープな印象なのに、意外と飛び出た喉仏に雄みを感じるというか…。今まで喉仏を気にして見たことないんですが、成田の喉仏には釘付けになってしまいました。最後の締め方も良くて、読後感も良く、大満足で読了です。(ちなみに、成田の喉仏は64ページ、71ページ、からの159ページ目が個人的に最高です)
  • 他人(ヒト)に言えない推しゴト事情 【電子限定特典付き】

    なりた晴ノ

    アイドル×ファン 地雷の方もぜひ読んで!
    ネタバレ
    2025年6月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アイドルグループFIFTHのメンバー・カイト×隠れファンの月野木のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計190ページ。作者さんがSNSにあげられていた1話目を読んでからずーっと気になっていた作品で、発売日に迷わず購入しました。作者さんの既刊の中でも一番好きかも!最近読んだ作品の中でもすごいハマって、かなりリピートしてます。
    さてさて、本作品はファンが講じてイベント会社に就職した月野木が、推しグループFIFTHのマネージャーに抜擢されて…というお話なんですが、アイドル×ファンが地雷の方もほんとに楽しんで読める作品です。月野木が弁えたオタクなので全くモヤモヤしないし、推しにグイグイ来られる美味しいシチュエーションなのに、しっかり公私を分けられるのが好感しかないです。そして言わずもがな、カイトの顔面が良い…!隠れてダンスの練習をしたり頑張り屋さんなのも好きしかない。最初の試し読みで、カイト格好いい~~となった方は、もう絶対そこから下がることはないし、なんならそれが突き抜けるしかないので、もう絶対最後まで読むことをおすすめします!余談ですが、作者さんがSNSに載せている中に、カイトの髪と下の毛の色についてのやりとりがあって、1枚絵なんですが、何故かすごい私の癖に刺さりました笑。続編もとても楽しみにしています!
  • 気になる上司に抱かれています

    北川時

    リーマンとスーツの良さが凝縮された作品
    ネタバレ
    2025年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで積ん読から。フォロー様のレビューを見て購入しました。SNSでもある程度は読めるみたいですが、まとまっていると読みやすいし、今セール&クーポンでお得に購入できるので、気になった方はぜひ。さて本作はシゴデキ上司の課長(政信さん)×部下の海斗のお話で、1巻は35ページ、2巻は69ページ。これは声を大にして言いたい。スーツがかっこ良すぎる!!そもそも絵がとても綺麗でそれだけでもポイント高いのに、リーマンとスーツの良さがギューっと詰まりまくってます。スーツの上着を脱ぐ仕草とか、ネクタイを弛める仕草が、格好いいやら色っぽいやら…。作者さんがスーツ好きと仰ってるだけあって、もう色々半端ないです。男女どちらからもモテてきた課長が、年齢差を気にしてちょっと葛藤したり、海斗が課長を好きな気持ちを抑えられなくなったり、ページ数は少ないですがストーリーとしても申し分なかったです。課長が普段はちょっとおちゃめなとこもあって可愛いのに、これからって時にいざ雄の目付きになるのとか、すごい刺さりました。とても続きが気になります!
  • ヒメにいはおぢさん

    えだちほほ

    緊急事態宣言再発令だよ ナンチャッテ
    ネタバレ
    2025年3月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ SNSで見かけてからずっと気になっていた作品で、ヒメにいの良い感じにキモめのメッセージに惹かれて(?)購入しました。ハイスペだけど変態なヒメにい×裏垢男子なーくんのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計171ページ。裏垢男子のなーくんが初めてのエチの練習相手に選んだのは、ガチフォロワーでキモめのおぢ構文メッセージを送り付けてくるヒメにい。ところが実際に現れたのは想像していたのとは違う一軍おじさんで…というお話です。ヒメにいのメッセージ、めっちゃクセが強い!語尾のカタカナとか多用される絵文字が良い感じにキモいです笑。キモいし変態なんですが、なーくんに一途で健気だし、一生懸命好かれようとしてるのとかすごい好感が持てました。なーくんが優しいヒメにいを利用してる感がある(パパ活だから仕方ない?)ので、最初はちょっとヒメにいが気の毒に思えたけど、ちゃんとなーくんがヒメにいの良さに気付いてくれて良かった。海王社さんならではの修正も特筆事項です。18Rのオトナバージョンかと思うくらい修正が薄いです(太め白線数本)。
    というか、私も年下の子とかにメールする時は気をつけようと思いました。
  • 君をおいしくいただきます 【電子限定特典付き】

    蔓沢つた子

    幸せ過ぎて読むと寿命が延びる気がする…
    ネタバレ
    2025年2月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。人狼のかのん×ワケあり吸血鬼のネイロのお話で、表題作のみ全8話+描き下ろしでボリュームたっぷり合計279ページ。冒頭にある通り、お互いとある理由から生き辛さを抱えていたかのんとネイロが偶然出会い、お互いに支え合いながら共に生きていくお話です。蔓沢先生の絵、また進化してませんか!?前作でもフィオがかっこ良すぎて悶えてましたが、今作もかのんがかっこ良すぎる!格好いいだけではなくて、色気もあるし、一見ぶっきらぼうなのに世話焼きで優しくて、しかも年下で良い身体してるとか、美味しすぎる!ネイロがお腹が空いてて必死な表情とか、初めて首元からの直飲みをOKしてもらえて興奮と緊張がおり混ざった表情とか、そういうちょっとした表情の違いを描き分けられる画力もすごいです。ネイロがお腹空いてるのに我慢してるのも健気だし、かのんがそれにちゃんと気付いてくれるのも良かった。蔓沢先生の作品と言えば溺愛&ハピエンですが、一方的な溺愛ではなく、お互いがお互いを大切に思っているというのが絵からもストーリーからも伝わって、読んでて本当に幸せな気持ちになれました。寿命の違いについてはふんわりしたまま終わったけど、今後も末長く二人で幸せな人生を送るんだろうなと思わせてくれる素敵なハッピーエンドでした。
  • 偽恋LOVERS

    リオナ

    総合的バランスが良い
    ネタバレ
    2025年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。高校卒業までゲイであることを隠してきたのに、玉砕覚悟で親友にアウティングしたことをきっかけに、なぜか経験豊富なキャラになってしまった琥太郎が、実はトラウマ持ちのイケメン先輩・理仁と本当の恋を知っていくお話です。リオナ先生の作品はどれも分かりやすくて読みやすいんですよね。展開はどちらかと言えば王道なんですが、ちゃんとリオナ先生の要素が入ってるので、ただのありきたりにならず、でも奇抜すぎず読みやすい。モノローグが多いわけじゃないのに、ちゃんと登場人物に共感して感情移入できるのも良いです。個人的感想ですが、キュンとするポイントが分かりやすいのに、明らさまに狙いすぎてなくてちょうど良い感じなのかなと。絵もすっきり見やすいし、キュンとするところ、クスッと笑えるところ、ちょっとしんみりするところ、そしてちょっとエチなところ、総合的にバランスが良いのかなと思います。逆に言うと深めのお話が好きな方や、もっとパンチがあるお話が好きな方は少し物足りないと思うかも。個人的には79ページ目の、理仁さんが我慢の限界に近づいてちょっと雄みが溢れてたところが、理仁さんのセリフ含めてすごい刺さりました笑。
  • 怪異さんと飛鳥くんのお話

    シズマ

    「格好いい」の定義
    ネタバレ
    2025年2月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全17話+描き下ろしで合計209ページ。初読み作家さんで、普段の私だったら絶対表紙を見て「怖っ!」っとなって手を出していないであろう作品なんですが、ランキングで1位だったのでやっぱり気になって購入してしまいました。最初の試し読みできる部分で怪異さんと飛鳥くんの出会いが恐怖過ぎたし、扉閉めたはずなのに振り返ったら中にいるとか恐怖しかないですよね。表紙はカラーだからか、怪異さんの肌の色とか長い舌とかが余計際立って、これ本当に読んで楽しめるのかちょっと不安だったんですが、同じように尻込みしている方がいたらぜひ勇気を出して購入してみて欲しいです!最初はレビューで怪異さんのことがかっこ良く見えてくると書かれているのが多数あって、マジか?!と思ったんですが、これが本当だったんです。正直なんでかっこ良く見えるのか不思議なんですが、髪型とかピアスバチバチなのが良いのか黒スーツが良いのか?見た目も大事なんですが、「格好いい」というのが仕草とか雰囲気、行動によるところも大きいんだなぁと。人は見た目じゃないってまさにこのことなんだと実感しました。怪異さんが飛鳥を大事にしたいっていう気持ちが伝わってくるのも良かったし、体格差があるので手つなぎの時に自然と飛鳥が怪異さんの指を掴むことになったり、ちゃんとキュンもあってBLとして成立しているから不思議です。
  • オオカミくんはゆずらない

    佐倉リコ

    ずっと幸せでいてほしい二人
    ネタバレ
    2025年2月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。表題作のみ全6話+描き下ろしで合計251ページ。ケモ耳シリーズ5作目、志狼×黒兎では3作目。大学生になった二人。志狼の溺愛っぷりが全く揺るがないどころか、更にパワーアップしてます笑。でも自分の気持ちを押し付けるだけでなく、黒兎の意志もちゃんと尊重できていて、信頼感とかそういう「二人の今まで」に基づく次のステージに来てるんだなぁと感無量でした。監視ついでに合宿についてきた志狼に対して、うっとうしいけど志狼っぽいって言える関係っていいなぁ。なんか絶対別れない安心感があるというか。あとそもそもの設定なんですが、やっぱり犬系のケモ耳って良いですよね。しっぽやケモ耳に感情が現れてて、嬉しさを隠しきれずにしっぽがブンブンしてたり、しょんぼりして耳が垂れてたりが可愛すぎました。作者さんの絵柄も相まって、可愛さ倍増です。最後ベビーが遠吠えの練習してるのとかも、可愛すぎてちょっと声が出ました。ところで、サークルの犬塚先輩、犬だけに噛ませ犬かと思ったんですが、志狼兄との関係が気になる!最後ちらっと手を繋いでましたが、これはまさ兄となおき君のスピンオフ期待して良いってことですよね!?楽しみにしてます!!
  • 明日もきみに会いに行く

    熊雪ふる

    「圧倒的きゅんの嵐」はダテじゃない
    ネタバレ
    2025年1月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ イケメンでモテる後輩・三澄×人気者の先輩・咲のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計207ページ。人気者でモテるけどなぜかすぐにフラれてしまう咲が、モテる後輩の三澄と接していくうちに、本当の恋を知っていくお話です。帯の「圧倒的きゅんの嵐」、ダテじゃなかった!手が届かない高い所にある本を取ってあげる時に、図らずも後ろから覆い被さるような形になったり、飲み会中にこっそり自分だけにバイト先の情報をメッセージしたり。そういうキュンとするときめきテクニック自体は奇抜なわけではなくて王道なんですが、狙ってやってるわけじゃないというのが良いんですよね~。しかもこれを一般的な男女カップルがやってるのではなくて、大学の先輩後輩の男子たちがやっているということが更にポイント高いです。なかには男女の恋愛漫画にありがちなキュンを単に男子同士に置き換えただけみたいな作品もある中で、本作では男子同士でしか成り立たないキュンもたくさん散りばめられていて、BLならではの醍醐味を感じました。そしてキュンが良すぎて、読んでる途中ハッと我に返るとめっちゃニヤニヤしてる自分に気付くという。外で読むと絶対にやけちゃうので注意した方がいいです。あと、咲の友人たちがすごいフラットなのも推せました。類は友を呼ぶってこういうことなのかな。基本的に悪い人も出てこないし、すごい良い読後感で読了できました。
  • お隣さんはしたくないのに【単行本版】【電子限定特典付き】

    するがしぎ

    一つ知ってるBL用語が増えました
    ネタバレ
    2025年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで積ん読から。フォロー様のレビューを読んで面白そうだったので購入しました。とある体質に悩むサク×ライターの朝戸のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計187ページ。ライターという職業柄、気になったことはとことん突き詰めたい性格の朝戸がうっかりハマった後ろの開発。おもちゃで探求心を満たしていたけど本物を入れたらどうなるか気になって仕方がない。そんな朝戸がお酒に酔って放った失言がきっかけで、アパートの隣人・サクと一晩を共にしてしまって…というお話です。「褥狂い」って初めて聞きました。褥に狂うというのはちゃんと存在する言葉みたいですが、一定時間接すると相手が発情してしまい、一回行為を行うとその前後も含めて何があったか忘れてしまうというのは面白い設定だと思います。秘密の原因を一緒に探していくにつれて、二人の距離が少しずつ縮まっていく様子が丁寧に描かれていて、褥狂いという不思議設定にも関わらず現実っぽさがちゃんとあるというか、ちゃんと地に足が着いた感じで上滑りしなかったのが良かった。結局体質の治療法や、そうなった原因は分からずじまいでしたが、相手が見つかって体質が収まって良かったです。サクはあまり喋るキャラじゃないけど、必要なところはサク目線でもちゃんと語られているので、二人の心境が分かりやすかったのも良かったと思いました。あと、修正がかなり甘めなのも特筆事項です。
  • あのとき君とシておけば。

    上田にく

    SNSの闇… 実際あったら怖いけど面白い
    ネタバレ
    2025年1月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。表題作のみ全6話+描き下ろしで合計200ページ。高校時代に恋人同士だった理久×高嶺。ピュアなお付き合いだったけど、いざそういう雰囲気になった時にビビって理久を拒絶してしまい、自然消滅に。大人になっても初めての恋人を引きずる高嶺が、ゲイバーで当の本人・理久と再会して…というお話。インターネットの受け売りを鵜呑みにしてすぐ感化される高嶺さんが面白過ぎました!ピュアなんですが、斜め上な感じが面白くて、やっぱり作者さんの作品好きだなー。年上だからリードしなきゃと頑張る高嶺さんにすごい好感が持てます。一見、理久が大人っぽくて落ち着いて見えるので、あとは高嶺さんの頑張り次第かなーなんて思っていたら、理久も負けず劣らずのヤバい奴でしたね笑。二人の間に無理やりねじ込まれたバー店員の本宮くんが不憫すぎて笑えました。すれ違いやモダモダが大好きなのですが、これ以上拗れてほしくなかったから、これくらいのタイミングで高嶺さんの諸々が理久にバレたのは良かったなと思いました。モダモダしすぎず、あっさりしすぎずの絶妙なタイミングだったと思います。あと、理久の同僚・越地さんだけなんか絵のタッチが違うのも好きでした。というかこれは越地さん×本宮くんもなんか始まりそう笑。
  • スイセイを追う【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】

    狼森圓

    付き合ってる?付き合ってない?
    ネタバレ
    2024年12月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ だいぶ以前にレビューが良かったので購入しました。クールな彗くん×高校から彗くんを追っかけている大舜のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計228ページ。高校の頃から彗くんが大好きな大舜。どうにか同居にこぎ着けたけど、果たしてその先は?…というか、付き合ってないのに自分のことを好きって言う相手と同居ってどうなんですかね笑。同居できる時点で彗くんの答えは出てるような気もしますが、逆に全くその気がないのに同居に同意してたとしたら、彗くんはある意味鋼の心の持ち主だと思います。自分を慕ってくれる後輩の頭をぽんぽんしたり、え?付き合ってないんですよね?鬼ラインしたり、嫉妬したり、、まだ付き合ってないんですよね(二回目)?もう早く付き合っちゃいなよと心の中で何度思ったことか…。結局大舜の想いが実って、ほっと一安心はしたんですが、端から見れば彗くんの気持ちは明らかだったので、そういう意味ではドキドキハラハラは少し足らなかったかも。なんなら彗くんがやっと歩み寄った後大舜がテンパって彗くんを避けちゃうくだりは何で今さらとちょっとイラッとしてしまいました。あと、他の方も書かれてましたが、大舜がちょっと泣きすぎなのも気になったかも。恋する乙女にするにはちょっと絵柄に可愛さが足らなくて、そこまで肩入れできずに読了してしまいました。
  • サクラゴシップ

    屋号

    攻めの控え目なデレが好きな方に
    ネタバレ
    2024年12月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編は表題作のみ全6話+描き下ろしで合計196ページ、番外編は表紙等全て込みで22ページ。自分を変えたいと一念発起して大学に編入した飯島が参加した新歓コンパで、ヤバいサークルと噂がある独研の会長・長田にお持ち帰りされて…というお話。なんとなく評価が分かれるのが分かるなぁ。絵は綺麗だし、エチも結構あるんですが、序盤の展開がちょっと共感しにくかったかも。長田がヤバいサークルの会長だと分かったのに一回しただけで好きになるというのが、「チョロい」だけでは済まされないのでは、と思います。チョロいを上回る言葉があれば、まさしくそれ。それだけで長田を好きになってしまった飯島に、何故??と思ってしまいました。後になって後悔しないように、大学に入って変わりたいというのも、良いこと書いてるんですが、それをバックアップするエピソードがないというか、ちょっとその辺りも浅かったかな。後々長田にも甘さが見え隠れしてきますが、甘々イチャラブではないです。でもあれだけ冷めてた長田が少しだけ見せる分かりにくいデレ、ちょっと好きかも笑。後半になるにつれて良くなってくるので、次回作にも期待したいです。番外編は恋人プレイと銘打って恋人っぽいことがしたかった長田のお話。クーデレ好きな方にはハマるのではと思います。
  • おまえの靴を履いてみる【合冊版】

    望月わらべ

    キヨの明るさに救われる
    ネタバレ
    2024年12月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ イケメン陽キャのキヨ×儚げ美人DK・律。1巻は1~8話で216ページ、2巻は9~15話+描き下ろしで219ページ、3巻は16~22話+描き下ろしで198ページ。完結ではなくまだまだ続きます。が、今すぐ読んで欲しい!私も実は表紙にはあまり惹かれなかったんですが、フォロー様のレビューを見て気になって立ち読みしてみたら、すごいハマってしまっていました。こちらの出版社さんはたびたびセールとかクーポンが出るので、気になる方はそういった機会にぜひ!
    さて本作品は、DKキヨ×律のお話なんですが、もうキヨがすっっっっごい推せます。粘着質ストーカーな幼馴染み・的場のいなし方とか、律の母親とか的場みたいに自分の意見をただ押し付けるだけじゃなくて、ちゃんと話を聞いて寄り添ってくれる。真っ直ぐで誠実なだけじゃなく、頼りがいがあって(Gを躊躇なく退治できるのも格好いい!)、しかもめっちゃ格好いいです。元カレがきっかけだったとしても読書が好きとかギャップも良いです。というか的場が律を見る目付きがもうすごいねちーっとしてるし、律の母親の取り乱し具合も常軌を逸してるし、物語のダークサイドはすごい闇なんですよ。でもその闇を垣間見てうわーっとなってたら、キヨ×律の明るさに救われて、そのアップダウンもストーリーの良いスパイスになってます。母親も的場も歪みきってるので矯正はできないと思うのですが、この先どう落としどころをつけるのか?すごい続きが楽しみです。
  • 恋人がウブすぎて困る【電子特別版】

    広田

    ピュアピュアDK X BL 最高過ぎる
    ネタバレ
    2024年12月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クラスの一軍男子・日山×同級生の長谷川。1巻は1~9話+描き下ろしで235ページ、2巻は10~18話+描き下ろしで209ページ。明るくてクラスでも人気者の日山。ある時自分が同級生の長谷川に恋していることを自覚して…というお話。すでに付き合っている状態からのスタートなんですが、日山→長谷川の矢印が段々大きくなっていくのも可愛いし、最初は告白を受け入れただけのような形になっていた長谷川→日山の矢印も、ちゃんと矢印が双方を向いて大きくなっていくのが良い!タイトルにある通りウブな二人(というかウブなのは日山だけ?笑)が、可愛すぎて可愛すぎて…。えっ、DKってこんなピュアなの?まさかの交換日記(しかもVol.3まで続くw)でキャワ~となっていたら、キャワポイントが終始盛りだくさんで悶えてます。ちょっと俺様っぽいのに、素直にまっすぐ好意を伝えてくれる日山が可愛すぎて辛いです。電車の中で腰に手を添えたり、描き下ろしでも向き合った時の立ち位置とか手の位置とかが、もういちいち刺さりすぎて、多分端から見たら私変にニヤついてる人になってる自覚があります。一方の長谷川も、目の下のホクロとか首もとを流れる汗とか、癒し系なんですがちょっと人妻みがあってすごい良いです。しかもこれが男子校というのが更に推せる。終始ピュアピュアなのでキス止まりかなーと思ってたら、描き下ろしで朝チュン的な表現が。いや寝落ちただけ?ピュアな二人だしいいよいいよこれくらいで!と思ってたら、あっやっぱり成功したんですね!それでもがっつり描写があるわけではないですが、その辺をはっきりさせたい方はぜひ電子特別版限定描き下ろし付きをどうぞ!
  • それでも君と恋がしたい!【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】

    黒田くろた

    中身ちらっと見てみて~
    ネタバレ
    2024年12月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クリーニング会社営業の本田さん×コンビニ店員葉月のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計188ページ。クリーニング会社の営業先のコンビニで、ゆるふわ系店員の葉月に落ちた本田さん。会社に家の鍵を忘れたことをきっかけに、葉月の家に泊まることになって…。フォロー様も仰ってたんですが、実は私も表紙にあまり惹かれなくて買い渋っていたんですが、試し読みしてみたら、中身の方が断然絵が可愛い!!もし私のように表紙を見て一歩留まっている方がいらっしゃれば、ぜひ中身も覗いてみることをおすすめします。さてさて、葉月くんへ好意をまっすぐ伝えたはずなのに上手く伝わらない本田さん。葉月くんが手強すぎる笑。練習という名目で先に体の関係が始まってしまって、可愛い顔してセ/フレを提案するとか、意外とその辺の貞操観念はゆるめだけど、ビ/ッチという感じはしないです。興味津々というか、ほんとに気持ちいいことが好きなだけみたいな。流され受けならぬ、流され攻めで、本田さんが良い人すぎて最初はちょっと気の毒でしたが、葉月くんの恋愛遍歴が明らかになってなるほどと納得。今まで傷付いてきた分、これからはたっぷり本田さんに可愛がってもらって欲しいです。後書きにありましたが、けんちゃんにはお仕置きしてくれる恋人ができるのか?ちょっと気になりました笑。
  • シガー・スイート・セックス

    かむ

    シガーキスって何故こんなに魅力的なんだ?
    ネタバレ
    2024年12月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで、発売当時に広告か何かで見かけて気になって購入したんですが、積んでる間に販売終了になってしまっていました。。と思ったのですが、別の出版社さんで再販されている(シーモアさんでの電子配信はまだ?)ようなので、気になる方がいればぜひ!さて本作は、バイの望×ゲイの司のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計178ページ。タイトル通り、シガーキスが好きな方にはすごい萌える出会いだと思います。シガーキスってなんであんなにセクシーに見えるんでしょうね。攻めの望の方が年下でちょっと背が低いのも萌えました。ただちょっと最初が急発進だったかなぁ。初対面の人間に抜け出そうって言われて会社の飲み会を抜け出して、望が司にいきなり恋人に立候補。ゲイバーでもないのに相手の性指向って初見ですぐに分かるものなんですかね?意外と望が一途で良かったんですが、結構な短期間でいつの間にそんなに好きになってたのか少し説得力が足りなかったかも。司の好きなところを挙げてくれてるけど、もうちょっと胸に刺さるようなきっかけがあればなーと思ってしまいました。あと、描き下ろしで望が今まで誰も部屋に招いたことがないって分かったのはポイント高かったんですが、この情報は本編のどこかに入れた方が良かったのでは?
  • 愛を食べて生きている 【電子限定特典付き】

    芽玖いろは

    愛を食べて生きるのは誰?
    ネタバレ
    2024年12月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。上巻は1~6話+描き下ろしで220ページ、下巻は7~10話+スピンオフ2話+本編の描き下ろしで合計212ページ。性/交渉による種の存続が旧式となった近未来。試験管で生まれた胎児の死亡率上昇を懸念して、旧式への可能性に希望を見出だす工学研究員カナメのもとに、旧式習得のためにセッ/クスワーカーのイオリが派遣されて…というお話。コロナ禍に、人と人の繋がりの大切さを再認識した方がたくさんいたと思います。本作は近未来のお話で現実ではないんですが、なんとなくコロナ禍の当時の状況とリンクして、とても現実味がありました。子供は替えが効かないもの。愛情をかけて育てる気持ちを持つことでこれから生まれてくる赤ちゃんの生存率を上げたい、成果を上げたい一心でパートナーを変更したけど、パートナーも替えが効くものじゃなかったんですよね。愛を食べて生きていくのは生まれたばかりの赤ちゃんだけじゃなくて、パートナーや自分の周りの人たちも同じ。実は簡単で当たり前なことなんですが、改めて実感させられました。イオリが育った施設は悲惨で、洗脳と虐/待ばかりの現状にとても胸が痛みました。所長の行為や考え方はとても許せるものではなかったですが、最後所長が完全な悪人じゃなくて良かったです。同録の短編2話は、本編イオリの旧友で同じ施設で育ったリセのお話。ストーリーの重さと軽さのバランスがとても良かったです。そしてマナがおじいちゃんビジュじゃなくて良かったです笑。
  • 碧くんと最×のセックス

    黒木えぬこ

    タレ目男子最高
    ネタバレ
    2024年12月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。イケメンコミュ強男子の久澄×不思議系コミュ障の碧のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計189ページ。コミュ障男子の碧が、一生オカズに使える「最高のセッ/クス」を求めてヤリ/チンと噂の久澄に相手を申し込むことから始まるラブコメ。久澄は純粋にセッ/クスはコミュニケーションの延長と思っているので、ヤリ/チンとはちょっと違うのかな。相手を気持ち良くさせるのが好きで、碧くんを可愛がってあげよ~なんてちょっと上から目線で挑んだらプライドをガツンと打ち砕かれて火が着いてしまうという。奉仕の手段にセッを選んだのはアレですが、碧が揚げたてポテト好きそう、駄菓子好きそうとか、ちゃんと相手を見ていて、相手が喜ぶことをしたくて至れり尽くせりなのはすごい良かったです。相手に依存されたくなくて奉仕しつつも常に一線ひいていた久澄に、嫉妬や独占欲が少しずつ芽生えて、「最高のセッ」に必要だったのは「好き」だったという。ストーリーの骨子はシンプルなんですが、分かりやすくて共感もしやすいのが良かったと思います。あと、他の皆さんもレビューされてますが、黒木先生のタレ目男子に勝るものはない!タレ目男子が癖というわけではないのに、先生のタレ目男子見るたびにコレだ!ってなりますw。碧くんの方が実は年上だったというのもすごい良かったです。
  • 純情でなにが悪い 番外編

    冬縞しぐれ

    私も諒太の可愛いところが見てみたい!
    ネタバレ
    2024年12月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タチ専門の元デリ/ヘル・諒太×同級生のはじめ。本編のその後の、とある日のイチャラブが描かれた番外編は、表紙等全て込みで20ページ。そもそもはじめが「完璧な彼氏の可愛いところが見たい」と諒太に仕掛けるわけですが、分かりみしかない!私も諒太の可愛いところ見てみたい!と思ったらあっさりやり返されましたね笑。はじめの努力は評価したいけど、やっぱり諒太の方が一枚上手でした笑。本編が好きな方はぜひこちらもどうぞ!
  • ビッチなあの子の言うとおり!【単行本版】4

    橈やひろ

    なんか幸せ過ぎて泣けてくる
    ネタバレ
    2024年12月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 世話焼きリーマン・よしたか×元AV男優・楓の超ハッピーラブコメシリーズ4作目、堂々の完結編。表題作のみ全6話+描き下ろしで合計233ページ。今まで出てきたキャラも総出で、最後まで笑いあり感動ありでとても楽しめました。なんかこんなに終始ハッピーな気持ちで、読み終わった後も楽しかったなぁって思える作品、他にあまりないかも。楓は相変わらずハチャメチャなんですが、嫌われたくない一心であれこれ手を尽くしたり、待ち合わせでずっと待ちぼうけをくらっても怒るどころか心配したり。お互いがお互いをほんとに好きで、信頼しているというのが二人の言動の端々から伝わって、もう二人から幸せをお裾分けしてもらってるような感じです。よしたかが中学の時のエピソードもめっちゃ好きでした。楓が腐りかけてた頃知らずのうちに楓を救ってたなんて運命としか言いようがない!そんな過去を振り返って、言葉にはしないけど楓がちょっと感極まってるのも絵からすごい伝わってきて、エピソード自体から得られる萌えだけではなく絵からも色々伝わってくるのが良かった。6年間の同棲を経て、よしたかもちゃんとケジメをつけて、この二人は一生このままラブラブなんだろうなと暖かい気持ちで読了できました。やひろ先生、ハッピーな作品を最後までありがとうございました!
  • センターマイクとガチ恋勢

    リオナ

    安心安定の作者さん買い
    ネタバレ
    2024年12月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。上司の雨宮×元芸人の星のお話で表題作のみ全5話+描き下ろしで合計180ページ。あることがきっかけで芸人の道を諦めた星。その過去を隠してサラリーマン生活を送っていたのに、ふとしたことで上司の雨宮が、自分の芸人時代を知っていることが発覚し…。リオナ先生の作品はほんとに読みやすいんですよね。今までもたくさん作品を出版されているのに、全部新しい設定で切り口が斬新で、よくそんなにネタが思い付くなぁと。今作は芸人さんとその元ファン(しかもガチ恋勢)という、なかなか他には見ない設定で新しかったです。基本は明るくて軽いラブコメなんですが、BLネタに隠された恋心とか、笑わせてナンボだけど自分の秘めた想いを面白おかしくしなければならない星の葛藤とか、胸をぎゅっと掴まれるような描写もあって、その起伏がとても良かったです。あと、リオナ先生の作品はすごい嫌なキャラが出てこないのも特徴の一つかなと思うのですが、元相方のタクミが全くの悪者じゃなくて良かった。タクミには芸の道で成功してほしいなぁ。良い読後感で読了できました。
  • ワンダーラブは真夜中に

    熊猫

    夢?現実?構成がユニークで面白い
    ネタバレ
    2024年11月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。本編は表題作のみ全6話+描き下ろしでボリュームたっぷり合計262ページ。番外編は表紙等込みで34ページ。過去のあることがきっかけで以降不眠に悩むゲイの八代が、元同級生で上司の一色と同衾することになることから始まるお話です。熊猫先生の作品と言えば、隙間なく細かく描き込まれた絵柄が特徴ですが、本作も然り、描き込みがすごいです。他の方もレビューされていましたが、最初のカラー絵に圧倒されました。一見ごちゃつきそうなのに、統一感があるのでまとまって見えるんですよね。オシャレでスタイリッシュな絵柄で、チビ絵も相変わらず可愛いです。不眠になったきっかけとか、夢と現実を行ったり来たりする構成が、描き方によってはもっとじっとりしそうなのに、良い感じで軽さが残っているのも良かったです。夢と現実の境目が曖昧になって、二人の夢がリンクして、がっつりファンタジーではないんですがなんだか不思議な感覚でした。種明かし的なものはありませんが、これはこれでアリだなと思います。あと、これは成人向けでしたっけ?というくらい甘ーーーい修正も特筆事項です。(熊猫先生の作品、可愛くてオシャレなのに結構エチも濃厚ですよね?)
  • 向日くんは高校生

    木丈ですく

    等身大の向日くんも良き…!
    ネタバレ
    2024年11月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全5話+描き下ろしで合計187ページ。初読み作家さんで、コミックス発売時にSNSで告知を見て面白そうだったので購入しました。7年前に出会った当時高校生だった向日くんが忘れられない葵。そんな葵が管理人を努めるルームシェア用アパートに、現在25歳のはずの向日くんが制服で現れて…というお話です。式場で再会した時からなんか匂うな~と思っていたら、25歳の向日くんが高校生として登場。タイムリープとかなんかあるのかと思ったら、そういうことか~と納得。いや、確かに最初出会った時、まさか小学生には見えないですね。出会った当時小学生ということや現在もまだ高校生であるということに抵抗がある方もいるかもですが、7年前は純粋にプラトニックだし、現在もDKなのは攻める側なので、その辺りは少しハードルが下がるかも。私は年下攻め大好物なのでとても美味しい展開でした。というか、式場で再会した時の向日くんがかっこ良すぎた!こんなスーツのベストを着こなせるDKいます?ネクタイも似合ってるし、シャツの腕まくりも最高でした。高校生っぽい無邪気な一面もあってギャップが良かったし、葵が等身大の向日くんをちゃんと見てるのも良かったです。描き下ろしでは、攻め側が首輪付けてるのもアリだな…と新しい癖の扉が開く音がしました笑。そして言わずもがなの海王社さんなので、作者さんの気合いが入った凸が楽しめます!
  • 舐めて、噛んで、キスをして【コミックス版】

    文月くみ

    ケーキバース最高!
    ネタバレ
    2024年11月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ドS御曹司の帝釈出×庶民リーマンひろとのお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計234ページ。実はフォークと噂の絶えない帝釈グループの御曹司・出が、ケーキを探すという名目で開かれた社交パーティーで、庶民リーマンのひろとと出会って…というお話。ここ最近読んだケーキバースの中でもダントツに良かった!しかもこれが作者さんの初コミックスなんて驚きです。この作品では、フォークが一般人より知能や外見、その他の能力で秀でているということで、ちょっとオメガバースのアルファっぽいのかな。スパダリ系の攻め様が大好きなので、この設定はすごい美味しかったです。作者さんの言葉を借りれば出はスーパー仕事できるマンなのに好きな人には甘えん坊。一見いけすかないハイスペ俺様なのに、ひろとには時々弟みたいに甘えてきたり、「ひろとに対してだけ」というのがもう好き過ぎました。自分に対してよくしてくれるのはケーキを手放したくないからか、自分を気に入ってくれているからかというバース系ならではの本能と理性の間で揺れる心情もとても丁寧に描かれていました。あと、これだけは声を大にして言いたい。絵がめっちゃいい!やっぱり漫画なので、絵も楽しみたい。そんな期待を全く裏切らないです。出のちょっと前髪長めの黒髪&細身スーツが似合い過ぎて辛い。格好良くて色気満載で、ちょっと見下ろす感じからドS俺様オーラが漏れていて、すごい良かったです。作者さんは液の魔術師になりたいwとのことで、汁気が多いらしいケーキから溢れる液体で水溜まりができるくらいエチも濃厚でした。何をとっても文句なしの一冊です。
  • コワモテの隣人がΩだった時の対処法

    ニクヤ乾

    キャラ設定が好き過ぎる
    ネタバレ
    2024年11月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。イケメンアルファの晃太×強面な隣人・宮永のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計169ページ。バース性に色めき立つ友人達と違って、モテるのに誠実なアルファの晃太。隣に住むいかつい隣人の宮永が、実はオメガだと分かって…というお話。強面な宮永さんの意外な一面を見て、徐々に惹かれていく晃太の気持ちがとても丁寧に描かれてます。というか、強面オメガのギャップとか、モテモテアルファが実は一途とか、好きな要素しかない!宮永さんがヒートになって、晃太の匂いを探して辿ってきたり、必死にしがみついてくるとか、これを首までタトゥーが入ってる宮永さんがやってるというのが萌えます。晃太はオメガの匂いが分からない特異性アルファだったわけですが、相手が誰でも良いわけでなくてこの人じゃないとダメ!というのが良かったです。5話目の扉絵が、いかついオメガを手なずけられるのは自分だけ、自分を託せるのはコイツだけ、みたいな特別感に独占欲みたいなのも見えて、すごい好きでした!個人的には宮永さんの脇の毛はない方が良かったけど笑、受ける側だけど男らしさが残っているのも良かったです。
  • しょうがないけど愛おしい【電子限定描き下ろし付き】

    ななつの航

    ストーカー?それともストーカー「気質」?
    ネタバレ
    2024年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。表題作のみ全6話+描き下ろしで合計247ページ。祖父から受け継いだアパートの管理人をする尚樹。そのアパートに、幼馴染みの圭吾が住むことになって…というストーリー。最初、圭吾のヤバさが突き抜けている(笑)ので、この辺りが2次元と割り切って楽しめるとより面白く読めるのかなと思います。要はストーカーなんですが、ストーカー行為をしている方は本作品中では嫌がらせ目的ではなくあくまで好意で行なっていると思ってるんですよね。される側がどう受け取るか、その行為が一方的かどうかで大きく変わってくるわけで、ストーカーと認定されるか「ストーカー気質」に留まるかはやっぱり二人の関係次第なんだなと。尚樹にグイグイと好意を押し付けて怖がらせていたことに気付いた圭吾が、消極的でしおらしくなったり、なんか大型犬が叱られてしょげてるみたいに見えて可愛かったです。尚樹は作中で自分は絆されてると言ってましたが、気付いたきっかけはアレでしたが圭吾の存在は尚樹に対してずっと特別だんたんだろうなと思いました。あと、同じアパートの住人、持田さんがすごい良いアシストしてくれてます。二人の好意を知ってのキューピッド的アシストではないんですが、とても好感が持てました。
  • やたらやらしい深見くん【単行本版特典ペーパー付き】

    松本あやか

    作者さんと解釈が一致し過ぎる
    ネタバレ
    2024年11月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 営業部エースの梶×技術部の深見のお話で、1巻目は1~6話+描き下ろしで166ページ、2巻目は7~12話+描き下ろしで168ページ。外面が良いシゴデキリーマンの梶が、一見オタクな深見と出張に行くことに。そこでメガネを外した深見の素顔を見て、徐々に惹かれていくというラブコメです。実は最初はあまり表紙に惹かれなかったんですが、よく広告に出てくるので気になってセール中に1巻だけ買って読んでみたら、何これめっちゃ面白い!!すぐに2巻目を購入してしまいました。今、電子コミック大賞の候補作にも選ばれていて、クーポンでお得に購入できるので気になる方はこの機会にぜひ!
    さてさて本題ですが、今まで相手に苦労したことなかった梶が深見に翻弄されてハマっていく過程がすごい丁寧に描かれてます。恋愛に意義を見いだせなかったのに、深見に出会って空っぽだった自分が埋まっていく…。ピロートークとか何気ないやりとりが、お互い対等かつフラットですごい心地良いです。というか、対面で致した後憎まれ口叩きながら抱き合ったり、病院に駆け込んで仲直りした後ギューっと抱き締めながらキスしたり。なんか、刺さる言動がすごい多いんですよ。作者さんと解釈が一致し過ぎるというか、「あっこれ好き」みたいなのがほんとにいっぱいあって、すごいリピートしてます。ちなみに2巻で完結ではなくまだ続くみたいなので、完結してから読みたいという方はご注意を。2巻も気になるところで終わってるので、早く続きが読みたいです!
  • 喰われるほどに暴かれて【電子限定描き下ろし付き】

    高城リョウ

    お前だから許すっていうのが最高
    ネタバレ
    2024年11月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。敏腕弁護士の天鷲×不動産一族の若頭・廉士のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計222ページ。今作はDom/Subモノですが、一捻りあってDom×Switchのお話です。私の中でタチ×タチと言えば高城先生!なんですが、タチ×タチのお話を描かれる作家さんの中でも、安定感があるというか、受けに回る側のタチのキャラが際立ってるんですよね。攻めたいという気持ちがちゃんと残っていて、ただ受けるだけじゃないのが良いです。それに加えて、先生が描く攻め様がいつもかっこ良すぎて、高城先生の作品はほんとハズレがないです。普通は単純にコマンドをかける側とかけられる側に分かれるところが、Dom同士なのでコマンドを掛け合っているように見える。そんな攻防がとてもテンポ良い。Switchだから抱かれたいのか、Domのままでもそう思うのか。普段は相手を従える側が、その人にだけ許すという特別感がとても良かったです。地上げ屋が登場する真面目な昔の回想シーンで、地上げ屋が懐かしの駄菓子をかじってたり、シリアスな場面でもちょっとクスッとできる要素もあって、全体のバランスがほんとに良かった。ちなみに、高城先生のキャラの名前はいつも何か縛りで今回は何縛りかなと思ったら動物縛りでした笑。
  • 好きだよグッドボーイ

    花好なぽ

    1巻目のみのレビュー
    ネタバレ
    2024年11月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんですが評価が良かったので期待してポチり。実は2巻目が出るかなり前に1巻目を購入していて、だいぶ積んでいたのをやっと読みました。他の方のレビューによると2巻目の方が評価が良いみたいなので、2巻まで読むとまた違う評価になるかもですが、1巻しか読んでおらず2巻目は未購入の人間のレビューです。アイドルの蒼くん(Dom)×蒼くんのファン・翔太(Sub)のお話で、1巻目は表題作のみ全6話+描き下ろしで合計174ページ。偶然推しのアイドルが自宅の近くで倒れているのを発見した翔太。倒れていた理由はDomの欲求解消不足と判明し、プレイをすることになって…というお話。まず推しのアイドルが道に落ちてて、しかも自分の家の近くで、あっという間にプレイしてあっさりパートナー契約を結ぶ。以前からお互い認識していたのかもだけど、実際に出会ってちゃんと話すのも初めてなのに、よく言えばテンポが良い、悪く言えば展開が早すぎ&都合が良すぎという感じで、最初に少し躓いてしまいました。まあ漫画だからある程度のご都合主義は受け入れられるんですが、ちょっと個人的に許容できる範囲を超えていたかなと。デートしてそのまま家にお泊まりとか、大学に押し掛けるのとかも、芸能人だよね?セキュリティとかいいの?と思ってしまいました。なんかせっかくの芸能人×一般人の設定が生かしきれていないような…。絵は綺麗ですが、髪の色が同じだったら多分蒼くんも翔太も見分けつかないかも。所々別人に見えるところもあるし、かと言えば、なんならデュオの相方も同一人物に見えるところもあるし、少し気になってしまいました。2巻の方がエチでストーリーも良いみたいですが、ちょっと続きを買うかどうしようか迷ってます。。
  • 運命と赤い糸

    日乃チハヤ

    ハッピーワードをホラーに変える
    2024年11月5日
    表紙等全て込みで合計46ページの短編です。そもそもホラー系はあまり得意ではないんですが、好きな作家さんの作品なので意を決して購入しました。日乃先生と言えば「お憑かれさまです」でもご自身でホラーが大好きと仰ってましたが、いやー先生怖いの好き過ぎでしょ笑。お化けとか幽霊系のも怖いですが、こういうサイコ系にちょっとだけ超常現象的な理屈では説明できない状況が入ってるのとか、もう背筋が凍るとはまさにこのことか、と思いました。運命の人とか赤い糸で結ばれるっていうのがハッピーなワードのはずなのに、そんなハッピーワードをこんなにホラーにできる日乃先生が凄すぎる!個人的には執着攻めとか溺愛系の束縛とか大好きなんですが、一歩間違えばこんなことになるんだと、背筋がゾワゾワしました。
  • 隣人は壊滅的に甘くて自己中【描き下ろしおまけ付き特装版】

    櫻井ナナコ

    受けに肩入れしまくってしまった
    ネタバレ
    2024年11月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。11/4までセール中のようなので、気になる方はこの機会にぜひ。さて、本作品はオカン系世話焼きリーマンの正親×生活能力ゼロのモデル・貴和のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計171ページ。貴和が、いつも気のないそぶりをしながらも、ずっと一途に正親に思いを寄せていたんだなーと思うと切ない!ただ、貴和の精一杯の告白に対して、正親は告白されてあっさり貴和への好意に気付く…。まあ自覚がなかっただけで元から貴和への好意はあったんでしょうが、あっさり告白にOKしたのがちょっと気になってしまいました。今まで世話を焼いてきたのが好意の現れとするには、同性からの告白を受け入れる覚悟とか、好意の深さがちょっと足りないような。付き合い初めて溺愛系になるのは良かったけど、貴和に対するあてつけ的な感じで他の女性と出掛けたり、溺愛系にしてはデリカシーも足りない。自分は絶対浮気しないからって理屈は分かるけど、元ノンケの恋人が他の女と普通に出掛けるとか、ゲイの恋人からしたらそれも嫌じゃない?人たらしな自覚がないからこそ余計に気をつけてほしいなと思ってしまいました。総じて、貴和の一途さに対してあまり正親に肩入れできず、絵は相変わらず綺麗で好みなので星4つで。
  • 千葉教官はなびかない

    金魚鉢でめ

    格好いいのにちょっとポンコツで可愛い
    ネタバレ
    2024年11月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 教習所に通うスーツの王子様八乙女×教官の千葉のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計201ページ。作者さんの作品は2作目なんですが、すごい絵がスッキリして上手くなってる!今回の攻めも、外面はイケメンなんですがちょっとオタクでポンコツなところがあるので、作者さんはそういうヘタレ攻め?みたいなのがお好きなんでしょうか笑?ともあれ、八乙女さんが普段はスーツで格好いいのに、オフではキャラクターの上下ジャージ愛用で、ちょっとポンコツだけど真面目で真っ直ぐなのがとても良かったです。やっと思いが通じ合ってこれからって時にお酒で気持ち悪くなるのとか、キマらないのがまたいい笑。小さな言動でいちいち一喜一憂したり、照れたり。可愛すぎる。連絡先を交換する場面も、これ二人とも30歳のやりとりなんですよ。甘酸っぱくてギューンとなりました。もしかしてこれがDKモノだったら感じ方がちょっと変わってたかもですが、三十路の社会人二人がこういうやりとりをしてるということに萌えすぎて叫びそうになりました。ただ、八乙女さんが千葉さんを好きになったきっかけはもうちょっとなんかあればなー。異性同士でもそんな簡単に恋に落ちるかな?一目惚れだったとしてもなんかもうちょっと深いエピソードが欲しかったかなと思ってしまいました。千葉さんの元同僚はクソでしたがあんまり拗れなくて良かった!八乙女さんと千葉さんの今後のお話もまた見てみたいです。
  • ヤンキーとキャラメリゼ

    梅渋ちうこ

    ギャップ萌え大賞受賞
    ネタバレ
    2024年11月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ SNSインフルエンサーの瑛人×ヤンキーDKの真木のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計171ページ。高校生ながらも多くのSNSフォロワーを抱える瑛人が、偶然見かけた手作りお菓子の写真が、同級生・真木が上げたものだと知って…というストーリーです。いや、ギャップ萌えという言葉は真木のために作られたんじゃないかと思うほど、真木のギャップにやられました。周りに馴染むために自分を偽って自分なりの「男らしさ」を追及してきた真木が、瑛人のお陰で徐々に自分を肯定できるようになるんですが、「らしさ」とは何か考えさせられます。初めて他人と共同作業をしてSNSに上げた写真が褒められて、ちょっと恥ずかしいけど嬉しい、みたいなごちゃ混ぜな感情がすごい伝わりました。真木の自己肯定感を改善するだけのストーリーかと思いきや、実は瑛人の方にも成長があって、なんでもソツなくできてでも何にも必死になったことがなかった瑛人が、初めて真木と真木が作るお菓子に夢中になって、一つのものに対して熱意や情熱が生まれてくるような。自分しか知らない真木に優越感とか独占欲が芽生えてくるのもすごいナチュラルで入り込みやすかったです。真木が作るお菓子も普通に美味しそうで、読んでるうちにお腹が減ってきました笑。ピュアピュアDKのままで終わるのかなと思ったら、きちんと描き下ろしで回収されたので、大満足で読了です。
  • 好きの音色は聴かないで

    露久ふみ

    徐々に縮まる二人の距離
    ネタバレ
    2024年10月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。本編は全5話+描き下ろしで合計183ページ、番外編は表紙等全て込みで15ページ。天才ピアニストの武に、幼い頃からずっと憧れてきた音大生の悠希が、自分の恋心を自覚して、二人の関係が少しずつ変わっていくストーリーです。子供の頃から家族ぐるみの付き合いで、そんな関係を利用して武の近くにいることができるということに罪悪感を感じつつも、好きな気持ちがどんどん積もってしまった悠希。昔から知ってるから優しくしてくれているだけ?少し近づくことができて、もう少し期待していいの?そんな悠希のジェットコースターのような感情のアップダウンがとても丁寧に描かれていたと思います。というか武さんは確信犯ですよね笑?悠希のおねだりは断れないからと、悠希には甘いんですが、優しいのがデフォルトではなく悠希にだけというのがみそです!はからずの同衾も、分かってての「おいで」だったらすごい!悠希と一緒に私もギャンとなりました。実は一回目読んだ時は既刊に比べて結構あっさりめだなーという印象だったんですが、時間を置いて読み返してみるとより良さがわかるというか。読めば読むほどはまる作品でした。ちなみに番外編は誕生日&バレンタインのお話。意外と嫉妬深い武さんがますます好きになりました。あと武さんがピアノを弾く時に腕に浮かぶ筋にも注目です。
  • 夢で逢えたら覚悟して

    ドンドン

    ドンドンワールドにようこそ
    ネタバレ
    2024年10月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。人が見たいと望む夢を見せることができる夢魔の望がアルバイトとして働く「夢屋」に、同じ大学の後輩の黒曜が訪れることから始まる幼馴染の再会ストーリーです。作者さんの既刊「惚れ薬つくりたい同好会」で、いきなりの虹色カラーに驚愕した方も多かったと思います笑。今作もドンドンワールドが炸裂していました。すごいこの人の頭の中どうなってるんだろう?(←良い意味で)と思わずをえないです。夕方の缶詰めとか屋上の種とか、ファンタジーなんですがロマンチックでもあり、ただ面白いギャグ漫画というだけでなく、そこにうまいことBLの恋愛要素が入ってるんですよね。第2層の心象の層は、ファンタジーを通り越えて、なんかもうアートでした笑。ワイプ枠の使い方も斬新で、でも面白くてキュンキュンもして、うわ~と思ってたら「やめなさい」のフォントでとどめを刺されました笑。BL漫画で見るフォントじゃないですねw 夢魔であることに引け目を感じていて、好意を自覚した後も沸き上がる黒い感情を持て余して葛藤する望に、黒曜のまっすぐさがすごい刺さりました。こんな面白いストーリーなのに、救済要素もあるとか!施術室の柔らかそうなベッドや引き込まれるようなプラネタリウムなど、それらを表現できる画力もすごいです。
  • 躾のいらない私の番犬【電子限定描き下ろし付き】

    鶴子

    ケモ耳&尻尾のモフモフが堪らない!
    ネタバレ
    2024年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。狼の獣人アデル×魔法使いのフォルカのお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計215ページ。とりあえず絵が綺麗で読みやすい!背景とか細かい小物もきちんと描かれていて、隅々までとても丁寧な印象です。あと、既刊「天と万雷」でもそうだったんですが、モフモフがほんとにモフモフです。柔らかい毛並みがモフッとしてるのが絵から分かるというか、モフッと掴んだらこんな感じだろうなと絵から伝わるというか。鶴子先生の絵柄とケモ耳とか獣人系の相性が良いんでしょうね。獣人と書きましたが、基本アデルはケモ耳&尻尾のみ。個人的にケモ耳は○、がっつり獣は×なんですが、アデルが獣人化する場面もありましたがそんなに気になりませんでした。というかむしろ獣人化してしまったアデルが、それでもフォルカのために理性を保とうとするのはすごい良かった!小さい頃のアデルも可愛くて、一緒にいたくて頑張っている姿が健気ですごい微笑ましいです。大きくなってからもナデナデされて嬉しいとか、意図せずフォルカを傷つけてしまって落ち込んだりとか、絵からしっかり感情が伝わってアデルと一緒に一喜一憂できるのが良かったです。フォルカはアデルのことを今まで意識したことがなかったとは言え、もうずっと前から唯一無二の存在になっていたんだろうなぁ。王道展開ですがとても読みやすく、おすすめの1作です。
  • 推しを愛でてただけなのに

    リオナ

    ギャップが良いとはまさにこのこと
    ネタバレ
    2024年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。イケメンで仕事もできる辻課長は実は隠れドルオタ。ある日辻課長が密かに推している職場の部下・御幸に押し倒されたことから始まる軽快なラブコメ。リオナ先生の作品、絵は綺麗だし攻めはいつも格好いいし、お話は明るくて読みやすい上に、単に王道展開なのではなく、ちょっと捻りがあって、そして面白いという。全体のバランスが良いのか、繰り返してまた読みたくなるんですよね。今作も同様、御幸があざとくて強かなだけかと思いきや、一途で健気だったり、小悪魔的なアピールもいじらしくて可愛い!辻課長がますます深みにはまるのにも頷けました。一方の辻課長も、シゴデキ上司でまさしくスパダリなのに、ちょっと残念なところもあってギャップが良すぎた!賭けが発覚した時の課長の対応が、その場で熱くならずちゃんと時を置いて冷静に対応できるとか、こんなの好きにならないわけがない!嫌な当て馬登場も、きちんと成敗されてスカッと感が半端ないです。とても良い読後感で読了できました。私のリオナ先生の鬼リピ作品の本棚に、また一冊作品が増えました!
  • そんな俺は見ないでくれ

    藤峰式

    ただの幼馴染の再会ものではない!
    ネタバレ
    2024年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。モデルの真白×幼馴染の皇くんのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計187ページ。幼少期、か弱くて小さかった真白を守ると決めていたのにそれを果たせずずっと悔やんできた皇くん。子供時代によく一緒に遊んだ公園で当時に想いを馳せていると、そこに偶然真白が現れて…というお話。ずっと気掛かりだったとは言え、子供の頃から兄弟みたいな気持ちで接していたのに、再会してすぐ一線を越えるというのは、皇くんにとってはそういったことも含めての好意だったのか?初恋だったけど自覚がなかっただけなのか?自覚なしでの好意だったのなら、行為に及ぶ前にもう少しワンテンポ置いてくれた方がすんなり入りやすかったかなーと思いました。とは言え、ただの「幼馴染の再会もの」にしないのが藤峰先生方の手腕というか、真白も皇くんも癖がツヨツヨでした笑。特に真白の腹黒さが突き抜けてます。でも、皇くんの前ではか弱い可愛いキャラを演じてるけど、声聞きたくなったって電話で言われてドキッとしたり、皇くんに対する気持ちは純粋な恋心(かなり歪んでますが笑)で、そのギャップがとても良かったです。浴衣で髪括ってる時とか、可愛いと格好いいが絶妙バランスで混在しててすごいテンション上がりました。一瞬リバるかなと思ったけど、結局はポジション固定で。個人的にはリバ地雷なんですが、この二人ならリバもありかも?と思ってしまいました。
  • ないまぜな熱情【単行本版】

    沖田有帆

    複雑に絡み合った熱情
    ネタバレ
    2024年10月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買い。顔は良いけど義兄にはなぜか塩対応な絢人×イケメンに抱かれたい願望がある伊織のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計243ページ。ある時を境に自分に冷たくなった義弟の絢人に欲情を抱く伊織。そんな絢人が自分の部屋で他の男を抱いているところを目撃してしまい…というお話です。単話配信が始まって1話目を無料で読んでからずっとコミックス発売を楽しみにしていました。無料で読める1話目の吸引力が凄い。1話目で期待値がドカーンと上がってしまったので、正直ちょっと失速感は否めなかったかな。幼い絢人に刷り込み的な形で好意を持たせるように仕向けた伊織が、絢人の気持ちを蔑ろにしているのに気付いて、罪悪感から自分のわがままを封印するようになるという。私の理解力が足らず、2回目じっくり読んで何となく理解できたけど、1回目読んだ時その辺りがちょっと分かりづらく感情移入しにくかったかも。既刊に比べるとちょっとモノローグが多めなのも気になりました。絢人が初めて精/通を迎えて、伊織が絢人にやり方を教えたのは小中学生くらい?その辺りが気になる方もいるかも。ただ、絢人の闇と溺愛、一途さと束縛・執着といった正反対のベクトルを持つ感情がすごい良いバランスで描かれているのはさすがでした。ないまぜな熱情って良いタイトルだなぁ。好き嫌いが分かれるかもですが、ストーリーが物足りないということではなかったのと、推し作家さんなので応援の意味も込めて★5つにしました。
  • こぼれた余白【シーモア限定版】

    のきようこ

    程よい軽さの救済ストーリー
    ネタバレ
    2024年10月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで積ん読から。フォロー様のレビューをきっかけに購入しました。漫画家の与一×久慈くんのお話で表題作のみ全7話+描き下ろしで合計196ページ。橋の上から身を投げようとしていた久慈くんを助けた漫画家の与一。自宅に連れ帰って、二人+1匹の居候生活が始まって…というお話です。母親に何もできなかった罪悪感から逃げたいと自/殺を考えていた久慈くんが、与一さんの優しさに触れて少しずつ生きる希望とか、人と過ごす時間の楽しさや大切さを思い出していく過程がすごい丁寧に描かれてます。と、文字で書くと重たい救済ストーリーみたいに見えるのですが、程よい軽さが良かった!与一さんと友達の話についていけなくて疎外感を感じたり、抱き合った時に感じた体温が暖かかったり。日常のありふれたことが身近で、スッと入り込みやすかったのも良かったです。バイ×ノンケなので、どこまで許容されるか探り探りな感じがリアルだったし、勢いでキスしたけどその先どこに行けばいいのかまた探りながら進めていくのも、もどかしい!でも意外と久慈くんが積極的だったのが嬉しい誤算でした。
  • チョロすぎ道江先生と一枚上手な真嶋くん 【電子限定特典付き】

    汐見モリ

    どんがらがっしゃーん が可愛すぎるw
    ネタバレ
    2024年10月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ イケメン一途なDK真嶋×チョロい(?)道江先生のお話で、表題作のみ全10話+描き下ろしで合計217ページ。こちらの作家さんの既刊「おカネが~」が良かったので、今作も購入しました。DKにグイグイ押されてすぐ流されちゃうので「チョロい道江先生」なのかと思いきや、先生が全然流されない!真嶋頑張れと何度思ったことか…笑。押されて絆された感じでもなく、ちゃんと先生と生徒の一線を守っていて、でも真嶋の人となりにちゃんと惹かれていってるのが凄い良かった!先生は最後まで誠実だったんですが、「先生と生徒だから」しか理由がない、「真嶋の何がダメなのか説明できる気がしない」って言ってる時点でもう落ちてるんですよね。はっきり文字では書かれていませんが、表情とか雰囲気とかから先生の気持ちの変化が分かりました。最後やっぱり明るく振られて終わりかなと思ったら…、あーこの終わり方好きだなぁ。からの、最後描き下ろし!汐見先生ありがとうございます!ちゃんと好きって聞けて良かった!ライトBLということで、終始健全な距離感が保たれていて手も繋いでないです。描き下ろしもほのめかしのみでしたが、とても読後感が良く、また読みたくなる作品です。
  • 能美先輩の弁明

    大麦こあら

    哲学BL、奥が深い!
    ネタバレ
    2024年10月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クールなゲイの後輩・瑛人×実は優秀なのに緩めな能美先輩のお話で、表題作のみ全8話+描き下ろしでボリュームたっぷり290ページ。新刊作者さん買いで、このコミックス発売日が待ち遠しかった!日付が変わってすぐ購入しましたが、もう今の時点で60件超の高レビューがついていて、発売前に重版も決定して、みなさんが心待ちにしていたのも分かる!今作は大学の哲学科が舞台の哲学BLということで、設定もとてもユニークでした。フォロー様も描かれてましたが、所々に有名な哲学文の引用が出てくるんですが、その時々の二人の感情や状況にぴったりマッチしていて、哲学という一見取っ付きにくいように見える題材がストーリーと絶妙に絡まってます。こあら先生の既刊「カットオーバー~」でもそうだったんですが、こあら先生自身が大学で哲学専攻してましたか?ってくらい設定が自然(カットオーバーの時はこあら先生昔SEでした?と思った)で、すごいちゃんと調べられているからなのか、難しい設定でも全く上滑りしないんですよね。それだけでも完成度が高いのに、キャラもみんな魅力的で、ストーリーにも抑揚があって、300ページ近い大ボリュームにも関わらず、全く中弛みもしないという。そしてちょっと余韻がある終わり方もにくい!描き下ろしも読み応えありなので、単話で追ってた方も購入マストの作品です。そして、続きを下さい!瑛人×能美先輩のこれからがもっと見たいです!!
  • キスは捜査のあとで【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    すう

    ただ面白いだけじゃなかった!
    ネタバレ
    2024年10月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ キャリア組イケメンだけど塩対応な後輩・塩野×ノンケの先輩・多古井さんのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計184ページ。初読み作家さんなんですが、フォロー様の熱いレビューを見て、気になって試し読みしてみたら絵が好みだったのと続きが気になって購入。田舎の警察署で繰り広げられるゲイの後輩×ノンケの先輩のラブコメです。一見軽めのラブコメなんですが、マイノリティに対する田舎の人達のスタンスとか、他人から見られている自分のイメージを守らないといけないという保身的な考えとか、考えさせられることもちょこちょこあって「ただ面白い」だけじゃなかった。あと、ちゃんとキュンも沢山散りばめられてました。普段は塩対応な塩野が、付き合えなくてもせめて気付いて欲しい好きって言いたいって、こんなの言われたらもうギューンとなりますよね。今までも好きな人に好きと言えない理不尽な思いをしたことがあるのかなとか、ちょっと切なくなりました。片田舎特有の少しだけ保守的な雰囲気がすごい絶妙に描かれていたと思います。そんな中でいつもフラットで、しかも締めに乾杯を歌える江川がすごい推せる笑。描き下ろしで新キャラ登場のフラグが立ちましたが、これは遠恋で当て馬登場の続編ありますよね!?続き楽しみにしてます!
  • 真夜中の俺を見て【単行本版】

    Luria

    落ちてる時の甘やかし具合が凄い💕
    ネタバレ
    2024年10月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全6話+描き下ろしで合計235ページ。人気Vtuberまひるの中の人・真夜。作り上げたキャラ・まひるとの乖離に悩む真夜を、敏腕マネージャーの荻野さんが心身ともに癒してあげるお話です。真夜のメンタルがやられてちょっとずつ落ちてく描写にすごい引き込まれました。実際に私は経験したことがないから分からないんですが、落ちていく感じってこんな感じなのかな。頑張れてない自分に落ち込んで褒め言葉も素直に受け取れない真夜をヨシヨシして甘やかしてくれる荻野さん。真夜に荻野さんがいてくれて良かった!一方の荻野さんも、庇護欲と真夜を虐めたい欲がグルグルしていて、一歩間違えればなんなら真夜より闇になりかねない独占欲や執着の強さがすごい良いバランスで描かれてました。一見すると共依存なんですが、重くなりすぎず依存だけじゃない絶妙のバランスでした。最後に、全然脈絡がないんですがこれだけは言わせて下さい。荻野さんが真夜のうしろを弄る時に腕時計外して腕まくりしてるのが最高です。前屈みになった時にネクタイが落ちてこないように肩の後ろににネクタイを回すのもほわ~っとなりました。血管浮いた大きくてがっしりめの手も好き過ぎました。(刺さった癖を共有したいタイプのオタク)
  • ためしにコマンド言ってみた

    ゆくえ萌葱

    ちゃんと立場が対等なのが良い
    ネタバレ
    2024年10月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ モデルのOTO×セレクトショップオーナーのマサのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計189ページ。人気の作家さんですが実は今まで読んだことがなく、今回フォロー様方の熱いレビューを読んで購入しました。すごい面白かった!最近増えてきたDom/Sub変化球のSwitch。普段はタチなのに、その人相手の時だけタチを譲るっていう、「こいつにだけ許す」みたいなスタンスってやっぱり良いですね。単なる愛情だけでなく信頼関係がないとできないことだと思うし、受ける側が受け身なだけでなくオトに許してやってるという、立場が平等な感じにも滾りました。オトもマサも両方Domなので、普段から二人とも格好いいのも◎でした。男同士だから気持ちいいところが分かるみたいな感じで、Dom同士だから分かり合えることがありそう。オトにナデナデして欲しくて寄ってきてるけど、マサの顔が全然「撫でて」の顔じゃないのも面白かったし、二人ともコマンドが聞いてふわーっとスペース入って気持ち良くなってるところに、急にお互いスンってなるのも面白かった笑!オトの方が年下で、最初出会った時にマサ君呼びなのにも萌えました。
  • なつめさんは開花(ほころ)びたい

    マミタ

    二人の初めてがいっぱい詰まった作品
    ネタバレ
    2024年10月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全6話+描き下ろしで合計238ページ。既刊「なつめさんは開発かれたい」続編で、二人の関係がより深まっていく今作は、前作を読まれた方は必読の1冊です!嫉妬とか独占欲とか、初めて自分から誘ってみたりとか、鴻くんとなつめさんの初めてがぎっしり詰まって、二人で少しずつ前に進んでいくのがとっても良い!鴻くんの言葉を借りれば「二人でアガっていく」ということなんですが、エチだけに限らず色んな状況や感情も二人でアガっていくんですよね。幼馴染くるみんも良いスパイスになって、二人の関係がより強固になりました。この二人、絶対別れなさそうっていう安心感が良いなー。ところで冒頭でなつめさんが鴻くんのかっこ良さを改めて実感している場面、もう分かりみしかない。襟立ててネクタイ締めてるところとか、もうヤバくないですか?細身パンツのスーツも似合い過ぎてため息出ちゃいました。細身パンツのプレスの線が格好良すぎて最高。でもちょっとくだけた言葉遣いとか、格好いいのにちゃんと年下感があるのもすごい刺さりました。
  • 后と河

    山中ヒコ

    次の巻はいつ出ますか?(切実)
    ネタバレ
    2024年10月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。コミックス発売の告知を見てからとても楽しみにしていました!若き皇帝×治水に全てを捧げる王佳のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計237ページ。完結作品ではなく完全な続き物です。治水に興味を全振りしている一見変わり者の王佳が、妹の代わりに後宮に入ったことから始まる壮大な中華BL。とりあえず皇帝がカッコいい!クールなスパダリ系攻め様が、一途×溺愛×執着のフルコンボ決めてきます。しかも年下攻めとか、もう設定だけでご飯おかわりできます。王佳も確かに変わり者ではあるけれど、自分の対人能力の至らなさを自覚していて、どうにか克服しようと頑張っている姿は好感が持てました。恋愛方面も疎くて、皇帝が振り回されているのがちょっと気の毒だったんですが、いつも周囲の人達のために完璧を目指して努力する皇帝に、王佳がちょっとずつ惹かれていくのがとても丁寧に描かれていてすごい良かった。この巻では王佳の気持ちが皇帝の気持ちに追い付いてきたところまでなので、早く次の巻でさらに皇帝に甘やかされる王佳が見たい!作者さんの別作品イキガミシリーズもそうでしたが、壮大でしっかり作り込まれた世界観も見どころです!
  • ゲレンデマジック101号

    日暮くれ

    甘さ控えめ?
    ネタバレ
    2024年10月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全6話+描き下ろしで181ページ。初読み作家さんなのですが、Xでコミックス発売の告知を見て試し読みしてみたら、絵がすごい好みだったのと試し読みの続きが気になって購入しました。スノボ中に助けられたことをキッカケに、それまでずっと友人だった真澄が気になりだしたノンケの小豆。そのまま雰囲気に流されるように一線を越えてしまって…というお話です。作者さんも書かれてましたが、作品タイトルのわりにゲレンデのシーンがほとんどなかった笑。ワインをこぼしかけてグラスを支える手が触れてギューンとなったり、運転中急ブレーキで前のめりになりそうなところに咄嗟に庇うように手が伸びてギューンとなったり。試し読みの部分の引きが強くて、その後もキュンキュンを期待して読んだのですが、あれっ?思ったより糖分が足りない…。元々かなりの恋愛体質で、ときめきがあれば恋愛ができると断言する小豆。確かにきっかけにときめきは必要ですが、その後にももうちょっとときめきが欲しかったかな。文句言いながらも看病に来てくれたのは良かったけど、私には真澄が塩すぎた…。普段塩な人が好きな人だけに見せるちょっとした甘さが好きなんですが、それが全くないわけではないけど個人的にはもう少し糖分が欲しかったです。小豆の渾身の告白に「いやだ」と返した真澄にえーと思ってしまった笑。まあその後結局ナカヨシするわけなので、それくらいの塩加減が好きな方にはハマる作品なのかなと思います。
  • オアイコ。【電子限定描き下ろし付き】

    美山薫子

    ミズキのマスクの理由とは…!?
    ネタバレ
    2024年7月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ カースト上位のイケメン・清春×マスク男子のミズキのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計188ページ。作者さん買いです。恵まれているけど与えられた環境に疑問を感じている清春が逃げ込んだ図書館で、マスク男子のミズキとの交流が始まって…というお話。逃げ場だった図書室が会瀬の場所に変わっていく過程がすごい丁寧です。私は清春の彼女にあんまり良い印象がなかったので気にならなかったんですが、清春は彼女に対して違和感や罪悪感を感じつつもミズキに惹かれていて、要は二股みたいな感じになっているので、その辺りが苦手な人もいるかも。確かに清春は友人達が他の人に対して陰口を言っている時に黙認してしまっているけど、そんな自分に罪悪感を感じていて、ミズキも作中で言ってますが周りに気遣いができる優しい人。他人に対する自分の態度の足らなさを自覚できるのにも好感が持てました。対するミズキも、一見控えめですが好きなことをきちんと好きと言える芯の強さがすごい良かったです。というか、他の方もレビューされてますが、ミズキのマスクの理由が好き過ぎた!衝撃でしたがギャップが良すぎるし、色気大爆発です。最後、テーマパークに行けなかったのは続編へのフラグですよね!?大学は別々になってしまいますが、続編でぜひ行けなかったテーマパークに行って欲しい!美山先生と出版社さん、ぜひ続きをお願いします!(なんなら大学生編の後、社会人編&同棲編までお願いします)
  • 放課後水入らず

    あぶく

    なんだコレw
    2024年7月24日
    傘と傘立ての濡れ場が優しいBLって、すごい攻めてますね笑。最初見た時は新しいバースものなのか、擬人化でもしているのかと思いましたが、まさかの無機質、傘&傘立てそのまんまでびっくりしました。最初のページ、水泳のターンもキレッキレで、プールから上がってバッサバッサと水を切る…。いや、シュールすぎるでしょ笑。初心者向けの優しいBLと銘打ってますが、これは逆に超上級者向けでは?シーモアさんの攻めた姿勢とあぶく先生の画力は感嘆ものですが(というか、傘であれだけ表現できるのは凄い)、これが有料なら買うか?と聞かれたら、回答に困るかも。シュールで面白かったけど、あまり萌えられなかったので、星4つで!
  • ずぶ濡れクライベイビー 【電子限定特典付き】

    U

    びしょびしょですが、それだけじゃない!
    ネタバレ
    2024年7月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ イタリアンレストランのオーナーで店長でもある秋山さん×大学デビューの元陰キャ・圭介のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計206ページ。困っている圭介が偶然出会ったイケメンオーナーの秋山さんに、文字通り色々面倒を見てもらうお話なんですが、今作も期待以上にとっても良かったです!確かに最初圭介はお金遣いも荒いし家事もできなくてあまり良い印象ではなかったんですが、圭介が自己肯定感が低いのにもちゃんと理由があって、不器用ながらも一生懸命頑張って乗り越えようとしてるのにとても好感度が上がりました。圭介が虚栄を張るのも嫌われたくないというのが根底にあるからで、秋山さんが圭介の上辺だけでなく、ちゃんと中身も見てくれてるのが良かったです。あらすじには秋山さんは「ダウナー系」と書かれてますが、困っている人を放っておけない優しい人でした。もともとU先生が描く攻め様が大好きで、U先生の長髪攻めがもう癖に刺さりまくりだったんですが、今回の秋山さんみたいな、ちょっとタレ目に黒髪センター分け緩めウェーブも最高ですね!もともと好きな絵柄なんですが、絵のアングルも色んな角度から描かれていてダイナミックさが増し増しでした。あと他の皆さんも書かれてますが、ブラコンお兄ちゃんがとても良いキャラでした。傷心のお兄ちゃんが立ち寄ったバーで誰か良い人に出会ってスピンオフして欲しいです。(けど秋山さんと圭介の続編も見たいので、そちらも是非お願いします!)
  • 教室を出たら俺のモノ【電子限定特装版】

    しえろ

    うーーーーん、甘いっちゃ甘いんですが…
    ネタバレ
    2024年7月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ イケメンでモテるけど受け以外には塩対応な神崎×地味で大人しいけど実は可愛いひなとのお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計208ページ。作者さんのデビュー作とのこと。評価がとても良かったのであまり試し読みもしないままかなり期待して電子限定特装版を購入。うーーーーん、期待値が高かっただけに不完全燃焼感がすごいです。。クールなイケメンが受けにだけ甘い溺愛系っていうのもすごい好きな属性ではあるんですが、他の方も書かれてますがやっぱりそれだけだと既視感ありすぎて物足りないのかな。ストーリーもなんか突然始まった感じで、一瞬あれ?これ続き物だったのかな?と思ってしまいました。正直、神崎とひなと、二人とも常に片目が隠れたビジュアルもあまり好みではなく、学校のいたるところで事に及んでいるのもみんなの前で公開告白的なのも私には合わずでした。あと、これも他の方も書かれてますが、特装版の意味が…。ラフ画とかがほとんどで、あまり価値を見出だせず…。残念ですが、あまり読み返すことはなさそう。辛口評価になってしまいすみません。
  • 君に恋するはずがない─ロマンス篇─

    須坂紫那

    シリーズ第3弾!
    ネタバレ
    2024年7月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 少女漫画が趣味のハイスペリーマン・北大路×クールで寡黙な有馬のお話で、表題作のみ全7話+描き下ろしで合計218ページ。君に恋するシリーズ第3弾です。前作で同棲まであと一歩というところまで来た二人でしたが、同棲は一旦保留で長距離恋愛の試練の巻でした。と言っても、長い遠距離かと思いきやまさかの3ヶ月笑。確かに試練ではあるんですが、北大路の愛情が再確認できて、辛い遠恋にならなくて良かった!分かっていてもつい嫉妬したり、そんな自分に自己嫌悪したり。なかなか自分に自信の持てない有馬にモヤモヤしてしまう方もいるかもですが、有馬も北大路もお互いがちゃんと嫉妬を吐き出せる相手というか、思っていることをちゃんと言える相手であるというのが良かったです。やっぱりそれはお互いを信頼しているからこそ言えるわけだし、嫉妬するほどお互いが好きで堪らないということだし、つまり何が言いたいかと言うと最高ということです!試練に立ちはだかってもお互いの愛情が揺るぎないと、こんなに安心して読めるんだなあと。大阪支社の目黒×水野先輩は、立派なスピンオフ要員だなと思っていたら、やっぱりちゃんとスピンオフが出てます。目黒×水野先輩のその後が気になる方はぜひ「水野忍の理想の恋愛」をどうぞ!
  • 水野忍の理想の恋愛

    須坂紫那

    目黒のギャップが刺さりました!
    ネタバレ
    2024年6月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人懐っこい後輩の目黒×見た目はクールは先輩・水野のお話で、表題作のみ全8話+描き下ろしで合計220ページ。君に恋するはずがないシリーズのスピンオフで、北大路さんも登場しますが、こちらの作品だけでも楽しめると思います。(でも水野先輩の趣味とかキーになる設定があるので、スピン元から読んでおいた方が深堀りしやすいかも。)さてさて、運命の相手を探すべく恋愛に積極的な目黒に対し、自分に自信がない水野先輩。つい色々なことに対して消極的になってしまうのも分かる。恋愛初心者な先輩が、初デートにワタワタしてるのも推せるし、好きな人のことで一喜一憂したり、少女漫画的な展開が好きな人にはハマる展開なのかなと思います。ところで、須坂先生の描く攻めと言えば、カッコよくて明らかな攻め様が多いイメージだったんですが、今回の攻め・目黒はなんだか少し毛色が違いました。可愛らしくて人懐っこいのが年下っぽいのに、エチの時にちょっと強引なのとか、あ〜須坂先生良い加減を知ってる〜!かといえば強引なのに、ちゃんと年下感が残ってるし、でもちょっと敬語が抜けてタメ口っぽくなるのとかも好き!なんなら水野先輩より背が低いのも萌えました。あ〜須坂先生良い加減を知ってる〜!(2回目)
  • 特装版 ちぐはぐなキス【電子限定描き下ろし付き】

    末広マチ

    萌えポイントについて語り合いたい
    ネタバレ
    2024年4月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。校内一のイケメン笹原×ピュアすぎるDK陽翔のお話で、表題作のみ全7話+描き下ろし+小冊子付きでボリュームたっぷり合計289ページ。ピュア過ぎて振られたトラウマを持つ陽翔が、勘違いで校内一のイケメン笹原に告白してしまって…というストーリー。積ん読も未レビューの作品もすごい溜まってるんですが、作品から溢れ出る萌えをどうにか共有したくてレビューせざるを得ませんでした。。BL読書会とかしてBL沼に住んでる方々とどこで萌えたか語り合いたい。付箋本とかに思いの丈を書いてマチ先生とか出版社さんに送りつけたい。勘違いから始まった恋だけど、知らなかった一面を知ってどんどん好きになっていく工程が高校生らしくて最高です。背が高い笹原と陽翔が、座っていても体格差があるのが最高だし、笹原がキスの時にちょっと屈むのとか、えっ好き…となります。陽翔の渾身の告白シーンでは、泣きそうなのをちょっと堪えてるような笑顔を見せられて、陽翔〜〜っとなりました。キュンの供給過多です。来年もお祭り来ようとか、二十歳になったら一緒にお酒飲もうとか、今までできなかった未来の約束をする二人に、もう一生付いていく覚悟ができました。そして個人的には色気たっぷりなイケメン笹原のこれまた色気たっぷりな口元のホクロに1億点あげたいです。
  • 怠け神のお気に入り【コミックス版】【電子限定描き下ろし漫画付き】

    藤峰式

    ただのラブコメじゃない!
    ネタバレ
    2024年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。サボり気味の土地神様・全様×神職一家に生まれた大学生・類のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計169ページ。作者さんお得意のラブコメで、今作も楽しく読めました。サボりがちな神様とか、思い付くのが凄いですよね!軽めラブコメと見せかけて、ちょっとしんみりした背景や理由があったり、そのギャップも良かったです。ただ、最初の方は色んなシチュエーションのエロがメインなんですが、ここはもうちょっと凝って欲しかったかな。BL読む人ならどこかで必ず読んだことがあるシチュエーションなので、否応なしに今まで読んだ作品と比べてしまうというか。例えば触手とかもっと描き込んでてすごいエチなのを見たことがあるので、それと比べると少し物足りなさはあったかも。触手がツルッとしていて、しかも引いた画角じゃなく接写した感じのコマが多いのに、がっつり白抜かれていると、これは足?触手?何がどうなってる?という感じでした。最後のオチも良かったし好きな終わり方だったんですが、結構種明かしがあっさりだったので、ストーリー自体は浅くないはずなのに浅く感じてしまったのも勿体なかったかも。
  • 恋なんて柄じゃない、けど【コミックス版】

    しみり

    意外とストーリーもしっかりしてます!
    ネタバレ
    2024年4月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作6話+短編2作(各1話ずつ)+表題作の描き下ろしで合計215ページ。表題作は同じ大学の後輩×先輩のお話です。告白されたら誰とでも付き合う「来る者拒まず去る者追わず」な先輩が、女の子に振られるたびに慰めてもらう先はイケメン後輩の尋。尋が自分のことを好きなのは明らかで、じゃあ付き合う?と提案したのに、快諾されるどころか拒否されてしまって…。自分を好きな人なら誰でも良かったはずの先輩が、尋にだけは取り繕えなくなって追いすがってしまう。確かに尋が先輩に振り回されてしまっていますが、先輩が自分の気持ちとちゃんと向き合うためには必要だったのかなと。尋に対する潜在的な好意はあったけど、自分でちゃんと気付く必要があったんですよね。一見エロ重視っぽいんですが、ストーリーもしっかりしてるし、スタイリッシュな絵柄も結構くせになる感じでした。同録短編の一つ目は可愛い子が攻めなので、苦手な方もいるかも。可愛い攻めだなーと思ったら、本編に出てくる先輩の友人みこっちゃんだった笑。もう一つはV系バンドのお話で、こちらも好みが分かれるかもですが、そんなに全体のページ数を圧迫しているわけでもないし、本編だけでもしっかり読み応えがあるので、気になる方はぜひ!
  • トライ&アイラブユー【電子限定描き下ろし付き】

    echo

    友人と恋人の違いって何?
    ネタバレ
    2024年3月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 真面目男子の廉×幼馴染のたくみお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計182ページ。彼女に振られて落ち込むたくみを慰めるてくれる廉。たくみが酔った勢いでふと「俺が女だったら絶対お前みたいな彼氏が欲しい」と言ったことから一変、ただの幼馴染だった関係が少しずつ変わっていくお話です。廉の真面目さとたくみの朗らかさが良い!今まで幼馴染で友達だった二人だからもちろん気は合うし、でもずっと幼馴染だったから恋人同士という今までの距離感との違いに戸惑うし。二人が手探りで新しい関係を築こうとしているのが初々しくてもどかしい!階段を一段飛ばしで駆け上がっていくのではなく、一歩一歩噛み締めて少しずつ登っていく感じがすごい良かったです。作中にもありますが、恋人と友人の違いって何だろう?と考えた時に、ときめいたり愛しいなと思ったりっていうのがもう共感しかない。絵がちょっと癖のある感じですが、読み進めるとなんか逆にクセになります。作中に出てくるフェレットにもすごい癒やされました。(しかも最後にたくみの秘密を暴いて二人の関係をさらに後押しするという良い仕事もしました笑)
  • 【18禁版特典付き】恋するヒプノティックセラピー 特別版

    まさき茉生

    通常版か迷っている方はぜひこちらを!
    2024年3月5日
    大学生の蒼×ボーイバーで働く一志のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計267ページ。全年齢版を持ってますが、ちょうどこちらのR18版がセールでかなり割引きされていたので、思わず購入してしまいました。もちろん内容は同じですが、全年齢ではがっつり白抜かれていたのがちゃんと描かれている(修正は細い白線修正)ので、臨場感増し増しで楽しめます。特にまさき先生の綺麗な絵も相まって、読み応えばっちりでした。確かにR18版の方が少しお高めですが、もし通常版未読で、通常版かR18 版か購入を迷ってる方いれば、ぜひR18版の方をオススメします!
  • 嫌だと言ってモラトリアム

    Hiカロリー

    これは一途なのか…?
    ネタバレ
    2024年3月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ全5話+描き下ろしで合計187ページ。セ/フレのような関係だったのに、ある日突然関係が終わってしまった幼馴染のナナ×ミツ。それ以降疎遠になっていたのに、偶然再会して以降また前のような関係が始まってしまって…。小中高一緒だった二人が、突然縁が切れたと思ったら実は大学も一緒だったということなんですが、ナナは入学当初から噂になるほど目立ってたという設定なのに、偶然バイト先で会うまで一緒の学校って知らなかった?今まで全く学内で会わなかったのに、偶然再会した翌日にキャンパスで会うというのが(ナナが意図的にミツを探しに来たからというのもあるけど)、まあBLあるあるな「ご都合主義」で片付けられれば良かったのですが、結構な力業だなぁと思ってしまったらあまり物語に入り込めなかった…。お互い一緒の大学って知らなかったくらい疎遠だったのに、バイト先で偶然再会してすぐ再燃。ずっと二人ともお互いを忘れられなかったからというのは良かったんですが、じゃあ距離取ってから再会するまで他の人と関係があったみたいな仄めかしは嫌だったかも。相手を忘れるためとは言え、もっと一途な設定を貫いてくれた方が私は好みでした。絵は文句なしでお上手なので、次作に期待!
  • 中原くんと宮田部長

    やぎり茂

    青春モダキュン供給過多で悶え死にそう…
    ネタバレ
    2024年2月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ Xで見かけて気になっていたところ、フォロー様のレビューを見て購入しました。LINE漫画でも読めるみたいですが、自分はLINE漫画が読めない地域に住んでいるので、こうしてコミックスにまとめて下さるのは嬉しい!積ん読がいっぱいあるにも関わらず、1巻をチラッと読んだら止まらなくなって3巻まで一気読みしてしまいました。1巻257ページ、2巻249ページ、3巻は254ページ。元がLINE漫画ということで、1話ごとは短めですが、各巻いっぱい話数が入っているので全体ではボリュームたっぷりで読み応えがあります。イケメン後輩の中原が、文化祭で見かけた料理部の宮田部長に一目惚れ。部長を追いかけて料理部に入部した中原が、不器用ながらも押せ押せで部長に迫るお話です。イケメンでモテモテな中原が、部長を前にした時にちょっとポンコツになるのが可愛いし、でも部長のことが大好きで大事にしたいのが伝わってめっちゃキュンキュンします。部長は最初こそ絆されたような感じになってますが、戸惑いながらもきちんと向き合おうとしてくれて「アオハル尊い…」しか言葉が出ません。1巻終わりでようやくキスまで、2巻で両思いになるけど、それ以降は進展なし。…と思ったら3巻終わりでまさかの部長からのムーブが!?もう次の巻が気になって仕方ない!DK同士のモダモダ青春キュンキュンが好きな方は絶対買いです!
  • 限界メイキングラブ【コミックス版】

    羽毛

    コンクリ?モチベ?気になった方は読んで!
    ネタバレ
    2024年2月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。元ヤン体育教師の松浦先生×名器の持ち主・真田先生お話で、表題作のみ全6話+描き下ろしで合計177ページ。名器のおかげで数々の元カレを狂わせてきた真田先生に、松浦先生は打ち勝つことができるのか!?今まで積んでた私が言うのも何ですがこんなにレビュー数少ないのは何故!?他の方レビューされてましたが、羽毛先生の前作「口下手〜」が好きな方は今作も絶対好きだと思います!もうとにかく松浦先生が男前過ぎて辛い…!オラオラ系なのに懐が深いし、愛情も深くて最高でした。「広海のことも真田先生のことも守る」とか格好良すぎる〜!ビスコッティをプロテインバーと言ったり、言葉選びが面白いのはもちろんなんですが、二人のやりとりを見て周りの生徒が誤解したり、二人のこういう噛み合わなさが「口下手〜」にも通じるところがあって、すごい面白かったです。レビューで他の皆さんも書かれてる通り、コンクリとかモチベとか、え?それ何?と気になった方はぜひ読んでみてください!
  • ナカまであいして 番外編(分冊版)

    百瀬あん

    本編が好きな方はぜひ!
    ネタバレ
    2024年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 17ページの短編ですが、こういう特典系を購入できない地域に住んでいるので、若干割高でもありがたいです。軽口叩き合ってますが、相変わらずお互い大好きなのが分かるのが良いです。フォロー様も書かれてましたが、結構どこでも盛っちゃうタイプの二人。教室でとか、後片付けとか終わった後すぐに手を洗ったりできないのとか大変だろうな〜と思いますが、性欲旺盛なDKなので仕方ない笑!本編が好きな方はぜひ!
  • 引っ込み事案な彼のこと

    広里かな

    年下祠堂のビジュアルが刺さり過ぎて辛い!
    ネタバレ
    2024年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。単話が完結した後、コミックスになるのをずーーっと待ってたんですが、一向にまとまる気配がなく…。待ちきれずに単話で購入しました。全7話で各話約30 ページ強。同じ会社に勤める後輩社員の祠堂×先輩の宮さんのお話です。ある日宮さんの秘密を知ってしまった祠堂が、酔った勢いも相まって宮さんにイタズラしてしまって以降、二人の関係が少しずつ変わってしまうというお話です。広里先生の絵、ちょっとクセがあるんですけど、特に攻めのビジュアルがいっつも刺さるんですよね〜。今回の祠堂もめっちゃ良かった!ちょっと眠たそうな目に襟足長めのデコ出しヘアスタイルが格好良すぎる!すごい筋肉質ってわけではないんですが、がっしり体型にスーツも似合うし最高でした。広里先生の描くキャラは攻めだけでなく受けも、特に腰回りががっしりしててちゃんと男子なのがすごい推せます。何故かは分からないけど何となくしたくてキスするとか、流れが自然で入り込みやすいのも良かった。からの、祠堂の「続き…だめすか」でもう天に召されそうでした。言い方が好き過ぎる…。そんな年下祠堂にグズグズにされる宮さんのギャップも良かったです。
  • ベッドイン・ルール

    藤河るり

    ベテラン作家さんから得られる安心感
    ネタバレ
    2024年2月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いで積ん読から。ハリウッド俳優のエド×駆け出しの俳優・史音のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計203ページ。SNSショート動画をきっかけにハリウッドから映画出演のオファーを受けた駆け出し俳優の史音が、映画の役作りのために憧れの映画俳優・エドと同居することになり…。ハーレクインばりのスパダリに、無名俳優が見初められるというシンデレラストーリー。超王道なんですが、王道ならではの安心感と、るり先生だからこそ描けるスーパー攻め様がここにあります!もうこういうエドみたいなスーパー攻め様を描かせたらるり先生の右に出る人はあまりいないんじゃないかな。好きだけど口に出してはいけない、でもその好きという気持ちを役に乗せて熱演する史音。確かに王道なんですが「好きと言いたいのに言えない」という史音の気持ちに胸がギュッとなったし、それがちゃんと絵から伝わってきました。絵と言えば、2話の扉絵で、床に座ってる史音のアゴをグイっと上に向かせるエドがすんごい好みでした!3話扉絵のナチュラルな感じも良かったな〜。ベテラン作家さんからしか得られない安心感はやっぱりあると思いました。
  • こまどりは、夜の帳[コミックス版]

    露久ふみ

    敢えて全部描かないのが逆に良い
    ネタバレ
    2024年2月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻1〜6話+描き下ろしで236ページ、下巻7〜12話+描き下ろしで222ページ。ある事件の真相を突き止めるために、警察庁に務める紀人が双子の弟で民俗学者の慎仁と訪れた山奥の片阪村。そこで神職につく同じく双子の慶臣と三輪に出会い…。ミステリー作品ですが、完全にミステリーというわけではなく、呪いとか科学で説明しきれないファンタジーっぽい要素も少し入ってます。紀人×慶臣がメインで、二人の心情ががっつり描かれているわけではないので、いつそんなにお互い好きになったのか確かに少し分かりにくいところはあったかなーと思いますが、私はミステリーとBL要素のバランスが良かったと思います。最後の三輪の展開、賛否両論あるようですが、私は好きな終わり方でした。単に風呂敷を広げすぎて伏線を回収しきれず終わったわけではなくて、敢えて余白が残ってるんですがちゃんと伏線は回収されているので、不完全燃焼感はなかったです。分かりやすくハピエンで大団円な終わりが好きな方にはモヤモヤが残るのかも。でも長編小説とか映画のように、最後描かれてないけどこうなるんだろうなと考える余白があるのが好きな方にはハマる作品だと思います。確かに三輪のその後は気になるけど、個人的には慎仁×三輪のスピンオフより紀人×慶臣のその後のお話の方が断然読みたいかな。(←紀人が格好良すぎたのでもっと読みたい)
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